戦争への誘い
なんだろう……シリアスとか言っておいて、シリアス感ほとんどない。
どうも!皆さん!アリシャです!現在は、やっと拘束具が外されて一息入れているところです。
「あ~……首がスースーする」
「はぁ…済まぬな、妾が細かく指示していれば……」
ローレンスさんは、俺を連れてきた男をジト目で睨む。
………あ、ビビッてるザマァww
「……で、アリシャよ。これを着けてくれないか?」
ローレンスさんは唐突に、一本のリボンを取り出して渡してくる。
「………これって、リボン?」
「うむ。そのリボンには封魔の術式がかけられているんだ。本来ならこれを着けて来てもらおうと思ってたのだが…」
「ア、アハハ……」
まぁ、別にリボンを着ける位首輪を付けるより遥かに良いしね。それに、検査で『測定不可能』なんて前代見門らしいし。
俺は、たどたどしい手つきでリボンで髪を結う。
「おお!中々似合うな!それは、さっきも言ったとうり封魔の術式がかかって、アリシャの魔力を大幅に封印するんだ。これからは、なるべく……嫌、必ず着けておけ」
「あ、はい」
「………アリシャ、真面目な話しだ。これから必ず、必ずだ、近い将来戦争が起こる。その時、…………アリシャ、お前の力をかして欲しい」
ローレンスさんは、至って真面目にそう聞いてきた。
……ふむ……天然の魔力チートか…。
面白そうだな。
「?……アリシャ…?どうしt「ローレンスさん」……何だ…」
ローレンスさん……この顔を見れば例えどんな答えが帰って来ても受け止める。って思考が伝わってくる。……俺は………。
「私は、戦争に、行きません」
俺は、ローレンスさんの頼みを蹴った。




