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幕引きの弓

 

 暗闇の中にいた。自分の手元すら見えない。


 十二月の夜だった。外は凍えるように寒くって、コートを着込んでいても身震いしてしまう。一人ぼっちで肩を抱きながら、今朝慌てていて手袋を玄関に置いてきたことを後悔した。

 はあ、と吐いたため息は真っ白で、それだけが自分がここにいる証明みたいだった。


 中学三年生、冬。放課後の進路相談は難航を極めた。

 成績表とあたしの顔とを見比べて懸命に話す先生の目からだんだん生気が失われていく様は、もういっそ芸術的なほどだった。


 結局志望校も決まらないまま下校時刻になって、あたしは送ってくれるという先生の申し出を丁重に断った。

 数時間の余計な残業をさせた上、最終的に何の解決もできなかったのだ。二人っきりなんて気まずすぎて拷問だ、家に帰ったら必ず連絡を入れると約束することで、あたしはようやく校舎を出た。


 最寄りの古いバス停までとぼとぼと歩き、ため息と一緒にボロボロのベンチに腰掛ける。

 それからすぐのことだった。屋根に取り付けられた年季の入った蛍光灯が、チチチ、と遺言のように点滅した後に消えたのは。

 

 ……バス停の灯りをあてにしてか、街灯は近くにはない。目の前には道路しかないのに車通りもほとんどない。

 おまけにその日は曇りで、星はおろか月ですらも辺りを照らさなかった。


 真っ暗闇の中で一人、震えていた。寒さのせいだけじゃない。

 数日前、お母さんにかけられた言葉を思い出す。すぐ近くじゃないけど、市内で女子中学生に不審者が声をかける事案が頻発していると。

 ……悲惨な死に方をするぐらいなら、気まずさで死んでしまう方がずっとましだったかもと、今さら先生の厚意に甘えなかったことを後悔した。


 次のバスまであと十五分は待つ。

 スマホは持ってない、高校に入ったら買ってもらう約束だった。逃げようにも100m走るのに20秒かかる足では絶望的だ。


 身も凍るような静けさの中で、自分の心臓の音だけが痛いぐらいにうるさい。震える手を祈るように握る。氷みたいに冷たかった。


 せめて、と息を吐きかけた音に重なって。

 誰かの足音が耳に届き、呼吸を止めた。


 近づいている。数メートル先から、もう数歩先。

 あと三歩、二歩、一歩────


「あの、」

「こ、殺すなら痛くないようにさくっとお願いしますー!」


 わー、と騒ぐあたしの横に、その人はすとんと静かに腰掛けた。


「…………。あれ?」

「殺さないよ。バス停はバスを待つ所でしょ」


 あ、笑った。

 暗くて何も見えないのに、なぜかはっきりと分かった。

 声の雰囲気からして、あたしとそう変わらない年の男の子のようだ。

 不審者じゃない、そして自分は一人きりでもない。そのことが分かって体から力が抜ける。

 ほっとすると、人は涙が出るんだって知った。

 

 その人は屈託なく話した。あたしと同じ中学三年生だということ。小学生からずっとサッカーの練習を続けていること。

 家はこの近くではないけど、ここから少し行った所にある高校が第一志望で、部活の見学をさせてもらった帰りなのだということ。


 最近悩んでいることは自分の名字に高いと遠いという漢字が入っているので、なんとなく受験生としてはハードルを上げられている気がして、試験で記名するたびに本当はちょっぴり嫌なのだということ。


 あたしが最近の誰にも言えない悩みとして、先生のおでこが後退したのは自分の成績が上がらないからなのではないか?と大真面目に考察を打ち明けると、その人はごめんと謝りながら大笑いしていた。


 あたしに謝ってるのか先生に謝罪してるのか厳しく追及したらもっと取り返しが付かなくなったらしく、あんまりにも笑うものだから何だかおかしくって、あたしもつられて笑った。


