パラレルワールド
いつものような目覚め、だが周りは深夜のように暗い。
起きた感覚はあり、いつものように起きた時に時間を確認する時に掴むスマホを握った感覚もある。
そしてスマホの電源を入れようとするが全くつかない。
気付くとこの行動を無限ループのように同じように繰り返していた。
そして少しすると、少し前に会った人かもしれない(あやふやな人)が突然とドアを開けて部屋に現れる。
するとループから抜け出した気がして気合いで立ち上がる事ができた。
そして部屋の灯りを一目散につけようとすると、確かに灯りはつけられはしたが、それは明るくなったと錯覚してしまう光のない明るくない灯りでした。
ここから恐怖心を抱くようになり、付いたと思っていた明るくない灯りが消えて周りが真っ暗になる。
ふと近くを見ると(あやふやな人)がいてその人が付けた灯りだけは光を持っていた。
自分もともう一度、電気のスイッチを押しても明るいように感じる、光ではない光も付かず真っ暗のままになってしまった。
そして(あやふやな人)が灯りを消して去りそうになり、助けを求めようとするも、寝ぼけた時のような声しか出ず(あやふやな人)は少し立ち止まるが、部屋から立ち去ってしまう。
あぁ…と思っていると意識が飛び、また最初の無限ループに戻ってしまう。
この時の無限ループでは同じ事を繰り返している感覚はあり、(あやふやな人)は来ないが灯りを付ける所までは動ける。
だが、真っ暗のまま、真っ暗のまま、真っ暗のまま。
どうすればいいんだと考えて自分を確認していない事に気付き、スマホを掴んだ動作の時の自分を見ると透明だった。
掴んでいるスマホも透明になっていた。
仮に優待離脱かしんだなら本体は存在するはずなのに何も存在しない。