星に願いを、運命に反逆を

生まれながらにして魔力を持たないレーヴァ=トーラス、彼は冒険者である。
魔力を持たないという世界でも類を見ない存在で、魔法を行使することが当然のこの世界では魔法を扱えない冒険者など今まで一人もいなかった。魔法を行使できないと蔑まれ、陰口を叩かれる日々であるが、彼をよく知っている者は言う「レーヴァは魔術師の天敵だ」と。

そして彼は冒険の中、迷宮で一人の少女と出会う。その少女は迷宮の最深部に閉じ込められていた。フェリと名乗るその少女は、自らを「反逆者」「100年以上も生きている」等と謎を帯びている。

この物語はレーヴァとフェリたちが冒険者として世界を巡り、多くの人と共に『世界を変える』物語である。