俺と魔方陣
皆さんこんにちは 俺、桜川 涼身長172cmな高校2年生 特技は料理と体を動かす事などなど
趣味は読書最近はネット小説にはまってる 何故このような挨拶をしてるかというと・・
通学中の朝7時過ぎいきなり目の前が光ったら魔方陣ぽいのが現れて俺を吸引中、
これってネット小説でよくみる勇者召喚かって驚いたけど不安要素しかないので俺は電信柱と熱い抱擁中しながら
これって時間がたてばきえるのかと思案中
「これはどうするべきか・・・」
「お兄ちゃん!」
「先輩!」
「「なに電信柱に抱きついてるの」ですか」
俺が思考してると聞き覚えのある声が2人・・・あれ 2人には魔方陣はみえてないと
思考と現実を切り替えていると突然2人が「「きゃ」」と可愛らしい悲鳴をあげると魔方陣に吸い込まれ始めていた
とっさに2人の手を取りこちらに引くと電信柱と抱き合う奇妙な3人組の完成・・・・
「朝早くで人通りがなくてよかった」とつぶやくしかない状況2人は電信柱につかまりながら状況を把握を頑張ってるみたいだが
「なによこれ お兄ちゃん教えてよ」
「せ・先輩・・・・・」
と2人とも不安なんだろう俺をみつめてくる
「まぁ考えられるのは、俺がよく読むネット小説は2人とも知ってるよね」
その言葉に頷く2人
「そこによく書かれている よくて勇者召喚か悪くて勇者と名を借りた奴隷召喚のどちらかしか思いつかない」
「なにいってるのよ そんな事あるはずないじゃないと」妹の発言それと何かを考えてるぽい後輩をみながら俺は考える
時間が解決してくれるとも思えない また他の通行人が来て吸い込まれたりしたら目も当てられないと思ってると
魔方陣近くを犬が素通りしていく
「あれ 犬は平気なのか・・・」と言う事はなにか条件か資格があるのもを吸い込んでると、ならこの3人は資格があると考えると
3人で吸い込まれるかと考えるが・・・仕方ないかと
「なぁ 未久 俺はいいおにいちゃんでいられたかな」と妹の未久に聞いてみる
その質問に少しあわてながらも「おにちゃんはおにいちゃんだよ」と少しうつ向き気味答えてくれた
その返答をかみ締めながら
「瀬野からみて俺はいい先輩だったか」と小学校からの後輩で妹の同級生でもある、もう一人の妹とのような後輩に聞いてみる
「先輩は転校してきて寂しかった私を未久ちゃんに合わせてくれたしいろいろ助けてくれましたよ」と笑顔で答えてくれた
「なら今から言う事には従って欲しい」と普段より真面目に2人に問いかける、2人は少し首を傾げながらも頷いてくれた
「見えては無いと思うが魔方陣から引っ張られているのは現実ぽい、このまま電信柱につかまっていると他の被害者がでるかもしれない」
意味は少ししか理解できてないかもしれないが頷いてくれる2人をみて俺は決心をする
「だから 俺が吸い込まれてみるよ」と発言すると2人は
「なにいってるのよ お兄ちゃん」
「そんなのダメです先輩」
「2人とも聞いてくれ、もしこのままだとどうなるかわからない 3人とも吸い込まれてしまう可能性もあるんだぞ」
「なら私もお兄ちゃんについていく」
「先輩一人ではいかせません」
と2人の言葉にうれしくもあり心がぐらついたが
「未久・瀬野2人の気持ちはうれしいが 未久2人ともいきなり行方不明になったら親父とお袋はどうなる、
瀬野もだお前はお袋さんを一人にしても大丈夫なのか」と現実をつきつけると黙り込む2人
黙り込む2人の頭を交互になでて
「安心しろ必ずもどってくるから俺を信じろ」と伝えると2人は少し泣きそうな表情をうかべるが
「それに2人には笑顔でいてほしい」無理な状況だと理解していたが2人とも俺の大好きな太陽のように暖かな笑顔をむけてくれた
「じゃ いってくるよ」と電信柱から手を離すと先程より強烈な力を感じ吸い込まれていく
そして2人の妹をみると泣きながら微笑んでくれた・・・
そして次第に光に包まれその笑顔が視界から薄れていき 完全な白の世界になった