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リリー・ルーニャとブルーストーン  作者: 乃石 詩音
chapter2 勉強を怠る者はテストに泣く
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忘れてはいけないこと

 今日は入学式だ。相変わらず、昨日も勉強詰めだったけれど、学校が始まれば、また気持ちを新たに学ぶことができる気がする。魔法の勉強は、孤児院でやったきた算数とか社会とかと全く別のもので、結構楽しい。

「三人とも良く似合っていますよ」

モンペリエの制服はとてもおしゃれで、着る日をずっと楽しみに待っていた。ブラウスの上に薄めのグレーのベスト。裾には白いラインがはいっている。下はスカートで、これも裾に白いラインがはいっている。男子はズボンで、上は同じベストだ。男子はもちろん、女子もネクタイなところがかっこいい。なんでもモンペリエといえば、魔界屈指の名門校だそうで、魔界で有名なデザイナーさんがデザインしたそう。長い歴史の間には、たくさんの偉大な魔法使いを生み出してきた。これは全てモンペリエについた一番最初に聞いた、絶対に忘れてはいけない知識だった。

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