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リリー・ルーニャとブルーストーン  作者: 乃石 詩音
chapter5 知らなかったことはたくさんのパズルピース
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メリクリウスさんの過去

 メリクリウスさんんお部屋は思った通り、落ち着いた色でまとめられていて、きちんと、整理整頓がされていた。

「その、ソファーに座ってください」

広いなこの部屋。メリクリウスさんって、偉い人だったりするのかな?

「何からききたいですか?」

私たちは顔を見合わせた。私たちが本当に聞きたいのはどれだろう。別に、聞ける話の数が決まっているわけじゃないけど、真実が聞かされる間際になると、こんなにも怖くなってしまうんだ。やっぱり、こういうとき……

「まずはメリクリウスさんのことからお願いします」

口を開くのはアリアだ。

「私は、一昔前までは、とてもつまらない人でした。この学校を首席で卒業しましたが、頭が硬くてつまらないと言われ、友人がいませんでした。そんな私を心配した初代校長……トリーア先生は、私をこの学校の使い役にしました。好きな本といっしょに過ごしながら、この学校の運営のお手伝いをさせていただいてもらえるようになりました。それは、卒業直後のことでした。数年後の、同じ年に卒業した人たちが教師として再び戻ってきました。その中には貴方達三人の御両親もいらっしゃいました」

私たちの親はここで働いていたんだ……。なんて、全く想像できないけど。

「そのうちの三人は若き日から既に偉大なる魔法使いと呼ばれていました。首席で卒業後、図書室でゆっくり暮らしていた私とは全く変わっていたのです」

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