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テニス対決 1

「ラケットどうする?」

「部室の使うから取ってくる。」

「俺の使いなよ!二本あるから!」

珍しく普通だったから拓也も普通に、

「ありがとう!」

受け取った瞬間なんか握り心地の良さや安心感が感じとれた。

「なぁなんか妙にフィットスるんだが!」

照れ臭そうに織田が言った。

「水城君のために作ってみたよ!」

あれ?こいつとは今日会ったはずだが?拓也は気になって織田に聞いてみた。

「なぁなんで俺ように作れる?今日会ったばっかなのに。」

「中学の時さ大会があったんだ。その時さ一段と輝いている選手がいた。それがそう水城君だったんだ!それでその大会から水城君をオッカケ?的な感じで見てたんだ!それで癖やなんやら分かるようになった。だけど高校に入ってから一回水城君の記事があったと思ったらそれから記事に出てこなくなってねーそうしてから一年?いや二年かな?そうしたら水城君がいる高校に転入になったからラケットつくってみたんだ!だめだった?」

拓也はそれを聞いて一言

「話が長い!」

頭を叩いてやった。

「っ……織田やっぱ真相は知らないみたいだな。」

「水城君なんかいった?」

「いやありがとうってな!まぁいいそれなら俺の強さを知ってるだろ。ならきついんじゃないのか?」

織田の照れ臭そうな表情が曇る。

「まぁ始めたらわかるよ。水城君。」

「おぅ。」そーいいながら拓也たちはコートに入った。

「水城君!ウィッチ?」

「じゃあラフ!」

ラケットがからから回る。

「あーラフだね!どっちとる?」

「じゃあサーブでいいや。」

「じゃあ3ゲーム1セットマッチね!」

そうして試合が始まった。ついでに和哉はパンを食べ終わってコーヒーを飲んでいた。

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