登場人物 まとめ 第3回 ※400話段階で
本編ではなく、登場人物のまとめになります。
……長かった(白目)
あくまでも私の独断と偏見の下にまとめたものですので、そのことをご了承ください。
【学生・アイドル関連】
1 新海陽翔:主人公。家庭内民主主義で多数派工作に苦労している。普段は一も二もなく自分に合わせてくれるラティアが、特定の議題となると家庭内野党の筆頭となり暗躍するため頭が痛い。
“お風呂・洗濯・疑似お泊り会での寝る部屋割り振り”は決を採る時点で既に5対1となることが定められた未来となっているため、議題に挙げさせない努力が大事。
今後はロトワへの根回しの際、おいなりさんレートが2個から3個に増えるかもしれないと考えている。
2 織部柑奈:異世界に勇者として召喚される。
青年とは相棒以上恋人未満の特殊な関係。“棒”や“特殊”など特定のワードに反応する多感なお年頃。
ロトワ(※後述)購入の際に演じた“ブレイブ仮面”を密かに気に入っている。
異世界救済を更に確実にすべく、より大きな力を得るため“大精霊ノーム”のダンジョンに挑戦中。
3 逆井梨愛:織部柑奈と親友関係。その親友と再会を果たし、青年と共に織部をサポートしている。
進学はせず、アイドル・探索士の二足の草鞋で頑張って行くことを決めている。
最近その親友よりも志木との急接近が目立ち、青年に色んな意味で心配されている。
4 志木花織:月園女学院の高等課程3年。受験勉強に探索士にアイドルにと多忙な日々を送っている。
青年と様々なイベントをこなし、着実に正ヒロインとしての階段を上っている。
最近はラティアや逸見など、色気漂う女子会で穏やかなオフを過ごすことが楽しみ。
ただ青年から、赤星とのコミュニケーションをもっと積極的にして欲しいと言われてその通りにし、逆に思い人に百合と思われたかもしれないとここ数年で一番頭を悩ませている。
5 皇律氷:志木の後輩にあたる中等課程3年。“ウンディーネ”の装備を贈られ、地球人で初めて水属性の魔法を使用できるようになる。
また志木が卒業することもあり、自立心の成長著しく、椎名も目を細めてその成長を喜んでいる。
それ以外に肉体的な成長もあるようで、一部の胸無族から羨望と憎しみの目で見られているとか……。
最近はルオは勿論、光原妹(※後述)ともよく会っており、控え目だった性格に更に積極性が増してきている。
6 赤星颯:私立高校の3年でシーク・ラヴの一員。“シルフ”から装備を贈られ、更に戦闘における頼もしさが増した。
推薦で既に大学合格を決めている。
逆井と同じく、織部の存在・事情を認識しており、青年から頼りになる相手No1との称号を密かに与えられている。
だがそうしたところが正に伏兵と呼ばれる所以ではないだろうか……。
7 桜田知刃矢:高校2年生で、赤星の後輩にあたる。“ノーム”から土属性の装備を贈られているが、青年や空木(※後述)曰く“マイクロビキニの上に、エロゲーで出てきそうな踊り子の布が追加されただけのドエロい衣装”とのこと。
レイネ(※後述)と姉繋がりでとても仲が良く、オフの日はよく一緒に過ごしたりもする。
8 白瀬飛鳥:シーク・ラヴのメンバーの一人で、胸無族筆頭。お忍びで青年といつか、一緒にコスプレイベントに参加することを夢見ている。
最近の不満は逸見、飯野の二人とセット扱いされること、ではなく。とある身体的特徴を捉えて“三乳士”の一人として数えられること。
だがそれがなぜ不満なのかは大人の事情で口に出来ず、それでよりストレスが溜まることに……。
9 逸見六花:現役大学生で白瀬と同じ事務所に所属している。
ルオが“ナツキ・シイナ”としてアイドルをするのを多分、一番楽しんでいる人。
白瀬や飯野など普段行動をともにする相手とは別に、志木や皇などが通う学校の卒業生ということもあり、その二人には特に目をかけている。
立ち回り・年齢から大人な存在として見られることも多いが、それで偶に青年から発せられるイジる空気を敏感に察し、年上はあまり好みじゃないのだろうかと心配している。
10 飯野美洋:白瀬・逸見に負けず劣らずの巨乳の持ち主で“三乳士”の一人として数えられる。
過去、胸の大きさのせいであまり良い思い出がなく自信を持てなかったが、最近では青年の気を惹く武器の一つにでもなればと積極的に肯定できている。
それ以外にも、年下ながら慕っている白瀬と“大きい”という点でお揃いなのもあって、自分の胸に前向きな意味を持たせることが出来てきた……が、なぜか白瀬には“一緒にしないでください”と言われ、地味にショックを受けている。
