生きるって面倒くさい:プロローグ2
なし
朝焼け・・でいいのかな?これは・・
朝陽が焼ける。
端的に言ってそういうことだった。
っておいいいいいいいいいいいいい!
プロローグ(1)では夕暮れだったよね。
つまり、俺は一言言いたい。
夜どうしたよ!夜どこにいった!?夜吹っ飛ばして、朝行っちゃったよ。俺の真夜中の超激闘、超死闘、超恋愛ヒステリーミステリアスな展開どこにふっ飛ばしやがった!この四流作者めm9!
「はいはい、やればいいんでしょ」
おお、ちゃんとやれよ。じゃあ俺の自己紹介から始めてみ
「あー・・なんか。面倒ですね」
おい、早くしろ!
「はいはい、ではでは」
・・・
主人公、木村繁はとやかく言うとても惨めなロンリーさんでした。
・・ん?聞き間違いかな?なっ?なっ?なっ?
無言のプレッシャーが作者に注がれる。「非常に気まずいのですけど・・」
筆を取って「訂正」と打ち込む。
訂正
木村繁はそれはとてもとても優秀な子でありまして、それ以外に何の取り得もない在り来たりな大学四回生でした。
「あっ」と言う間に彼は大人です。
大人になるのが嫌な大人でした。世間からはそういう大人見たいな子供はうとまれます。
ニュース番組のネタにされ、今後どうしていけばいいのかは言うものの、「行動に移す過程があなたたちには足りない」と言い切ってCMや次のコーナへと言葉巧みに持っていく。さすがはプロの評論家。
私はスタンディングオベレーションで手が痛くなるほど拍手をするでしょう。しかしそれに私は感動、同意したのではありません。
笑みを零したのです。
笑いながらの拍手はただの嘲笑。つまり、馬鹿にしながらシタリ顔で笑ってやったのです。
「こいつはなんと、まあ、なんというセンテンスを頭の中に浮かべているんだろうねー。それとも元からDからあらかじめ了承していたかのように