 楽しかった。時間を忘れるくらい。さっきまでの不安はどこかに消えてしまっていた。


「……それでね、その時……」

「……」

「? どうしたの?」

「いや。もう行ったみたいだから大丈夫」

「行ったって誰が?」

「それよりほら、バス来たみたいだよ」


 言われて目を凝らすと、暗闇の中に小さく浮かぶライトが目に飛び込んできた。


「ほんとだ! よかった……」


 ほっと胸を撫で下ろし、膝に抱えていたリュックを背負って立ち上がる。


「あ、そう言えばどこで降り……」


 バスに乗り込みながら振り返ると、そこには誰もいなかった。


「あれ?」


 ステップで立ち尽くすあたしを乗せ、バスは走り出す。

 窓から外を覗くと、歩道を一人で歩く知らない制服の男の子を一瞬見かけたけど、すぐに追い越してしまった。



 次の日の朝リビングに降りると、お母さんは開口一番「良かったわね」と言った。

 何がと問えば、


「昨日の夜、中学のバス停近くで不審者が出たんですって。通報があって捕まったんだけどね、刃物を持ってたそうよ。何もなくて良かったわね」


 あたしは呆然とその話を聞き、ぺたりと自分の頰に触れた。あったかい。

 生きているのが不思議に思えて、朝ごはんの味もほとんど分からなかった。


 その日の放課後、職員室に駆け込んで志望校を告げると、先生はショックのあまり白目をむいて救急車を呼ばれかけていた。

 ここから近いサッカーの強豪校でもあるというその高校の偏差値は、県内でもトップクラスだったから無理もない。

 死ぬ気でやったって無理だぞ、という先生に、一度死んだような身です、とあたしは胸を張った。


 

「高いに、遠い。高遠(たかとお)くん、かな?」


 思えば顔も名前も知らないわけだけど、不思議と心に迷いはなかった。

 もう一度会って、そして今度こそ言うのだ。

 守ってくれてありがとうって。



* * *



 とう、と地面を蹴って2メートルほど高くジャンプしながら、バルコニーを足がかりにぴょんぴょんと家屋の屋根に登る。青空を近くに感じながら、煉瓦の上で仁王立ちすると、ピュウと高所を吹く風が胸まで伸ばした栗色の髪を流していった。

 だけどそれは一瞬で、風は比較的凪いで穏やか。

 いいことだ、()はまっすぐ飛ぶに限る。


 通りの向こうにかすかに土煙が上がる地点を確認すると、あたしは不安定な屋根の上を9秒台のスピードで走りながら、屋根から屋根の数メートルの隙間を軽く越え、町の空を飛ぶように移動して行く。

 だんだんと煙の向こうに浮かぶ巨大なシルエットが鮮明になり、戦いの激しい音が耳に届く。


 やがて町の大通りの中心、円形の広場にたどり着くと、あたしはようやく敵の姿を捉えた。そしてその対面に、


「ギュスタさん!」

「その失礼な渾名……アマミヤアリアか!? どうやってそんな頭が高い所に登った!? いやそれはどうでもいい! おい君は本物の馬鹿なのか、何をのこのこ戻って来ているんだ! あの少年がどんな思いで君を……おお?」


 ひっ、と思わず息を呑む。

 それも無理はない。何しろ、巨大な猪がかぎ爪のように上向いた太い牙を振りかぶり、その下にいたギュスタさんを引っかけて、大きな首を振り乱す勢いのまま空中に放り投げたんだから。


「────!」


 思わず目を瞑ったけど、そこはさすが王立騎士団の人。軽やかに身を翻すと華麗に屋根の上に着地を決め、ふうと額の汗を拭った。

 そして即座に表情を引き締めると、ギュスタさんは屋根の下──大通りの幅いっぱいに陣取って、耳障りな咆哮を上げているその魔獣を睨んだ。


 ……ギュスタさんだって森でちらりと見ただけでも相当強い人だし、握る剣と鎧を濡らしているのは敵の返り血のようなのに。

 あの猪、上から見る限り()()()付いてないように見える。

 そこであたしはようやく重大なことに気づき、ギュスタさんに詰め寄る。


「ギュスタさん、高遠くんは?」


 ギュスタさんは苦々しげに右手で地上、猪の前方に立つ小さな影を指し示す。構えた剣が遠目でもまぶしいくらい光って、あたしは反射的に口を開いていた。


「高遠く……」


 しかし直後、猪は巨大な頭をもたげて、その牙を高遠くんに向けて振り下ろす。


「ギャ──!?」

「……おっと」


 あたしの悲鳴をよそに、高遠くんは手にした聖剣を無駄のない動きで振り上げると、難なく長い牙を切り落とす。

 そしてそのまま間髪入れずに間合いを詰めて、猪の巨大な前足を一本、根元からばっさりと輪切りにしてしまった。四点の一点を失って巨体は無様にバランスを崩し、地に崩れる。

 あれ、なんだろう、結構簡単に……? と思った直後、


「……あまり気持ちのいいものではないよ」


 ギュスタさんの呻くような一言の意味を、すぐに理解することになる──

 猪の足の切断面、そこから白い骨が伸び、赤い肉が盛り上がるように湧き出て、瞬時に足の形を成すと、もう硬そうな毛に覆われてしっかりと地に足裏を付けていた。


 ────き、切った足が生えてきた!?

