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TS悪魔になっちゃった!?  作者: るりやま
序章 悪魔、始めました。
5/14

お呼ばれってなんかワクテカするよね

少し長めです

どうも!皆さん!A君ことアリシャです!

さて……アランさんを気絶させてから約30分アランさんが目覚めました。

…………このまま眠り続けてれば良いのに……


「む………俺はどうしてたんだ?………そうだ!アリシャ!何をする!」

「…………その台詞は、女心を解ってから言って下さい……あっ!そういえば、え~………はい、こんな手紙来てましたよ?」


そうだ、実はアランさんが気絶してた30分間に手紙が来ていたのだ。わ…………俺も見てみたけど読めなかった……


「む……そうか。……………………………………………アリシャ、済まない。少しばかり用事が出来た、行ってくる」

「へ?あ、ああ。どうぞ……?」


一体どうしたんだろ?……まっ!悩んでも分かんないし、わ……………俺には関係ないしな。

……そうなるとやることが無くなるな……。この家、広いし探検でもしてみますか。


「それじゃ!出発!」




~三者視点~



アランは今、悪魔達の王がいる『城』に向かって歩いていた。アリシャから渡された手紙は、城からの通達であった。内容は、重要な話しがあるから至急城へ来い。と、いった内容である。

アランは、急いで城に向かっていた。


「チッ!……今は、子供を保護して大変だってのに……なんだってんだ!」


アランは、どんどん足早に成っていく、そして普段より早く城に着く。

そして、着くや否や、


「アラン・フォーリアンだ、王に呼ばれて来た」


アランは、門番に手紙を見せる


「………はい。確かに、お待ちして降りました。どうぞ、此方へ…」

「…………」


アランは、門番に連れられて、城で一番大きい部屋。真ん中に、玉座がある部屋である。


「王、御用は何でしょう」


アランは玉座にいる“女性“に問いかける。


「……アラン・フォーリアン、聞こう。“あの場所“に何かあったか?」

「……特に何も………しかし」

「……何だ、申せ」

「……“あの場所“で子供を保護しました」

「子供?……そうか……では、その子供を連れてこい!」


王と呼ばれた女性は、アランにそう命令した。




~アリシャ視点~



「あ~楽しかった♪……アランさんまだかな~♪『ガチャ』あ、戻ってきた」

「………アリシャ。一緒に来てくれ」

「…え?」


帰って来たのはさっきとは別人でした。

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