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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

深夜の短編集

四角く赤い幸せ

作者: yu

あなたの手に触れる。近いようで違う体温。似ているのに違う爪の形。お揃いの薬指の煌めき。嬉しい。


ああ、幸せなのかもしれないな。

あなたの命の煌めきをこうして側で見ていられる。あなたの人生の特等席に座っていられる。あなたと同じ歩幅で歩んでいられる。これ以上に嬉しいことがあるとは思えない!だけどね、思い付いたの。あなたとずっと一緒にいる方法。だからね。ちょっと痛いけど、がまんしてね?



あ、こぼれちゃった。もったいないもったいない。きちんとすくわないと。

あなたのいっぺんまであいしてあげるってやくそくしたんだから。

あなたをかんじられるものはぜんぶきちんとしまっておかなきゃ。

ちゃんとなかみがみれるように。ほら!おおきなすいそうでしょ!あなたはこれからずーっとずーっとここにあるの!

まいにちかわっていくいろもにおいもあじもちゃーんとおぼえていてあげるからね!

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