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カタオモイ

作者: ことり。

私はユカ。


なぜだかここ数週間でいつもより肩が重い。


ずーんと右肩だけが重い。


ユカ「最近さぁー。めっちゃ肩重くてー。整体とか行ってみようかなー。どこか良いと所知ってる?」


友人「あるよー。そこは霊視もしてもらえるみたいだから、スピリチュアル好きには人気なんだよねー。行ってみる?」


後日友人に教えてもらった霊視もしてもらえる

整体に行くことにした。


整体師「いらっしゃいませー。」


ユカ「予約したものです。宜しくお願いします。」


整体師「右肩もしかして重い?」


ユカ「え?!何で分かるんですか?そうなんです。


私、数週間前に病院にケガで入院してて。足をケガしたから肩は関係ないと思うんですけど、、、。」


整体師「うん、うん。そうね。あのね、あなたの右肩に男性が見えるわ。入院していた病院に彷徨ってた霊みたいだわ。あなたの事が好きになって付いてきちゃったみたいね。」



ユカ「え?私霊に惚れられちゃってるんですか?どうしたらいいですか?」


整体師「少しその男性と話をさせてもらえる?」


ユカ「はい。お願いします!」


整体師さんは5分間の間右肩をじっと見つめた。時折り静かに頷きながら、、。


整体師「後1週間は一緒に居たいって言ってるわ。でもあなたの体が持つかどうか。かなりの粘着体質で体力も奪うからとても危険な霊だわ。」


私はそれを聞いてハッとした!!私の友達の中にかなり色っぽくていい女がいるのだ。


その子に会えばきっとこの霊はすぐに私からその子に取り憑くはず!!


整体師「明日も来れる?霊を説得するわ。」


ユカ「ありがとうございます。でも私に良い考えがあります。」



整体師「良い考え?無茶はしないでね。」



店を出るとすぐに思いついた友達に連絡をし、すぐに会う約束をした。


ユカ「久しぶりー!変わらずあなたは綺麗ねー!」


友人「ありがと!ユカこそ変わらないわよ!」


これだけきれいだったらすぐに私から友達の方に行くわね!


「じゃあねー!!またねー!」


別れてすぐに右肩がスゥーッと軽くなるのが分かった。


あーやっと軽くなった!粘着体質の霊なんて実在する人物でも嫌だわ!あーホントにスッキリした!



そう思いすっきりした気持ちで数日経ったある日、次は左の肩が前の時よりずっしり重く感じていた。


そしてすぐにあの整体に駆け込んだ。


「いらっしゃい、、、え!?」


私を見た瞬間凍りついた整体師。


「今度は左肩がもの凄く重くて、痛くて。」


「前の男性はもう居ないわ!けれど前よりすごい量の男性が見えるわ。あなたの友人から貰ってきたみたいね。もう私の手には負えないわ!」


「え!?お願い!!助けてーー!!」





あーこれは大変!色っぽい友達にも沢山霊が憑いてたみたいですね。悪いことはできないですねー。あなたも久しぶりに友人から連絡が来たら御用心を。。。    by作者















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