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リリー・ルーニャとブルーストーン  作者: 乃石 詩音
chpter3 勝手に入学が決まった学校は名門校
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代表になるのは

 寮の塔に入ると、まずロビーがあった。塔は円状で、上の階にいくには螺旋階段を使うなどなど……。六年生の中での代表の人だと思われる人から説明を受けた。なぜ魔法が使えるのにも関わらず、わざわざ人間界のようなことをするのか。それは悪さをする人が少なからずいるためだ。因みに授業以外で魔法を使えば、退学処分だという。

「あと一週間以内に各学年の代表を決めてくれ。代表委員会というものがある。代表委員会は毎週土曜日に学年から選ばれた人たちが集まって話し合うものだ。また、一か月の終わりには学年だけではなく、寮グループも集まって話し合いを行う」

そう言い終わると代表の人、レムシー・ベリタスは私たち一年生の方を向いた。ややつりあがった瞳がまっすぐにこちらをみてるため、ちょっと怖い。彼の髪型が短髪なのもさらにその怖さを強調させていた。

「一年生はお互いの事を知らないから決めづらいかもしれないが頑張ってくれ。しかし人数は約50人だ。決して多くはないから、一週間という期限はきちんと守るように」

「はい。」

ここにいる一年生約50人は、高い倍率の中、受験をして受かったメンバーだ。親が有名な魔法使いで、モンペリエに通っていたとか、教師をしていた、とかなら免除される。それもある一定の基準を合格しなければいけないのだけれども。

 私の意見としては、代表はアリアを推薦したい。他にも何人か名前があがっている人はいる。結果、名前があがった人の中でこの人がいいのでは? と感じる人に手を挙げる、という多数決方式で決めることになった。さっきからしきってくれているのは、ベリタス先輩だ。

「ルック・アスフォデルがいいと思う人」

これには、約半分の人が手を挙げた。アスフォデル……。さっきから気になってるんだけどなぁ……。

「アリア・テレジアがいいと思う人。」

これにも約半分の人が手を挙げた。

「今のでほとんどの人が手を挙げた。結果、テレジアさんが多かったんだけど、テレジアさんはこれで良い?」

アリアはしばらくかんがえこんだが、もう答えは決まっているのだろう。

「……はい。」

ロビーに拍手が鳴り響いた。

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