表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/14

プロローグ

 この世界は一つしかない。

「過去で人が死んでます、大変です、隊長!」

過去と未来。

「大変じゃな、過去の映像を早く映してくれ」

その一つ。

「映しました。 何ですかこれは? 謎の物体が人間を捕食しています。過去にこんな事例はありません」

そして今、過去では目を見張る光景が流れる。

「このままだと、地球は全滅だ」

「でも、過去の事だから、大丈夫なんじゃ...」

「いや、この過去と未来は繋がっている。 私たちの先祖が死ねば我々も死ぬ。 そういうことだ」

「そんな... それじゃ、どうすれば?」

「期待できる新人を送らせて事態の低下を期待しよう」

「その新人というのは?」

「今年の模擬訓練で歴代TOPの成績だったあのルーキーを向かせよう」

「でも、大丈夫なんでしょうか?」

「大丈夫だ。こういう予想外の事態に備えての模擬訓練だったんだ。期待は出来る」

「分かりました。それでは呼んでみましょう」

辺り一面にホログラムのように映像が映し出される、小部屋で隊長と呼ばれる男は徐にそう言った。

焦ってはいなかった。

危険な時代だと、認識していたがそれを物ともしない精神力の持ち主である。

そして、その男が言っている模擬訓練とは一体・・・

過去と未来を繋ぐ物語。


 -プルプルプル

丁度、一休みしようとした所で通信用の腕時計型携帯機(フォードステーション)が鳴る。

これが、自分の最初で最後の大きな試練だなんて、その時は思いもしなかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