第38話 兎の勾引かしー邪なる神の監獄編
秘密裏に異世界の動植物を研究し、先頭に不参加の二人が協力して作成した物が此の人工妖精らしい。
正直、シルヴェーヌさんの薬師と言う枠を超え、錬金術の域まで達していた事には驚くも、私は勝手について来たが急に差し出され小さな存在に私は困惑していた。
何か金術の香りがするこの子は、如何やって生み出されたのだろうかとか普通の妖精と同じ扱いで良いのかどうか等など。
やはり素材の採取場所がなだけに、その容姿は妖精と言うより、合成獣に近く見える。
抜け出したレックスの事情を探り話をすると言う目標は達成した訳で、気持ちだけ受け取っておこうと言う結論に至った。
「私を支援してくれる二人の気持ちは・・・」
「先程の振る舞いは言葉が足らず、こんな所にわざわざ足を運ばせてすまなかった!」
レックスは私の言葉を遮ると、得意げにするシルヴェーヌさんの掌からソイツを鷲摑みすると、レックスは私に向けて押し付けて来た。
此方への説明も無しに無造作に渡された人工妖精、シルヴェーヌさんは製作者に黙って乱暴に取り扱われた事に不満が有ったのだろう軽くレックスを睨んだ。
「いやいや!誤解が解けたし、気にしていないからさ」
優しく手で人工妖精を押し返すと、その手にシルヴェーヌさんはそっと手を添えて、此方の心情に訴えかける様に悲しげな表情を浮かべた。
「レックスさん、一生懸命手伝ってくれマシタ。心配ダーって。だから自分が行けナイ、代わりに持たせタイ。お兄サン、優しいデスネ」
「・・・ん?」
何か私がレックスの身内の様な言い回しに更に困惑し、その意図が読めず思わず首を捻る。
其処から察するに、心配しているのも本心だが、シルヴェーヌさんの本心は人工妖精を試行したいのだと思う。
その強引さに苦笑していると、レックスからは何時になく動揺が見え、シルヴェーヌさんに必死に詰め寄った。
「お、おい!それでは語弊が有るだろ。俺はあくまで仲間を支援しようと思ってだな。そもそも・・・」
実際問題、私もヤスベーさん達を待たせており、このまま受け取る受け取らないでもめるのも憚る。
もう何の役に立つのか不明だが、私は此処で二人に根負けしてしまった。
「解ったわ、二人の気持ちはありがたく受け取るわ」
こうして詳しくは人工妖精に聞いてほしいとだけ伝えられ受け取り、二人と多くの人々に見送られテローの町を後にする。
そして現在、何時もの馬車に揺られながらの移動中。
私達はアヤカシ達も含めた大所帯を引きつれて遠くに見える城を目指して馬車を走らせていた。
今回はシルヴェーヌさん作の薬により、流石に前回の様に馬車酔いをする者は出なかったが、ヤスベーさんは用心してか無言を貫いている。
コウギョクはヤスベーさんと対照的に余裕がある様で、私の肩にとまる人工妖精を見ては興味津々と言った様子で目を輝かせていた。
「なんじゃソレは?呪具か?趣味の悪い人形じゃのう」
趣味が悪いはともかく、何でそんな物騒な例えなのだろうか。
まあ、こんな生き物を肩に乗せていては興味を持たれても仕方がない。
ただ、支援の為と送られた物なのも有るが、特殊な存在である為に大っぴらに口にする事は避けておこう。
ともかく、此処で下手に話して気を引き、騒がれるのも問題なので適当に答える事にした。
「・・・そんな恐ろしい物じゃないわ。その、あれよ魔物子供を助けたら何故か懐かれちゃって・・・」
馬車の中は狭い、流石に無理があったのか奇異の目が一気に私の肩に集中する。
その中でも此の世界の住人であるウンベルトさんは小さなレンズの眼鏡を持ち上げると眉を顰めマジマジと人工妖精を見つめていた。
