反省
「先生本当ですか!?何かの病気とかではないんですか?」
「大丈夫ですよ。ただ熟睡しているだけですから」
そんな会話を耳にしながら重たいまぶたを開けてみる
げっ!!なぜこんなに人がわらわらしてんの?
「娘さん目を覚ましたようですよ」
「ミリーちゃん心配したわ」
「あぁ〜ミリーネ心配したよ。」
美人さんのママともう一人の男性が私を抱きしめる
おうおう、これまたブルーの髪の上に
きれいなブルーの瞳のイケメンだ
どうやらパパらしい
よくあるお話だけど
美人とイケメンばかりじゃないか
メイドさんらしき人達も赤茶の髪にキレイなトビ色の瞳が二人全く同じ顔…
双子なんて萌えメイドじゃないか…
誰の趣味だよ
お医者さんらしき人も渋いオジサマで
顔立ちが良い人たちしかいなくね?
でもさでもさ、こんなにイケメンや美人ばかりなら私も美人まっしぐら?
でもパパやママらしき瞳に映る私は顔が大仏様みたいに膨らんでいて目も空いてんだか
つぶってんだかわからんくらい細いんだけど
橋の下から拾われたのか???
どちらにしろやはりMPが無くなると危険なんだなぁ〜
でも、携帯小説見る限りはこれを繰り返せばレベルが高くなってチートまっしぐらなはず
自分で自分に英才教育を施さねば
こんなへちゃむくれに生まれたんだもん
手に職無いと私生きていけないような気がするわ…
この時代って整形ってあるのかしら?
とりあえず皆が寝静まるときに魔法の練習をする事にしようと心に誓った
美人ママの涙はキツイね