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聖水皇女アリア様の苦悩

水属性に御用心~皇女のGolden Splash

 アリア・リアナ・ランドハウゼン、十三歳。

 ランドハウゼン皇国の第二皇女だ。


 肩口で切り揃えた黒髪に、吊り目気味な大きな瞳が印象的な、猫の獣人の美少女で、

 女豹を思わせるしなやかなボディは、引き締まりつつも出るところは出ており、多くの男達の視線を集める。


 魔術においても非常に優秀なアリアは、特に水属性の魔術を得意としていた。

 一度に扱える量は一般的なレベルだが、その制御は本職の魔術師と同等とまで言われている。


 だが、そんなアリアの水魔術は、本人も気付かない内に、一つの爆弾を抱えこんでいた。


 今日は水属性魔術の実習だ。

 参考にしようと、実演をせがむ生徒達。

 とんでもない所に『暴発』する水魔術。


 生徒達の視線は、全身を震わせながら術を放つアリアに集まる。


 果たしてアリアは、乙女の尊厳を守ることができるのか――

 アリアの通うノイングラート帝国皇立学園は、座学だけでなく、実習科目も多く取り揃えている。

 特に魔術は、半月に一度、一つの属性に集中した実習があるなど、かなり力を入れている。


 今日はそのうちの一つ、水属性魔術の実習日だ。

 水の魔術は、周囲に水を撒き散らすため、学園指定の水着に着替えた上で、プールで行われる。

 少し肌寒くなった気温の中、紺色の水着を纏った生徒達が現れる。


 水属性魔術の実習が行われるのは、概ね九月。

 なぜ真夏ではないのかと言うと、夏日にこの実習をすると、ほぼ確実にテンションを上げて、水遊びに興じる者が現れるからだ。


 尚、女子生徒の水着のデザインは、神代の資料『ムチっとスク水パラダイスEx』を参考に作られている。

 なぜこのタイトルが選ばれたのかは、未だ謎に包まれている。

 勿論、生徒達には知られていない。


 アリアはこの、無駄に体にフィットし、僅かだが谷間が見えてしまう水着が大嫌いだった。


 彼女達はまだ中等部の一年。

 まだまだ初等部の雰囲気を引きずる生徒が多い中、アリアの体は、もう高等部の二、三年かと思われる程に発育していた。


 そんなアリアが、体を締め付けるような水着姿を晒している。


 男子生徒は邪な視線を、そして一部の女子生徒も、熱の篭った視線を抑えられない。

 絡みつくような視線に、アリアは不快に歪みそうになる表情を、必死で抑える。


 水泳の時間はまだいい。

 大半の時間を水の中で過ごすため、見られるのは最初と最後だけだ。


 だが、水魔術の実習は、水を抜いたプールで行われる。

 割り当てられた二時間を、この視線に耐えながら、過ごさなくてはならないのだ。


 更に――



「ねえ、ちょっと教えて欲しいんだけど――」



 これだ。


 基本的に、学園の科目なら何であれ、上位十名に入るアリアは、他の生徒達から頼られることが多い。

 特に、水の魔術はアリアの得意分野だ。

 本職の魔術師に匹敵すると言われる制御力は、本日の担当教師すら上回る。


 アリアの周りに人が集まる。


 純粋に、教えを請おうとしているなら構わない。

 だが半数、特に男子の大半からは、質問に託けて、至近距離から無遠慮な視線を向けようという魂胆が溢れ出している。


 だが、真面目な性格のアリアは、表面上でも教えを請う者を拒めない。


「少しだけよ? こうゆうのは、自分でやってみるのが、一番なんだから」


 時に丁寧に、あからさまな男子には嫌悪感を押し殺し、それぞれ対応を続ける。

 彼女が水を操り、何匹も動物の形を作った時は、男子達も一時そちらに目を奪われた。


 実習は進み、他の生徒達も自分で魔術を使い練習をし始める。


 だが、ようやく視線から逃れたと言うのに、アリアは時折、浮かない表情を浮かべるようになった。


「ん……」

(ちょっと……トイレ行きたいかも……)