暫くたった後に不思議そうな顔のまま眼鏡を戻すと、背凭れに寄り掛かる、如何やら判断がつかなかったらしい。
詳しそうな人物からの疑念に肝が冷える思いがしたが、少しだけ気が楽になった。
「ふむ、見た事が無い奴だのう。何かの新種か、亜種かもしれないな」
如何にか有耶無耶になったが、魔物を拾ったと言う言い訳は迂闊だったかもしれない。
実際、シルヴェーヌさん達から詳細を聞いていないので詳しく訊かれても困った事になっただろう。
然し、何もかもこのまま許容される訳が無かった。
「今から遊びに行くって訳じゃないのに、ペット同伴とか冗談だよな?」
ヒューゴーは怒りを通り越して呆れた様子でじっとりと此方を睨み、顔を窺いながら訊ねてきた。
取り敢えず、此処は退かずに強く出てみる。
「御尤もだけど、この子を助けて躾けて渡してくれたのはシルヴェーヌさんよ。必ず役に立つって言うし、従魔契約済みだから大丈夫よ」
真実を織り交ぜつつ、それらしい事を言ってみたつもりだが、訝し気なヒューゴー達の反応は変わらない。
ヤスベーさんは相変わらず馬車酔いで顔色は冴えないが、ゆっくりと顔を上げ助け舟を出してくれた。
「契約を結んだ従魔なら主に制約で縛られているではないか・・・」
そんなヤスベーさんを気遣ってか、隣に居たザイラさんはやや乱暴にヤスベーさんの背中を撫でると、逆に咽たが気にする素振りは無い。
そんな中、ザイラさんは興味無さげに手を振り、ヤスベーさんの意向に任すと聞き流した。
「アタイは団長が良いってんなら構わないよ」
これにはヒューゴーも苦笑しつつも、反対の意思は揺るがずに私に一言だけ注意をし腕を組みながら不服そうな顔を隠さず、ドカリと背凭れに身を預けたかと思うと毒づく。
「ふぅん・・・そいつ、邪魔だったら遠慮なく殺すからな」
敵陣に乗り込む直前の空気に苛立つのも解るが、言い方と言う物が有ると思う。
「はいはい、了解よ」
ともかく人工妖精の件は収拾がついて来た、今の所は声を発する事も喋り声への反応は無い。
これが逆に喋り出したら如何なのか、何を思っているのか気になった。
シルヴェーヌさんは自身を薬師と名乗ったが、本当に何者なのだろうか?
落ち着きを取り戻した馬車の中は思うよりも平和だった。
それにしても、無いに越した事はないが、オディウムにレンコルの二つの勢力からの襲撃が無い。
思わず欠伸をしてしまい口元を抑えると、好奇心に逆らえなかったのかコウギョクが人工妖精に触れようと此方に手を伸ばした。
そっと差し出される指先、しかし人工妖精は噛みつこうと大ときく口を開く。
ガチンと固く鋭い音がし、コウギョクは怯え切った顔で反射的に腕を引っ込めると座席に上ると背凭れにしがみ付いた。
「何じゃコヤツ!」
驚きと恐怖で声を上げるコウギョクだったが、座席に上った事により更なる災難が降りかかる。
徐々に減速したかと思うと馬車は停車し、ガタンと大きな音をたて左右に大きく揺れた。
「・・・座らないと舌を噛むよ」
如何にか席に座らせようとするも、コウギョクの体は揺れにより前のめりになり頭が床へ傾く。
「ギャン!」
向かいに座っていたザイラさんによって床に顔面から突っ込む事は阻止できたが、如何やら私の忠告は無駄になってしまったらしい。
間も無くして馬車が止まり、御者さんにより重い音を立てて馬車の扉が開けられた。
周囲には鞍や手綱が付けられた魔物が数頭と馬車が一台、オディウムのレオポルトはペトロナと双子に加えて同族のガタイの良い男性を三名、カルメンは御者台から下りると、扉を開け手招きをする。