 愕然としてギュスタさんを見ると、彼は苦々しげに唇を噛みその光景を眺めていた。


「奴は知性もなければ、攻撃も大振りなため避けるのも難しくない。……ただ、あの少年の手で、あのようにとっくに数十回単位で致命傷を与えているはずなのに、何度も再生を繰り返し力尽きることがなかった」

「何ですかそれ……不死身ってこと!?」

「そうは思いたくないがな……完全なる不死など魔族ですら成し得ていない。必ず何かしらの弱点があるはずだ。……こちらが消耗しきる前に、それを見出せればいいが」


 あたしはごくりと唾を飲み、屋根の下を見下ろした。

 巨大な魔獣と正面から対峙し、高遠くんは苦しげに肩で息をして、心臓がある左胸のあたりをキツく押さえている。まるで()()()()()()痛むのに耐えるように。


 そこでハッと気づく。高遠くんだって何も食べずに飛び出していったんだから、あんなにスキルを使い続けたらあたし基準ならとっくに餓死してる。

 もしかしたら代償も愛読書と同じように勇者によって固有のもので、高遠くんのスキルの代償は『空腹』じゃないのかもしれない。

 だとすれば、あれ以上無理したら──


 焦りながらふと下を見ると、猪の頭、その剛毛の隙間に何か赤くキラリと光るものが見えて目を瞬く。ん……?

 両目の視力は2.0あるけど、さすがにあんなに遠いと全然見えない……と、眉間にこれでもかとしわを寄せていると。


 一瞬で視界の解像度が急速に上昇し、猪の毛の一本一本までが鮮明に映し出されて目に飛び込び唖然とする。4K高画質イノシシ強制視聴!!?

 

 ……ちなみに愛読書(ギフト)曰く、人類の視力の限界を以てすれば1km以上先にいる人の顔でもはっきりと判別することができるらしい。うかうかあくびもできないね。


 猪の額、その中心。スキルを使わなければまず見えない程の小さい何かが輝いている。

 それはあの魔族の瞳と同じ、怪しい赤色の光を放つ宝石のようだった。

 

「ああ! そういえばあの赤い石、森であの子豚のおでこに魔族がぐりぐり埋め込んでたような?」

「魔族に遭ったのか!? よく無事で……。いや、赤い石と言うのは魔石の事か? 魔王の魔力の結晶、魔族が有する不死の力の根源とも言われているが。だとすればあれが切っても切っても再生するのは……と言うか君よく見えるな? 俺にはどこにあるかも分からないんだが」

「諸事情ありまして……つまりあの石を壊せば不死じゃなくなるってことですよね。分かりました!」

「はあ? 何が分かったんだ、あんな豆粒みたいな一点に攻撃を与えるなんて不可能だろう。接近しようにも角と牙が邪魔で、剣で切りかかるのは至難の業だし……おい聞いてるのか? 行くな、そっちは危ないから大人しくしてろ!」

「でも近付かないと()()も定められないでしょ。ちょっとでもビビっちゃったら照準がズレておしまいなので、成功を祈っててくださいね」


 へへ、と指を二本立てて笑って見せると、ギュスタさんは珍妙なものを見る目をして首を傾げた。

 あ、しないんだ異世界の人はピース……。無事に生き残れたら流行らせちゃおうかな。


「射たことあるのか?」

「人生で一度も」


 でも人類は何度でも、それこそ記録を残せるぐらい繰り返してきたことなので、不思議と不安はなかった。

 エリュシカに借りた大きな弓を片手に屋根の上を走る。ちなみに矢は一本。おさがりだから仕方ないけど、石一つ分なら十分だ。


 あたしは足踏みにちょうど良さそうな足場を見定めると、激しい轟音が響く地上に向かって、すうっと息を吸い込んだ。


「高遠くん! こっち!」

「雨宮さん!? なんで……」


 なんで来た、と怒られるのかなと少し身構えていると、


「なんでそんな高い所にいるんだ!? 落ちたら危ないだろ、受け止めるから早く下りて!」


 器用に猪の攻撃を(かわ)しながら、真剣な顔で手を差し伸べられてずっこけた。危うく本当に落ちそうになる。あは、と場違いに頬をゆるませつつ、甘いお誘いに心が揺らぐ前に手短に叫ぶ。