 それほど強いものではないが、尿意を感じ始めたのだ。


 体が冷えることはわかっていたから、今日一日水分は控える様にしているし、実習の前にトイレも済ませてある。

 それにまだ、実習が始まってから30分程度しか経っていない。

 思ったよりも早い尿意の到来が、アリアの表情に影を落とした。


(休憩がないから、あと一時間半……我慢できない程じゃないけど……)


 『ランドハウゼンの皇女』という肩書きが、水着のまま、プールのトイレに駆け込む姿を晒すことを拒む。

 着替えも終える必要があるから、きっと苦しい思いをすることになる。


 それに、もし、仮に、着替えが遅れ、トイレに行けないまま、次の授業に急ぐことになってしまったら……。


「んっ……ふぅ……」


 悪い想像に、尿意がざわめく。


(ダメ! 何を弱気になってるの! 『あんなこと』さえなければ、この歳になって、も、漏らしちゃうとか、絶対、あり得ないんだからっ!)


『あんなこと』

 先月の遺跡調査実習で、アリアの身に降りかかった悲劇のことだ。


 誰にも見られなかったとは言え、十三にもなって小水を漏らしてしまった事実は、アリアをしばらくナーバスにさせた。


「っ!?」

(ああっ、もうっ! 思い出したら、余計に……集中! 集中よっ! 実習に集中すれば……トイレなんて……!)


 考えれば考えるほど、ドツボに嵌っていく。

 アリアは悪い考えを振り払うように、魔術を繰り出していった。





――二十分後






「んんっ! んんんっっ!! あ、あっ……くうううっっ!!」

(何でっ!? どうしてっ!? どうしてこんなに……っ……おしっこしたくなるのよっ!?)


 授業終了まであと一時間十分。

 アリアの尿意は、危険水位まで迫り上がっていた。


(ああぁっ……ダメっ。凄く、トイレ、行きたい……! おかしいわっ……こんなに、したくなるなんて)

「ふぅぅぅっ! ふぅぅぅっ! ……うぅっ!? ……ふぅぅぅっ!」


 時折吹く風が、アリアの体をゾワゾワと撫で上げる。


 水属性の実習は、どうしても飛沫が飛ぶ。

 時間が経てば、全身が濡れてきてしまうのは仕方ない。

 そのための水着ではあるのだが……。



(さ、寒い……体が冷えて……お、おしっこが……っ!)


 瞬間的な冷気が全身を襲い、寒気が固く閉めた出口を開こうとする。


「くっ、ああぁっ……ひゅぅぅっ、ひゅぅぅぅ」


 浅い呼吸でやり過ごそうとするも、もうその程度でどうにかなる状態ではない。

 両脚はピッタリと閉じられ、ブルッ、ブルッと、不規則な震えを繰り返す。


(まずいっ、まずいわ……! これで、あと一時間以上……そんなに、我慢できない……!)


 アリアの心に、暗雲が広がる。

 我慢ができなければ、限界が来る前になんとかするしかないのだ。


(先生に言って、トイレに……っ……あぁっ、でも! でもぉ!)


 バレてしまう。

 この歳になって、たった二時間、おしっこが我慢できないことを。


 想像してしまう。

 情けない屁っ放り腰でトイレを願い出て、そのまま一目散にトイレに駆け込む自分を。


(だ、だめぇぇ……できない! そんな……格好悪いこと。 我慢っ……我慢するのよ……終わるまで、絶対にぃぃ……!)