フードを被った怪しい術師が颯爽と降りると、続いて屍人がぞろぞろと出て来た。
成程、どおりで御者台に座ってたわけだ。
「あら、役者が揃ったわね」
カルメンは私達の顔を眺めると、わざとらしく笑みを浮かべる。
レオポルトは其れを無視し、数名の魔獣使いに命じて帰すと仲間と顔を合わせ頷き合う。
褪せた色の赤煉瓦に黒い屋根、可笑しな事に何故か城壁は無ければ兵士も居ない、私達は暫し此の妙な建物を見上げていた。
「約束を守って貰えて嬉しいよ」
何処からともなくパヴォールの声が聞こえてくる。
その声を頼りに多くの視線が周囲に向けられる中、先程まで見上げていた城が急に歪みだす。
建物が飴細工のように歪む、次第に其れは蠟のようにドロドロと融け、私達の視界は黒く染め上げられた。
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早々の手洗い歓迎の挨拶、視界を覆う黒は一瞬で霧散し、真実を露にして見せた。
私達の目に飛び込んできたのは地面を裂く巨大な渓谷、その中央には草木も生えず天を貫く槍の様な古城が聳え立つ陸の孤島。
此方側から中央へ繋がる唯一の手段は各々の塔へ通じる四つの橋のみであり、嘗ては近寄る者を拒み阻んだであろう朽ちかけた防壁の前に私達は立っていた。
遥か先の城は華美な装飾は無く、何処か堅牢な造の遺跡にも見える。
石造りのアーチが残る門扉の前には人影が在り、ゆっくりと此方に歩いて来たかと思うと私達を歓迎するパヴォールの姿が在った。
「いやー、此処まで驚いてもらえると仕掛けた冥利に尽きるね!」
予想外の人物の出迎えに、驚きを隠せぬまま警戒を強める私達の反応にパヴォールは愉快そうに目を細めた。
恐らく先程の城は幻覚を作り出す神術によるもの、ただしそんな歓迎方法を有難く思う者は此処には存在しない。
レオポルトは小馬鹿にした態度のパヴォールへの憤りを募らせ、皮肉めいた物言いをしながら睨み付ける。
「城主自ら出迎えに来て貰えるとは恐れ入ったねぇ・・・とでも言うと思ったか?」
巨大な瞳は怒気を含み、頭に血管を浮き上がらせつつ、衝動を抑圧するように固く拳を握り締めるレオポルトには流石にパヴォールも眉根を寄せる。
漸く此方の反応の意味を理解できたらしいが思案するのは束の間、ほぼ素振りのみであった。
「あれ?何か粗相したかな?まあ良いや、ともかく君達を歓迎するよ」
パヴォールは気怠い口調でそう言うと、何の一言も口にしないまま踵を返し、呆気にとられる私達に背を向ける。
カルメンはそんな背中を冷めきった目で見つめ、レオポルトの怒りは限界に達したらしくその首をへし折らんばかりに腕を伸ばし掴み掛かろうとしたが、それは虚しく空を切った。
己の掌を眺めながら困惑するレオポルトを憐れみつつ、ヤスベーさんはパヴォールに問い掛けた。
「なるほど、待っていると口にしていたにも拘わらず妙だと思っていたが、此れも幻覚であったか。して、この様な物を見せて拙者達に何をするように申すのだろうか?」
ヤスベーさんの問い掛けにパヴォールは振り返ると残念そうに肩を竦める。
「何もそんな難しい顔をする程度の物じゃないよ。君達にも此の四つの塔が見えるだろう?そこで鍵を手に入れてボクの所に来れば良い。それだけ、本当に単純だろ?」
大地と別つ渓谷、門番の如く聳え立つ四つの巨大な塔。
事前と変わらない条件、そうかと言ってパヴォールの無慈悲な振る舞いや言動を振り返れば疑念を抱かずにはいられない。罠か、目的の為の振るい落としか。
そもそもパヴォールは如何やってその中心地に潜入したのか。