11 空木美桜:いわゆるシーク・ラヴ三大派閥の内、中立派と言われていたところの調整役。逆井やファンからは“ツギミー”の愛称で親しまれている。
幼い頃に両親を亡くして腐りかけていたが、預かってくれた祖父母、特に祖母が本当の親の如く大切に育ててくれたため、何とか腐らずに今に至る。
なまけ癖はあるが、本人はセンスの塊なため、歌やダンスに限らず、ダンジョン関連など大抵のことはそつなくこなしてしまう。
ロトワの境遇を大まかに知って心動かされるものがあり、青年と“虐待同盟”という名の甘やかしに全力を注いでいる。
12 立花司:中立派閥の一人。そしてシーク・ラヴ全体の委員長的存在でもある。
志木や逆井、そして青年と同い年で、受験組。
真面目で時に愚直で、融通が利き辛いものの、それがメンバーからの信頼を得ている。
日曜朝にやっている戦隊ものが好きで、いつか自分も何らかの形で出演したいと公言しているが、空木曰く“悪の組織に捕まってエロい拷問される展開しか想像できないからやめとこう?”とのこと。
姉がいるらしいが、仲はあまり良くない様子……。
13 光原和奏:双子の姉で、おとなし目な性格。
歌が上手く、志木・逆井と並んで、シーク・ラヴの歌うま三傑の一人とファンの間では評されている。
妹の凛音のことを大事に思っているものの、妹の厨二的な振る舞いに偶に戸惑うこともある。
中立派は事務所がバラバラな者の集まりだが、そんな自分達を上手く纏めてくれる空木に少なからず感謝しており、また妹とのコミュニケーションもそつなくこなしているのを見て、偶に嫉妬の感情も覚えたりしている。
14 光原凛音:双子の妹で、桜田と同じ学年。
厨二的な言動が目立つが、それはある意味双子であることが遠からず要因となっている。
そこに少し後ろめたさやら自尊心やら複雑な想いがあって、自分でも消化しきれないまま、これでアイドルを続けている。
そんな中、自分と姉とが全く外見では区別のつかない状態だったのに、一目見ただけで見分けてみせた青年に対し、好感度が爆上りした。
15 立石総悟:織部と(自称)幼馴染の男子で、彼自身はそれ以上の想いも持っているらしい。
男性探索士アイドルグループ“Rays”のメンバーで、男性で最初のダンジョン攻略者の一人と世間では認識されており、ようやく実力も少しずつついてきた……らしい。
織部が戻ってきて自分の胸に飛び込んでくるその日まで、彼は第一線で頑張り続ける……!
16 木田旭:立石とともにアイドルデビューを果たした男子。
逆井に対してどうやら好意を抱いているようだが、未だその想いは届かず……。
だが、自分が男性で一番にダンジョン攻略をし、更にアイドルとして活躍することから、競争相手となる男などいないだろうと余裕の構えでいる。
……まあ、頑張ってください。
【奴隷関連】
1 ラティア:主人公の初めての奴隷でサキュバス。
魅力・色気はなおも上がり続けており、青年を日々恐怖のどん底に突き落としている。
最近は正体を隠して歌の動画配信をやっているが、“歌が上手いのは認めるが、仕草がエロくてそれどころじゃない”“喉と口元にこれほど目が惹き付けられる歌手、俺は寡聞にして他に知らない”など、視聴者をざわつかせている。
青年との壮絶な駆け引きに勝ち抜くため黒ラティアなる人格が存在していたらしいが、腕枕事件のせいか、本来の初心でピュアな白ラティアが再び顔を覗かせ、青年をキュンとさせた。
2 リヴィル:二人目の奴隷。異世界のある国で、英傑の遺物の欠片を元に作り出されたホムンクルス。
レイネやロトワが加わり、より賑やかになってからは、一歩引いて皆を見ていることが楽しみとなっている。
バニーガールやレースクイーンなどのコスプレを好んでしていたが、以前ルオのお祝いの時にサキュバス服を着て以来、ちょっと過激な衣装も悪くないと思い始めていたり……。
そしてそれを青年が敏感に感じ取っているのも知っており、悪戯心に何か仕掛けてみようかと作戦を練っている。
……どこから嗅ぎつけたのか、協力を申し出る淫魔――女性が一人いたとかいなかったとか。
3 ルオ:三人目の奴隷少女。ハーフドワーフの小柄な少女――の姿をしたドッペルゲンガー。
皇と仲が良く、青年やラティア達家族以外では特に多くの時間を共に過ごす。
またその能力を生かして椎名の代わりに“ナツキ・シイナ”としてアイドル活動をすることも。