 少しでも負担を減らそうと、目立たない角に移動しようとするアリア。


 だが――




「ねぇ、アリアちゃんっ! もう一回お手本見せてよっ!」


 まだ幼さを残したピンク色の髪の級友の声に、アリアの足が止まる。


 アリアにはもう、人前で平静を装う余力など残っていない。

 だが、余計なプライドは、アリアに今を取り繕うことを強要する。


「い、いいわよ……あと、一回だけだからね……っ」


 少しだけ相手をして、向こうに行ってもらおう。

 そう思って、大急ぎで術を構築するアリア。


 魔力が集まり、力となって解き放たれる。



「スプラッシュっ!」


 アリアの足元から2m先で、勢いよく水が噴き上がる。


(こ、これで……っ!?)




――ゴポッ。


 ジョロロッ

「あああぁあぁっっっ!!?!?」



 突如、ただでさえ苦しかった尿意が、更に大きく膨れ上がる。

 不意打ちを受けた括約筋は、一瞬だけ、尿道を明け渡してしまった。

 水着が、魔術の水とは違う、暖かい雫に濡れていく。


「どうしたの?」


「えっ!? あ、や、な、なんでもっ、んんっ!? な……なんでもっ、な」


「今の凄かったな!」

「もしかして、ランドハウゼンさんか!?」


 再びアリアの下に、生徒達が集まってくる。

 対して、アリアの尿意はもう限界。

 先ほどまでは『一時間も我慢できない』だった尿意は、今や『もう我慢できない』になっている。


(何でっ!? どうして、こんな、急に……あぁっ!? どうしようっ! もう漏れちゃうっ!)


「ねぇねぇ、みんなも来ちゃったし、もう一回、やってあげたら?」


 先ほどのピンク髪の級友が、可愛らしい笑顔で、悪魔のような提案をする。

 一瞬だが、その目が本当に、悪魔の様な艶を帯びた様に見えた。


「じゃ、じゃあ、あと、一回……っ!」


 体の震えは止まらない。足がモジモジと動いてしまう。

 早く彼等を追い払おうと、アリアはすがる様に術を組み上げる。


「ス、スプラッシュ……!」


 再び吹き上がる水柱。

 そして――




――ゴポポッ


 ジュィィィッ!

「ふぐぅぅぅぅっっ!!?!?」


 再び跳ね上がる尿意。


 先ほどよりも大きな水流が、アリアの尿道を駆け降りる。

 魔術で水着が濡れていなければ、まず隠し通せない量だ。


 先ほどと同じ、魔術を撃つと同時に、尿意が増大した。


(まさか……まさか……っ!)



――暴発。


 魔術師が稀に発症すると言う、魔術が全く意識を向けていない箇所で発生するという障害だ。


 原因は不明。

 先天的、後天的、その両方、そもそも理由は一つではないなど、様々な説がある。


 本能的なリミッターが働いてとかで、火の魔術で体内を焼かれる、なんてことは流石にないが、術者自身を傷つけること自体は、ままあるという。


 アリアの水属性魔術は『暴発』していた。




 彼女の――膀胱で。




(何でっ!? 何で私がっ、こんな目にっ!? ああぁあっ!? も、もうダメっ、出る! 出ちゃう! 全部出ちゃうっっ!!)


 それが魔法で作られた水か、彼女自身の小水かは、関係なかった。

 アリアのそこから、大量の水か溢れ出れば、それが実際は何であろうと、周囲は『お漏らし』として認識する。


(嫌っ! 嫌よ、そんなのっ! ト、トイレっ! 先生に言って、今すぐ、トイレに……ああぁっ!?)