「ここから当てたい! 手伝って!」

「…………分かった!」


 弓道部でもないのに弓を携えて、たった一本の弓を握っておでこを指さすあたしに、高遠くんは一瞬困惑した表情を見せたけど──拙い言葉足らずのお願いも、無茶な作戦も、全部信じて頷いてくれた。


 高遠くんは餌を見せつけるように聖剣を振り、実に巧みに猪を誘導し、その額があたしの正面に向くように立ち止まった。その距離は近く、今にも噛み付かれてしまいそうだったけど怯むこともない。


 だからあたしも少しも震えることなく、両足を開いてしっかりと煉瓦を踏み締めて、足場を固定した。

 姿勢を正し、弓を構え、たった一本の矢を弦に充てがう。

 右の拳を弦ごと後ろに引き寄せながら、研ぎ澄まされた視力で狙いを定める。風の流れ、飛距離、弓に触るのなんて生まれて初めてなのに、全部手に取るように分かった。

 的は数十メートル遠くにあるけど、余裕だろう。

 だって人類の射撃スキルは、数百メートル先の的だって正確に射抜けるんだから。

 視界は良好だ。何にも迷うことはない。


 限界まで張った弦から指を放すと、自由になった矢は吸い込まれるように一点を目指す。

 そうして当たった切っ先に穿たれて赤い宝石が砕けるのを視認したと同時に、あたしは叫んだ。


「高遠くん、がんばれーー!」


 待ち構えていたように振り下ろされた聖剣の輝きが、視界の先を薙ぎ倒す。

 巨大な猪の悲鳴が広場に響いて、それはもう二度と繰り返されることはなかった。



* * *



 階段を降りるようにトントン、と屋根から地上に足をつけて、地に伏したマンモスみたいな死骸と血だまりに顔をしかめる。一撃だったな、さすがは皆殺し系男子。


 ぐちゃぐちゃになった広場の惨状の中、会いたいようで会いたくないその人を、でも心臓が無事か心配できょろきょろと探してると。


「雨宮さん!」


 その人もあたしを探していたようであっさり見つかり、代償の方はもう大丈夫そうでよかった、とほっとしながらも、迫る死刑宣告を前にびくっと震えて縮こまる。

 高遠くんはうれしそうにあたしの前で立ち止まると、少年らしく目をキラキラと輝かせて笑った。


「驚いたよ、あの状況下で一発で的中させられる弓の名手! 『平家物語』巻十一、那須与一?」


 そんなもんが本棚に入ってるのに古典で赤点取りまくる人やばすぎる、と戦慄しつつ、愛読書クイズの正解を発表する余裕もなくあたしは弱弱しく唇を震わせた。


「……絶交って、いつするの? 今から?」

「え? ああー……」

「するならするってする前におしえてね、ちゃんと心の準備しないと死んじゃうから……。……うー……やっぱりやだよ……さみしいよー……」

「な、泣かないで雨宮さん? あれは飛躍した脅し文句であって本当にするつもりなんかなくて、」


 えぐえぐしゃくりあげて泣くあたしにひどくうろたえ、高遠くんは珍しく焦った様子でそう言った。

 だけどその釈明はあまりにも解釈違いだったので、あたしは泣きながらキッと眉を吊り上げて怒る。


「嘘だ! 高遠くんは自分の発言には責任持つ人だもん、高遠くんに二言は無いよ!」

「なんで反論されてるんだ、本当は絶交したいのか……? ……じゃあもう無責任な奴でいいよ。ていうか無理だろ絶交は、これからずっと一緒なのに」


 ずっといっしょ……いっしょ……っしょ……

 おかしそうに笑う顔がかわいくて、ついでに背景にこだまする台詞もカロリーが高すぎて消化できず、脳のオーバーワークに涙も引っ込む。


 かわりに湯気が出そうなほど顔が熱くなってきて、恥ずかしさのあまりうつむくと、今度は心配そうに至近距離で覗き込まれた。ウワーー!!波状攻撃か!!??


「雨宮さん大丈夫? ねえ苦しい? 誰かに何かされた?」

「ナイフでぐさぐさ刺しながら心配してくるタイプのサイコパス??」


 突然始まった勇者vs勇者のエキシビションマッチに普通に敗北しそうになっていると、タイミングよく「お姉さーん!」と駆け寄ってきてくれたエリュシカの声で命拾いする。

 あ、危なかった、ドキドキの過剰摂取で世界を救う前に死んじゃうところだった!


 最大の天敵は魔王より意外と近くにいるのかも、と恨めしく見上げると、高遠くんはちっとも分かってなさそうに力強く頷いた。「よかったね」ではないです。


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