一方、その能力の万能性故に生まれた悲劇――“るおりん、おしっこ……事件”も記憶に新しい。
記念日に皆がしてくれた“自分以外の誰かを演じてみる”というサプライズを本当に嬉しく思っていて、今後もずっとこの皆でいられたらいいなと思っている。
4 レイネ:四人目の奴隷少女。天使族で、金糸のような美しい髪、そしてとても整った容姿をしている。
過去は天使に相応しいお淑やかな性格・口調をしていたが、勇者絡みの辛い出来事があり、戦場を渡り歩くことになって今のような不良っぽい感じに。
ルオとはそのため反勇者同盟を結んでいるが、青年としては同じ勇者である織部のこともあって、頭が痛い事態になっている。
精霊を認識し、協力を得ることが出来る特殊な力を持っている。
ムッツリとツンデレが合わさったムッツンデレ。
5 ロトワ:五人目の奴隷少女。獣人族、狐人の少女で一番幼い。10年後の未来の自分を呼び出し、未来の知識を知ることが出来るという極めて稀な能力の持ち主。
その自分の能力が要因の一つとなり大人の政争に巻き込まれ、親と離れ離れに。
紛争が絶えない地域で逃げている中タルラ(※後述)と出逢い、直ぐに意気投合し、家族として一緒に過ごす。
その後また一人になって奴隷としてヤバい勇者に買われそうになったところ、青年に救われる形で地球へとやってきて今に至る。
未来のロトワが前回、置き土産的に残した知識“お館様だいしゅき同盟”なる組織の名簿に空木の名前があるらしいが、それを質問することが出来ず悶々としている。
6 サラ・ディーゼ:エルフで神官のジョブを持つ、織部の奴隷。その知識や魔法を生かして織部を日々サポートしている。
主人である織部は勿論のこと、パーティーに加わってくれる五剣姫は皆実力者なので、戦闘面で役に立てているか不安な日々を送っている。
だがそれ以上に不安なのは、ふとした拍子に“過激な恰好をした自分”、そして“それを見て凄い顔をしている青年”を想像してしまっている自分に気づいた時。
偶にリヴィルに相談するのだが、リヴィルからは何とも言い辛い表情をされた後“……まあ、良いんじゃない?”としか言って貰えず。
“……とりあえずエルフのちょっぴりセクシーな恰好なら自分が着てもおかしくないかな”と、誰かへの言い訳を考えている時点でマズいことに気付いて欲しい。
【その他――現実・異世界関連、芸能等】
1 夏生椎名→地球側:皇律氷の従者を務める20代の女性。よくよく“椎名”が苗字だと間違われる。
ルオの協力のもと、“ナツキ・シイナ”としてアイドル活動にも参加することになってしまった。
敬愛する主人のため仕方なくなので、それで年齢イジりしてくる奴、絶対許すまじ、慈悲はない。
ただそうやって青年と接する時間が増えると、なぜか主人からは不服そうな表情で“伏兵”と言われるのでじゃあどうすればと頭を抱えている。
最近母親が親しい異性がいないかどうかをしつこく聞いてくるようになったのも不満で、拗ねて“ふんっ、もう知らない! 私、他のお家の子になっちゃうから!”とミニ喧嘩になったとか。
2 シルレ・ソリュード→異世界側:“五剣姫”という強者の肩書や、騎士爵を有する。
織部や青年と親しく接するようになってから、他の五剣姫とも協力することになり、人生不思議なものだと感慨深く思っている。
織部達や他の五剣姫と協力して戦うことは刺激的で楽しく思う一方、領地に戻った時に溜まった仕事を目の当たりにしてグッタリすることも。
最近はルオが演じているという“ナツキ・シイナ”を応援することが密かな楽しみの一つとなっている。
3 カズサ→異世界側:梓の姉で五剣姫の一人。戦場でレイネと会ったこともあり、その実力は他国でも恐れられる程。影に潜むことが出来る剣を与えられており、ルール無しの1対1だと特に強い。
妹同様に青年へのアタックに遠慮がなく直接的。ラブコメヒロインだったら相当手強い相手となっていただろう……。
妹持ちという共通点からレイネと打ち解けており、戦場で戦った相手とこうして楽しく会話できる機会が訪れるとはと人生の巡り合わせを不思議に感じている。
4 オリヴェア→異世界側:五剣姫の一人で、吸血鬼。名前の音の響きやその他もろもろあって、織部との間に深いシンパシーを覚えている。
過去の辛い出来事から異性への忌避感・嫌悪感があったが、青年との一件があり、青年の血液だけは飲めるようになった。
……飲んだ後どうなるかは気にしてはいけない。
