気絶ってのはするもんじゃないさせるものだ
「ん、んん………」
あれ?此処何処?確か……あの人におにぎり貰って、それで………
「…………起きたか…」
「ッツ!………どちら様ですか…」
…… どうも、A君です。今起きたら知らんやつが居た…
「……お前、彼処で何をやっていた」
「何って……どういう「質問に答えろっ!!!!!」ッツ!!」
こ、怖い…よく見たら俺と同じ、尻尾と羽がある……
「あ、あの…えっと、その……」
「…聴こえな「ヒッ!」……」
「あっ………ご、ごめん、な、さぃ…」
ど、どどどうしよう……な、殴られる……?!!
「………はぁ…」
「(ビクッ!)」
「………お前の名前は?」
「……え?」
「名前だ、名前。無い訳無いだろう」
あっ!名前考えてなかった!ど、どうしよう?!な、なんかえーと?!………ああっ!もう!
「……どうした?」
「(ビクッ!)え~……あ、アリシャ!あう……」
い、痛い……舌噛んだよ………ヒリヒリする……
「……そうか……アリシャというのか」
ああ~……間違ってるし……怖いし良いや……本当は、アリサとでも言おうと思ったのに
「アリシャ「ひゃい!」……アリシャ、先程はすまない少し威圧し過ぎた」
いやいや!!物凄い威圧だったよ!もう半泣きだったよ!
「……アリシャだけ名前を言うのは、不公平だな……俺の名前はアラン、アラン・フォーリアンだ、宜しくなアリシャ」
「あ……はい…」
この男の人?は、アランさんって言うのか……
「………所で、眠るために少しばかり、着替えさせてもらったぞ」
「…………………………………………………え?」
え?え?『着替えさせた』?え?て、事は……ま、まさか……………
「ん?どうし「うわぁぁぁぁぁぁ!!」なっ!?ど、どうしたんだ!?」
「……か…」
「え?」
「裸、見たんですか……」
「え?あぁ、着替えたのだからとうぜ「……ッツ!バカァァァァァァ!!!」えっ!……ガフッ!」
見られたなんて……うぅ…もうお嫁に行けない……って何いってんだ俺?!!……私。はぁ…こっちがしっくりくるし……………
「(チラ)」
「…………………………」
……アランさん、気絶しちゃった……………ザマァ