「ふっざけんなってんだ・・・クソが!」
レオポルトは晴らせずに燻ぶらせていた鬱憤を露にするが、ヤスベーさんはカタナに手を掛けつつ咳払いをし、辺りが静まり返るのを確認し終えると承諾する。
「承知した・・・」
「じゃっ、頑張ってねー!」
パヴォールは相も変わらず此方の事など歯牙にもかけず、ヒラヒラと背を向けたまま手を振るとその場で宙返りをして消えていく。
すると正面の門扉が開き、レオポルト達は律儀にも我先にと門を潜り抜けようと私達を出し抜き猛進する。
「我らも行くぞ!」
「はい!」
ヤスベーさんの声に背を押され、私達はカルメンを追い抜きレオポルトに続く。
屍人を連れてゆっくりと歩くカルメンから目を逸らし、門を潜った所で一瞬だけ視界が途切れた。
ちかちかと明滅する視界、頬に当たる空気は何故か湿り気を帯びている。
恐々と瞼を開くと、徐々に鮮明になる視界に映ったのは、青味がかった石煉瓦で出来た大きな丸い広間。
状況を把握できずにいる頭で周囲に視線を泳がせると、ある事に気付き背筋を冷たい物が流れ落ちた。
「い、入り口が無い・・・」
私達はただ門を潜っただけであり、塔に辿り着くどころか、あの渓谷に架かる長い橋も渡った記憶もない。そうなれば、考えるまでも無く答えは明快。
「してやられたわね・・・」
用心していたにも拘らず、上手くパヴォールの罠に誘導されて術中に見事に嵌められてしまったのだ。
拳を握りしめる私よりも、更に悔しそうなヒューゴーは憤慨する。
ガラクタ団の中でも。ヒューゴーとその仲間達は偵察に加えて罠の介助など、手先の器用さを買われて活躍している。そこに職人の様な誇りを持っているのだろう。
ヒューゴーは頭を掻きむしりながら地団駄を踏んでいた。
「あぁ、転移の術なんて罠に俺が気付けない何てな!」
「あー、もう!そんなこと言っておる場合か!」
コウギョクはヒューゴーの大声に耳を両手で塞ぐと、負けじと大声を上げ叱責する。
落ち着くどころか騒がしくなる事態に、ついにヤスベーさんが堪りかね声を張り上げた。
「嘆いても如何にもなるまい、先ずは辞退の把握に努めよ!」
此処で漸く、全員が冷静さを取り戻す。
ヤスベーさんは私達の顔を眺めると、心労からか溜息を漏らしていた。
皆が装飾やら扉を探る中、ふと天井を見上げると壁は螺旋を描き天へと伸びているが階段も無ければ上層階も無い事に気付く。
そうだとしても、考える必要も無く此処は四つの塔の何れだろうと想像できる。
パヴォールが言っていた鍵とは何なのか、外部に繋がる隠し扉も、一切の手掛かりが見つからない。
「壁は照明のみで後は全滅、妙な点と言うなら窓も無いのに何処からか風が吹いている事ぐらいか」
ヒューゴーの顔はますます渋くなる。
ザイラさんは周囲の壁を何ヶ所か殴り、破壊不能だと言う事を確かめると今度は床を思いっきり踏みつけた。すると床の一部は異様に脆く、粉砕されては散らばる。
ザイラさんは足を止めると怪訝そうに足元を見つめると何かを拾い上げた。
「・・・何か有りました?」
返事はかえってこない、如何やら拾い上げた物が何かと思案に耽っていている様子。
仕方なくしゃがみ込み粉砕された石煉瓦の欠片を払い退けると、驚くべき物を目にした。
白くゴツゴツとした手触り、それは掌ほどの大きさで二股に分かれていたり、樹状に伸びていたりと形は様々。
床に敷き詰められた其れを私も角度を変えながら眺めていると、ザイラさんが此方を覗き込んできた。
「なあ、まさかだけど・・・これって人骨?!」
ザイラさんは床に敷き詰められた白い塊に頬を引きつらせた。
