体育館で……
みんなに罵られたあと(織田にはDDTかましてやったけど)和哉と体育館に戻っていた。
体育館ではバレーの試合の最中だった。
「拓也見に来てくれたのー?」
「まぁそんなところだな。今俺らのクラスが勝ってるのか?」
「そうだよー!そういえばソフトはどうだったの?」
あの悪夢が甦ってくる………
「ぐっ………」
「水城君の空振り三振でゲームセットだよ!」
織田が横から………ってまたいつのまにか横にいた織田にビックリしながらラリアットを仕掛ける。そこで織田も覚醒したのかかわして後ろを取る。そのまま流れるように投げの動作に入るが体がひょろいから拓也を持ち上げれなかった。そうしたら拓也の反撃だ。まず肘で顔を殴って、ラリアットして、バックを取ってジャーマンでフィニッシュだ。
「ふぅ。やったか………」
「ねぇ拓也?織田君泡はいてるよ?危なくない?」「邪気が出てるだけだよ!いつか復活するさ!」
「そう?そうなのかな?」
「そうに決まってるよ!」
そうしている間にバレーの試合は終わっていた。
「あ!うちの出番だ!見ててね拓也!アタック決めてくるから!」
「いや。俺この間に飯食ってくるわー」
「ぎゃひひーん!もう知らない!拓也なんて滅んでしまえー!」
滅べって………すごいこというな。最近の女子高生は恐いですね。まぁいいか。と思いつつ体育館をあとにした。体育館をあとにした拓也と和哉は食堂のパン屋でパンを買い外で食べることにした。