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リリー・ルーニャとブルーストーン  作者: 乃石 詩音
chapter2 勉強を怠る者はテストに泣く
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いざ、出発!

 「さぁ、そろそろ行かないとバスに乗り遅れてしまいますよ」

バスはそれぞれの主要個所に停まるらしく、私たちは、町役場に向かった。そこにはたくさんのモンペリエの生徒がいた。うん。やっぱりモンペリエの制服ってかわいいなぁ……。ネクタイの色で何年生が多いか、などを確かめてみようっと。一年生が緑で、二年生が青。三年生が赤で、四年生が……紫? だったけ……。あぁ、駄目だ。五年生と六年生覚えてないや。四年生も怪しいし。

「ねぇ、アリア。四年生からのネクタイの色って、なんだっけ?」

「ええと……、四年生が紫で、五年生がオレンジ、六年生が黒じゃなかったかしら。」

さっすが。あ、でもメリクリウスさんに聞いたほうが早かったかもしれない。

「さぁ、バスがきましたよ。ここから先は私は行くことができませんので、三人で頑張ってくださいね」

そっかぁ……。

「行ってきます。」

アリアがそう告げてバスへ乗り込む。私もアリアに続く。

「何コレ……」

思わずそう呟いてしまった。あぶない、あぶない。これ、本当にバスだよね? なんか、新幹線の中みたいな席の作りになっているけど。私とアリアは二人乗りの席につこうとしたけれど、ロイスに止められた。仕方なく、ほんと~に仕方なく三人乗りの席に着くことにした。仕方なく。そんなことをしていると、周りの皆もそれぞれ思い思いの席についたようで、バスが動きはじめた。

 バスはしばらく、市街地を走っていたが、だんだん町からはずれ、窓の外には畑

や森の風景の中を走っていた。そんなとき、バスの中の前方で「ポンッ」という音がして、煙のなかで人影がゆらりとゆれたような気がした。

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