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リリー・ルーニャとブルーストーン  作者: 乃石 詩音
chapter4 とことん名門校で新生活
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五時限目 魔道具学

 午前中は、授業が楽しみで仕方なかった。なのに、今は全然授業内容が頭に入ってこない。ついさっきあんな話を聞いたんだから仕方ない、なんて。駄目だな、初日からこんな体たらく。

「……ですから、魔道具まどうぐは、よく考えられて開発されています」

え、ですからって、何? 真面目に聞いていないと全くわからない。魔界のことなんて、知らないことばかりだ。ん、今一瞬、光った? 私が持っている、お母さんの唯一の形見、「ナミダのネックレス」が。気のせい、だろうけど。私はチラっと、右隣にいるアリアを見た。うん、アリアはいつも通りだ。左隣にいるルックも、あんなことを言っていた割に、真剣に授業を受けている。さらに私は先生にバレない程度に教室全体を見回してみた。

「なに、コレ……」

「リリーさんどうかしましたか?」

「あ、いえ」

皆、真面目に授業を受けているんじゃん。午前中には気付かなかったけど、あのロイスまでもが。そうだ、私忘れてた。この学校は、レベルの高い人の集まりだったんだ。衝撃的な話を聞いたからなんて、言い訳にすらならないし、言い訳なんてしちゃいけない。皆、この学校にいる人は、知識にたいして、ものすごく貪欲なんだ。

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