罪人は、命を唄う
就活、音楽、恋愛。何もかもが中途半端なバンドマンの雨宮康太は、時々「#裏垢女子」で引っかかった女を抱いた。
その中に、彼女はいた。
「人が聞けば壮絶かも知れない。でもこれが私の普通なの。」___さようなら。
そうやって綺麗に笑う彼女を、彼は引き止められなかった。
重い十字架の代わりにエレキギターを背負って、雨宮は唄う。
彼女を泣かせた最低な世界を。受け取るべき筈だった愛を。彼が生きる日常と、この命を。
このクソみたいな世界を
どうか 僕と生きてくれないか
その中に、彼女はいた。
「人が聞けば壮絶かも知れない。でもこれが私の普通なの。」___さようなら。
そうやって綺麗に笑う彼女を、彼は引き止められなかった。
重い十字架の代わりにエレキギターを背負って、雨宮は唄う。
彼女を泣かせた最低な世界を。受け取るべき筈だった愛を。彼が生きる日常と、この命を。
このクソみたいな世界を
どうか 僕と生きてくれないか
罪と罰とギターを背負って生きる
2018/12/31 03:52
女を買うバンドマン
2019/01/02 02:41
社会不適合者であるということ
2019/02/09 00:12
第4部 ロックバンドと自己嫌悪
2020/02/13 23:01