レイネの妹を保護し、その後の姉妹の再会に大事な役割を果たした。 それだけに、もうちょっと尊敬される威厳ある姿を見せて欲しい……。
5 タルラ→異世界側:五剣姫の中では一番幼い少女で、しかしその力は絶大。同族の中でも異端の存在として恐れられた程。
孤独を感じる中出会ったロトワと打ち解け、家族としての関係を築くのに時間はかからなかった。
その生い立ち・辿って来た道のりから、他者の人となりを直感的に見抜く。それもあって青年を心から信頼してロトワを任せている。
世間的なことに鈍いため織部に様々なことを教わっており、新たな発見がある毎日。
最近学んだことは、殆ど裸に近い、肌の出る恰好をした方が青年は喜んでくれるらしいということ。勇者の教えることだ、間違いはあるまい。
6 ネジュリ→異世界側:五剣姫で、国の軍師役も務める。過去に失われたとされる古代魔法、その時間魔法を使い、他を圧倒する実力を持つ。それは魔王すらも認めて軍を退けさせたほど。
ただその能力の行使条件故に孤独も感じていたところ、初めて青年に見破られて、ヤンデレ――もとい特別な感情が芽生えた。
地位や務める役割り故に五剣姫の中では一番の多忙を極め、中々実際に織部達と行動をともにすることは少ない。
ただ、それでも織部達とした協力の約束のもと、着々と国の内部の邪魔者を消す準備を進めている。
7 要川梓→地球側:元々異世界にいたが、ダンジョンと共に地球にやってきた少女。青年、織部が手に入れたダンジョン攻略の特典の一つである重力操作のブーツを有する。
青年に会うたびグイグイ行く姿勢はとある淫魔も感心して参考にするほど。
青年の持つDDを介して偶に姉と会話したり、作戦会議をすることが楽しみの一つ。……ただ青年としては、自分のいる場所でその作戦会議はしないで欲しいと思っている。
8 龍爪寺彰→地球側:梓や立石がメンバーである男性探索士アイドルグループ“Rays”のリーダー。帰国子女で、ちゃんとイケメン。
若者や女性中心に絶大な人気を誇り、本人もそれを自信に志木へと猛アピール中。だが中々色よい返事がもらえないため、志木はどうやら恥ずかしがって素直になれない子猫ちゃん的な何かだと思ってる。
梓曰く、ようやくダンジョン探索においても使えるレベルにはなって来た、とのこと。
……うん、まあ色々と頑張ってください。
9 藤冬夜→地球側:“Rays”最年長で眼鏡をかけたインテリ系の男性。Raysの頭脳担当。
梓が何となく普通の存在とは違うということに勘づいている。
椎名に対し憎からぬ想いを抱いており、椎名本人にとっては地雷である“ナツキ・シイナ”も肯定的。
それ……本人に伝えたらダメですからね? 押すなよ、絶対押すなよな奴じゃないマジの奴ですからね!
10 シャルロット・ホワイト→地球側:アメリカから来て、シーク・ラヴの留学生として内定している。
2期生選抜真っただ中だが、総合力の面で選出確実と言われている一人。
当初はもうちょっと暗躍する予定だったが、本人目線で天使そのものであるレイネとの出会いが大きく変わるきっかけになった。
……あんまり動かないでくれると、こちらとしても助かります。
11 九条聖→地球側:候補生の一人で、志木が目をかける程アイドルとして群を抜いた素質を持つ。
ただ今まで体質であるその不幸さから、全然芽が出なかった。
そのため、自分を掬い上げてくれた志木のことを心から尊敬し、志木に恥じないよう努力を続けている。
シャルロットと同じく、2期生への選抜確実と目される一人。
ロトワの幸運さと九条の不幸さが同一場所に会すると、青年とのラッキースケベイベントを起こすことも……。
12 三井名菜月→地球側:志木や皇が通う学院の卒業生。椎名や逸見とは同級生で、今でも時には近況を報告し合うほどに仲が良い。
逸見と共に“ナツキ・シイナ”を楽しんでいる一人で、事情を深くは聞かない代わりにこれでもかとイジり倒している。
アパレル関連の会社経営にも関わっていて、ラティア達が素材として抜群なため、表に出さないことを条件に時折モデルを頼んでいる。
最近の悩みは椎名からとある青年の愚痴を聞かされること。
まさか男っ気の無い椎名から、これほどまでに異性の話を聞かされることになるとはと頬が緩む反面、同じ青年のことについて逸見からも相談を受けている。
やはり泥沼の三角関係は不可避か……と正に他人事として楽しんでいる。
まとめが意外に時間を使い、疲労感が……。
次話も何とか明後日くらいには出来るように頑張ります。