表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/16

テニス対決その2

織田からのサーブでゲームが始まった。トントンとボールを地面に二回ついて構える。拓也は織田に集中してみていた。そして大きくトスを上げた。かなり高く飛んで

「いくぜ!コノサーブはあぶないよ!」

織田も跳びかなり高い打点でサーブをうってきた。

油断していた拓也は一歩も動けなかった。

『こいつやるな……何てむちゃなサーブをうちやがる……』

15ー0

30ー0

40ー0

あのサーブが取れないまま1ゲーム落としてしまった。

『触れる事すら出来ねぇ………何てサーブだ……』

そうすると織田が、

「後2ゲームだね!本気出さないと負けるよ?」

「そ、そうだな。だけど俺が本気を出してみろ!速攻逆転だよ?」

「じゃあやってみなよ!水城君!」

そして2ゲーム目

今度は拓也からサーブで始まる。大きくトスを前に上げる。

「へーぇ。サーブ&ポーチですか。」

拓也は打った瞬間前に出る。これは普通の人ならかなりのプレッシャーになって突っ込んでこないはずなのに、織田はそれをものともせず自分も前に出て来た。多分その時二人は心で思ったであろう。

『勝負!!!』

そのころ静香は体育館でバレーをしていた。

「ナイスアタック静香!」

アタックを決めたはずなのに静香は浮かない顔をしていた。そして静香は叫んでいた。

「拓也のアホー!バカー!」

って感じでね。

多分アタックが決まるのは拓也への怨みをぶつけてるからであろう。そんな勢いで勝ち進んでいったらしい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