お呼ばれってなんかワクテカするよね
少し長めです
どうも!皆さん!A君ことアリシャです!
さて……アランさんを気絶させてから約30分アランさんが目覚めました。
…………このまま眠り続けてれば良いのに……
「む………俺はどうしてたんだ?………そうだ!アリシャ!何をする!」
「…………その台詞は、女心を解ってから言って下さい……あっ!そういえば、え~………はい、こんな手紙来てましたよ?」
そうだ、実はアランさんが気絶してた30分間に手紙が来ていたのだ。わ…………俺も見てみたけど読めなかった……
「む……そうか。……………………………………………アリシャ、済まない。少しばかり用事が出来た、行ってくる」
「へ?あ、ああ。どうぞ……?」
一体どうしたんだろ?……まっ!悩んでも分かんないし、わ……………俺には関係ないしな。
……そうなるとやることが無くなるな……。この家、広いし探検でもしてみますか。
「それじゃ!出発!」
~三者視点~
アランは今、悪魔達の王がいる『城』に向かって歩いていた。アリシャから渡された手紙は、城からの通達であった。内容は、重要な話しがあるから至急城へ来い。と、いった内容である。
アランは、急いで城に向かっていた。
「チッ!……今は、子供を保護して大変だってのに……なんだってんだ!」
アランは、どんどん足早に成っていく、そして普段より早く城に着く。
そして、着くや否や、
「アラン・フォーリアンだ、王に呼ばれて来た」
アランは、門番に手紙を見せる
「………はい。確かに、お待ちして降りました。どうぞ、此方へ…」
「…………」
アランは、門番に連れられて、城で一番大きい部屋。真ん中に、玉座がある部屋である。
「王、御用は何でしょう」
アランは玉座にいる“女性“に問いかける。
「……アラン・フォーリアン、聞こう。“あの場所“に何かあったか?」
「……特に何も………しかし」
「……何だ、申せ」
「……“あの場所“で子供を保護しました」
「子供?……そうか……では、その子供を連れてこい!」
王と呼ばれた女性は、アランにそう命令した。
~アリシャ視点~
「あ~楽しかった♪……アランさんまだかな~♪『ガチャ』あ、戻ってきた」
「………アリシャ。一緒に来てくれ」
「…え?」
帰って来たのはさっきとは別人でした。