ザイラさんの意外な反応にウンベルトさんは呆れ果て苦笑すると、掌に形が違う物を乗せて転がす。
「落ち着け、人の骨がこの様な形状をしている訳あるまい。何にしても正体は解らぬがのう」
今度はウンベルトさんがザイラさんに睨まれていた。
白化しており、不確かであるが形状と漂う潮の香りに結論付ける。
「・・・恐らく、此れは珊瑚だと思います」
「サンゴ・・・?」
ウンベルトさんの顔に困惑が浮かび上がる。
海が存在しない異界に何故に珊瑚が、そんな疑問が湧きあがった。
他に何かないのだろうか、珊瑚を掻き分けると青い魔結晶に指が触れる。
そもそも精霊が居ない此の世界に六大要素の何れかのマナを取り込んだ魔結晶を持つ魔物は見た事が無い。
つい最近、知ったのだが魔結晶と思い込んでいた照明は、この世界では希少な光を餌に獲物を狩る魔物の発光器官を利用した物なのだそうだ。
触れた魔結晶は私の魔力に反応したのか、青く光ると珊瑚が敷き詰められた窪みに水が満ちる。
水が目地を通じて広がり床を流れると次々と石煉瓦がひび割れ、何処からか地鳴りのようなものが聞こえてきた。
「ふむ・・・此処と同じような石煉瓦が無いか調べてみぬか?」
ヤスベーさんは体を屈め、ひび割れた石煉瓦をつま先で蹴り飛ばす。
そこにはやはり珊瑚が敷き詰められており、水で満ちた其処にはやはり同様の水の魔結晶が埋め込まれていた。
そんな中、ザイラさんはヒューゴーと顔を合わせ悪い笑顔を浮かべる。
「よぉし!多く引っ剥がした奴に少なかった奴は服従するってのはどうだい?」
「それなら、俺で間違いないな!絶対服従しろよな!」
「何でそうなるんだい!調子にのんじゃないよ!」
見た目はともかく双方とも大人、しかし中身は子供の様で二人は床に目を光らせながら火花を散らしだした。おかげで思いの外、早く謎は解けそうだが不安は拭えない。
「・・・何が起きるか解っていないのに何をやってんのよ」
コウギョクの暢気な声に床を剥がす手を止めると、フジとツガルの二匹の使い魔に丸投げし、壁際に退避して好物のオアゲを貪り食べている姿が目に留まった。
「良いでは無いか、早いに越した事はないしのう」
「だからと言ってサボらない!」
床に転がる石片を掴み振り上げた次の瞬間、先程の物と比べ物にならない振動が襲い掛かる。
「む、よく解らないが床を剥がしたぞ」
ウンベルトさんが石煉瓦を重そうにゆっくりと引き抜くと、先程まで窪みに溜まっていた水が吸い上げられたかと思うと白化していた珊瑚が鮮やかな色彩を取り戻して伸びていく。
床は中央から外周に向けて沈んでいき、中央からは潮の香りと大量の水と共に巨大な何かが競り上がってくる。
「外周まで退避!ザイラさんはヒューゴーをお願い!ウンベルトさんも急いで!」
ヤスベーさんの手助けも有りフジとツガルも無事、私達は追い立てる様に地下から溢れ出す水に追われ外周まで逃げ果せる。
潮の香りに満ちた塔の中、天井まで空洞であった理由が明らかになる、見上げるのは目を疑う程の水の魔結晶。
それは何かを護るように渦巻く水竜を模る巨像だった。
本日も当作品を最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。
今回は無事に間に合わす事が出来て感無量です๛(-△-;)
翻弄されるも漸く敵陣へと乗り込みましたが如何なる事か、不安も謎も増えるばかり。
それでは次回までゆっくりとお待ちください。
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次回も無事投稿できれば12月9日20時に更新いたします。




