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紅い満月
「さっさと起きろ!」
「おぎゃあっ!」
いつのまにか気絶していた陽助は、美月の股間蹴りで目が覚めた。美月は、人間の姿に戻っていた。
「美月お前、何ともないのか?」
「ああ、そのようだな」
その夜、紅い満月は雲に覆われ、朝まで現れることはなかった。
「お前さ…なんでいつも股間ばっかり蹴るんだよ…」
「そこが一番、刺激がよさそうだからな」
それ以後、美月に異変は起こらなくなった。ひとまず、平和は続いた。
次の紅い満月までは…。
「さっさと起きろ!」
「おぎゃあっ!」
いつのまにか気絶していた陽助は、美月の股間蹴りで目が覚めた。美月は、人間の姿に戻っていた。
「美月お前、何ともないのか?」
「ああ、そのようだな」
その夜、紅い満月は雲に覆われ、朝まで現れることはなかった。
「お前さ…なんでいつも股間ばっかり蹴るんだよ…」
「そこが一番、刺激がよさそうだからな」
それ以後、美月に異変は起こらなくなった。ひとまず、平和は続いた。
次の紅い満月までは…。
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