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おもてなしダンジョンb 俺以外……


「基本木板と鉄帯の物体だから、普通の攻撃でも効くけど油断……」

「どれどれ」


 ガチャッ

 目の前でいきなりアルフレッドが無造作に開けた。


「ワーーッやめろーっ」

「んっ?」


 しかも俺の声に反応して彼は油断して振り返る。

 グアッッ!!

 魔物の宝箱は大口を開けて噛みつこうとする。


「危ないっ!」

 

 ドガッザシュッ!

 俺は思わずアルフレッドを突き飛ばして代わりに挟まれてしまった。ぐはーっ



「キャーッ!?」

「ユリナスーッ」


 彼女達の悲鳴の中、ルウィナ達の嘘報告の様に魔物に挟まれ俺の意識は遠く……ならないけど? うっ師匠の基本加護のお陰か全然平気過ぎる。でも……


「ぐはっコイツを剣で倒してくれっぐあああ」


 ちょっと過剰に苦しんでみた。その方が達成感があるでしょ?


「くそー済まないっ待ってろーーっ! オリャーー」


 ザギュザギュッ

 彼は号泣しながら剣を振るう。


「私たちも魔物に回復よっ!」


 噛まれながら俺は軽くコケた。


「ダメでしょっこいつはアンデッドじゃないから、殴って!!」

「あ、うん」


 噛まれながらも指導する俺。

 ゲシゲシ

 最大の武器を俺に封じられてタコ殴りにされたミミックは死んだ。



 ウィーン、ゴロリ

 死んだ宝箱から俺は排出され、中には光る宝石がっ


「うっいてて(ホントは痛くないけど)」

「許してくれっ俺の不手際で……ユリナス大丈夫かっ!?」

「どこもケガしてない?」

「大丈夫だよ、そんな事より宝石が……」


 グッ

 またもや胸倉を掴まれる。あの~貴方のせいで噛まれた怪我人て事なんだけど?


「バッカ野郎、宝石なんてどうでもいいんだ、お前が無事なら何も要らないよっ」


 女の子ならなお嬉しかったなぁ。彼は俺の身体をペタペタ触りまくる。恥ずかしいからやめろぉ~けれどいい奴だ。シャリィとレミランも涙ぐんでる。ううっこのPTで良かった。



 ーそして遂にボス部屋の前に来たので御座います。


「お前本当に大丈夫か?」

「噛まれ所が偶然良かったみたい! 凄い鎧も着てるし」

「確かに回復師にしては凄い鎧ねえ?」

「ユリナス貴方もしかして……」


 ドキッ


「凄く頑丈?」

「う、うんそうなんだ。魔力は弱いけど硬いみたい!」

「よし、皆準備はいいか? ボス部屋だぞっ」

「うん!」 「はい……」

「皆油断しないでくれっ!」


 くくく昨日下準備した瀕死の黄金のゴーレムがいるハズだっ。それを倒せば絆がまた深まるぞ。

 ガガガ

 石の扉が開いた。


 シャキーンッ

 しかし中には完全回復した黄金のゴーレムが両手を上げて立っていた。


「グオオオオオッ」


 へ? 回復はやっ



「黄金のゴーレムだっ!!」

「俺が盾になるっ」


 焦った俺が一歩前に進んだ直後であった。

 ブーーンッ!

 いきなり黄金のゴーレムは太い右手を大きく振った。


 バシュバシュバシュッ!

 光り輝く小さな何かが飛び出て来る。それは金の疾風という広範囲攻撃だった。


「ぐはっ」 「きゃっ」 「やっ……」


 バタバタバタ……

 一気に俺以外の3人が一斉に倒れた、即死だった。PTは俺以外全滅した………………

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