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よくあるお話?  作者: 美晴
1/7

始まり

こんなことになるなんて夢にも思っていなかった…。


よくあるパターン

小学生の子供がトラックに

引かれそうになり身を挺してなんとか

小学生は助かったけど

自分はそのまま…あぁ詰んだな

って思って次の瞬間目を開けるとここはどこ?私は誰状態になっていた


まず身体が動かない…

声を出して見ると何故か泣き声になる?

周囲を見ると木の柵が私を囲っている

上には豪華なシャンデ…リア?

周りも見たことがないインテリアみたい


何?何?何〜何なの一体

叫び続けると

ものすごく美人で金髪の目が紅い女性が現れ

『ミリーどうしたんでちゅか?』

美人で赤ちゃん言葉で話しかけられながら抱っこされる

私、どうなってるの?

美人の目に私が写っているみたいだけど

まんま赤ん坊の姿

何なのだ一体なぜ私は赤ん坊なのだ

結局、美人に下の世話をされ授乳…

空腹には勝てない

とりあえず振り返ろう


私、荻原 里依紗29歳平凡なOLで

彼氏も友達もいなくて孤独なおひとり様

ただただ毎日、自宅と職場を往復する毎日だった

唯一の楽しみが満員電車に揺られながら見る携帯小説だった

ものすごくハマっていて毎日毎日いろんな小説を見ていたんだったよな〜

って、あれれ?

まさにそんな展開じゃね??

最後の記憶がトラックに引かれる寸前

目が覚めたら赤ん坊…

これって異世界転生そのまんまだわ

まさか魔法があったりしてね〜

美人に授乳されながら考えていたら

急に美人が「あら?暗くなってきたわね〜『ライト』」

瞬く間にシャンデリアに

光がともしましたぜ!?旦那…


本当に魔法があったよ

私も魔法が使えるかも

ライトっていえばいいのかな?

おっぱいから口を話し

まねしてみる『あだだ〜』

なんにもならねぇ…

魔法無いんじゃね?まず話せてないし

「フフ、ミリーちゃんはママの真似をしたのかしら?魔法大きくなったら勉強しましょうねぇまずはゲップを致しましょう」

そしてまた木の柵に戻された

まぁ、ベビーベッドなんだけどさ


ひとりぼっちになり

携帯小説を色々思い返し考えてみる

魔法使う時呪文唱えていたけど

無詠唱魔法ってあったはず

心で考えながら…

確か魔力が血液のように流れているってよくあるお話よね?

それも想像しながら人差し指を光らせようと

「あだうだぁ〜」と無意識に声出ちゃってるけど

頑張ることどれくらいだろう光そうって思った瞬間に意識が飛んでしまった

飛ぶ寸前に「あっMP無くなると意識もなくなるんだったぁ…」

そうして私は深い闇に落ちていった




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