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ここで休憩 part2
「カランコロン」
メリクリウスさんを先頭に「魔法使いのトワイライト」というカフェに入った。周りを見れば、親子連れやカップル、若い女性での集まりがみられた。評判の良い店なのかな?
「すみません、木イチゴのネクターを三つお願いします」
「かしこまりました」
メリクリウスさんは注文を終えると私たちのほうへ向きなおった。
「貴方達は魔界についてなにも知りません。なのでこれからみっちり勉強していただきます」
勉強、という単語が出てきたとき私は真っ先にアリアを見た。案の定めをキラキラと輝かせている。しかしすぐに冷静になり質問をした。あぁ、ロイスの存在が空気だ。