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うちのダンナ詩集

あなた無しに髪一本落ちることなく

作者: 陸 なるみ
掲載日:2020/12/02

題名はキリスト教の聖書にそんな記述があったかと思います。

私は無宗教ですが、夫を信じてる状態です。




満月の夜に 髪を切る

あなたが最期に 撫でた部分は

まだ切り捨てはしないから


肩甲骨の 下辺りに

できた新しい 毛先の線は

ガタガタなんだろうに


「飛び出してるとこ引っ張って」

「毛先のラインを指で辿って」

助けてくれるあなたはいない


でも20センチも落とせるのも

「長いのがいい」とただをこねる

あなたがもういないから


年取ってボリュームがなくなると

ショートにしたほうがいいんだよ


イギリスで美容院に行ったことないなんて

誰が聞いても驚くんだよ


これから、があるのかどうかわからない

でもちょっぴりだけ身軽になって

歩いてみようか…………


あなたはいつでも見ていてくれるのだろうから。

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バナー作成:秋の桜子さま。ありがとうございます。
― 新着の感想 ―
[良い点] 「ガタガタ」という言葉選びの際に、自分の内面についても表現されたかなと思いましたー 出ている場所(荒れた所)を汲み取って、リードしてくれて それを撫でることで落ち着かせてくれてた。 内面と…
[良い点] >「長いのがいい」 ここ、私といっしょです。(^w^) この前シュートにされちゃいました(´;ω;`)しよぼん
[良い点] 髪の長さについて言及するタイプのご主人だったのですね。 人により捉え方は変わってくると思いますが、いなくなったことで寂しくもあり、少し変われる気もしてなんとも言えない感覚ですね。 この誌も…
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