 アリアが狼狽えている間に、人だかりは更に増えていた。

 クラスの半数はいるだろうか。


 アリアはもう、いつ尿道が開いてもおかしくない状態だ。


『皇女が人前で漏らすわけにはいかない』


 そんな、ガチガチのプライドだけで、奇跡的に小水を押し留めているに過ぎない。

 この人垣を掻き分けて、教師のところに行くなど、到底不可能だ。


「ごめんねっ。なんか、みんな集まって来ちゃって」


 そして彼女は言った。今度は、明確な悪意を滲ませて。


「もう一回だけ、やってくれない?」


 アリアは、目立つ生徒だ。

 羨望や尊敬も多く集めるが、その分嫉妬も多く買っている。

 ここにきてようやく、アリアは目の前のピンク髪の少女が、自身の敵であることに気付いた。



 全ては、完全に手遅れだった。



 脚はもう、一ミリも開けない。

 目からは涙が溢れ、太ももは脚の間から出た雫でグッショリと濡れている。

 実習で全身に水を被っていなければ、誰もがアリアの窮状に気付いただろう。


 だが、そのことに、アリアは最後の光明を見出した。


(ちょっとだけならっ、出ちゃっても、バレないっ! 術を使って、ちょっとだけで、我慢してっ、それで、トイレに……ああぁっ!)


 ジョロッ、ジョロッ!

「っっ!! じゃ、じゃあ、やるから、んくぅっ! 見たら、どいて……っ!」


 アリアは気付いていなかった。

 自分を取り囲む彼等の視線が、先ほどより更に邪に、熱を帯びたものに変わっていたことを。


 この中で、アリアの状態を正確に把握している者は僅かだ。

 だが全員が、何かに悶えるアリアに、仄暗い劣情を感じていた。

 魔術を披露しただけでは、もうこの人の檻からは出られない。


 アリアが、今この瞬間、この場での醜態を回避するには、

 教師に聞こえる程の大声で尿意を訴えて、両手で出口を抑え、尻を突き出しプールのトイレに駆け込むしかなかったのだ。


 アリアは、選択を間違えた。



「す、すす、すぷらっしゅっっっ!!!」


 三度吹き上がる、水の魔術スプラッシュ。



――ゴボボボッッ!!



 そして、今日一番の大暴発。

 物理的な限界を超えた体内の水が、唯一の出口を大きく開かせる。

 もう二度と、閉じられない程に。



「んあ゛はぁっ!?」



 アリアの出口もまた、『スプラッシュ』した。


 ジョオオオオオオオオ「サイクロンウェーブ」


――ゴオオオオオオオオオッッッ!!!ザババババババババババババッッッ!!!バジャジャジャジャジャジャジャッッッ!!!


「うわああああああああっっ!!?」

「べっ!? ばふっ! ごぼっ!?」

「ちょっと、うぶっ!? 何なのよっ、ぼごっ!?」


 アリアには、何が起こったのか、数秒理解できなかった。


 衆人環視の中、始まってしまった大失態。

 だが、その直後、アリアの恥を押し流すかのような激流が、プール全体を襲ったのだ。



「あ、ごめん。ちょっとテンション上がっちゃって」



 そう言ったのは、アリアの級友の一人、ロッテアーネ・ブルージュ。

 非常に珍しい海獣タイプの獣人で、イルカの特性をもった少女だ。


 あまり人と話すことはなく、いつも一人でいることの多い彼女を、アリアは、今日まであまり意識していなかった。


「すぐにしまうから、もうちょっとだけ待ってて」


 そう言って、ロッテアーネはチラリとアリアを見た。


『もういいかな?』


 と、聞くかのように。


 アリアは必死で首を横に振った。

 溜まりに溜まった小水は、まだ半分は残っている。

 それに、少しだけ冷静になった頭が、激流にさらわれる黄色を認識していた。


 黄色い。

 膀胱の中で暴発した水分は、ただの水ではなく本物の小水だった。


 括約筋は力を失い、尿道は閉まらない。

 アリアはもう、この激流に運命を託すしかなかった。


(助けてっ、お願いっ……助けてっ!)


『仕方がないなぁ』


 ロッテアーネが浮かべた笑みは、そう言っている様に見えた。


――――――――――――――――


 結局、ロッテアーネはおよそ三十秒に渡り激流を維持し続け、アリアはその間に、全力で膀胱の中のものを出し切った。


 全員に強烈な魔術をぶつけることになったロッテアーネは、当然、吊し上げの対象になった。

 が、被害者の一人である筈のアリアが、もの凄い剣幕で、

 それこそ『彼女を殺すなら先ず私から』ぐらいの勢いで擁護をしたため、全員が矛を収めることとなった。


 その後、アリアは体調が優れないと申し出て、ロッテアーネに付き添いを頼み、プールを後にした。




「助かったよ。ありがと」


「そんな……こっちこそ。助けてくれて、ありがとう。でも、どうして……?」


 アリアとロッテアーネに、接点は無い。

 何故、自分に避難が集まるのがわかっていながら、救いの手を差し伸べてきたのか、アリアにはわからなかった。


「あのまま、あの場所で……は、あまりに可哀想だと思ったから。それだけ。

 それに、勝算はあった。キミは、自分を助けた人間を、見捨てたりはしないだろう?」


「ロッテアーネさん……ええ、当然よ」


 つまりロッテアーネは、困っている人がいると、つい手を差し伸べてしまうタイプの人間なんだろう。


「話はそれだけかな? じゃあ、私はこれで」

「あ、待って。一つ、お願いがあるの」

「?」


 そう言って、アリアはロッテアーネの肩を掴んだ。

 潤んだ瞳でロッテアーネを見つめ、顔を近付けていく。

 頬は紅潮し、吐息は酷く熱い。


「え? あ? ちょっと、何をっ!?」


「…………に、…………て」


「え?」




「トイレに、連れてってっ!」




「はいっ!?」

「まだ、残ってて、でも、もう、力が入らないのっ! ここまで来るのも、精一杯で……あぁああぁっ、も、漏れちゃうっっ!!」

「わわわわかった! わかったから、もう少し我慢してっ!」

「無理っ! もう我慢できないっ! お願い、助けてっ! たすけっ、あっ!」



 その後、トイレまでは間に合わないと判断したロッテアーネは、アリアをプールのシャワー室まで運び込み、

 再びのサイクロンウェーブで全てを洗い流した。


 二人が『アリア』、『ロッタ』と呼び合う親友になるのは、これから数日後の話。

・アリア・リアナ・ランドハウゼン

 本シリーズの主人公兼、最大の被害者の猫耳美少女。

 今回の衣装はスク水。

 水の魔術を使うと、連動して膀胱に尿が生成される症状が現れ大ピンチに。

 物語中には盛り込めなかったが、暴発の原因は、一月前の遺跡調査の時に膀胱に寄生した、とある魔導具のせい。


・ピンク髪の女

 嫉妬心からアリアを辱めようとした少女。

 可愛い顔をしていて、男子からは結構人気があるが、子爵家の四女という環境のせいで劣等感も強い。

 特別アリアに何かされたわけでは無い。ただ気に入らないだけ。

 アリアの状態に目ざとく気付き、観客を増やそうと派手な魔術を使わせ続けた。

 流石に暴発までは気付いておらず、いざとなったら膀胱でも押してやろうと考えていた。

 お漏らしには気付いていたが、噂にはしていない。

 物証が消えた上、何人が気付いたかもわからない以上、自分が噂の出所になるのは危険と判断した。


・男共

 アリアのスク水姿、からの悶絶鑑賞で、ある意味暴発寸前。

 その記憶は色褪せず、長きに渡りムスコがお世話になった。


・ロッテアーネ・ブルージュ

 今回のヒーロー。通称ロッタ。

 イルカの獣人の少女で、頭部は耳とかついてないが、腰にはイルカの尻尾が付いている。

 隠キャだけど困ってる人は見過ごせないという、ハーレムアニメの主人公のような性質を持つ。

 尻尾の重みのせいでバランスが取りづらく、運動は苦手。頭脳労働タイプ。

 が、泳ぐのはアリアより速い。

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