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スケルトンさんたちの武器を燃やしたらダメっていったじゃないですか!!

◆◆◆スケルトンさんたちの武器を燃やしたらダメっていったじゃないですか!!◆◆◆

「ん~~っ!いい朝です。」


なんだか暑いけど、よく眠れました!


「やっと起きたか。寒いとか言って起きようとしないから暑くしてやったんだが、本当にこれで起きるとは・・。」


見れば、一応護衛として召喚しておいたスケルトンさんたちの武器が燃やされています。


「あーーーっ!!スケルトンさんたちの武器を燃やしたらダメっていったじゃないですか!!ダークガーデン!」


「簡単に治せるのだから良いではないか。主がさっさと起きないのが悪い。我はずっと起きていたから退屈で退屈でしかたない。」


闇の光が沸き上がり、スケルトンさんたちの武器を治してくれました。


「大事なものかもしれないのにひどいです!」


「嫌なら火にかけられる前に逃げれば良いし、慌てて消してもいい。むしろこれがきっかけで感情が芽生えて自由意思を持った個体になれるかもしれないぞ。」


「そんなことが出来たらだれも苦労しません!自由に動けない上に、大事なものを目の前で燃やされたりなんかしたらかわいそうじゃないですか!」


「やれやれ。これだから人間は・・・。」


「もう、みなさん、おつかれさまでした。ゆっくり休んでくださいね。」


私は寝ずの番をしてくれていたスケルトンさんたちを送還しました。


「準備はいいな?早く行くぞ。」


「え?朝ごはんがまだです。しっかり食べないと元気が出ないんですよ?」


「トカゲに乗って食べながら行けばよかろう?」


「そんなのお行儀がわるいです。」


「ダンジョンだぞ?冒険に来ているんだ。省ける無駄は省かなくてはならない。ましてや、食事の時間がいつでもとれるとは限らないし、そもそも食事が出来るだけ恵まれている。これも経験だ。移動しながら食べるんだな。」


「うー、冒険者は大変です。」


おばあちゃんの宿に帰ってあったかごはんが食べたいなぁ。


「それに、だ。」


「それに?」


「今用意できる朝食はこれだけだ。」


キリコさんがやくそうを取り出しました。


「これだけ・・・?」


「余ったヤギは置いて来たし、オークは人型だからな、食べぬだろう?当然持って来てもいないし取りに戻るつもりもない。となれば、この雪でも生えていたこれしかないぞ?それとも何か持って来ているのか?」


「えっと、パンなら1個持ってますよ?」


私はアイテムポーチからパンを取り出して見せました。


ふかふかでふわふわの白パンです!


「はぁ、1個か。それはそのまま持っていた方が良い。Lv上げよりも食料を確保する訓練をした方が良さそうだ。」


「訓練、ですか?」


「場合によっては食料を現地調達しなければならぬ。急に必要な量が増えた場合、運搬していた食料を失った場合、そもそも食料を用意できなかった場合。いろいろとあるが、これが出来るのと出来ないのとでは大きく変わってくる・・・かもしれぬ。」


「んー?」(´・ω・`)


かもしれない、なのですか?


「主には我がいるからな。我が調達すれば済む場合が多いだろう。」


「あ、そうですね!」


もつべきものは頼れる仲間、ですね!


「だがな。」


「?」


「せっかくだから自分で獲ったものを自分で加工して食べた方がうまそうだし面白そうだろう?」


「はい!おもしろそうです!」


罠にかかった獲物をさばくのはやったことありますけど、もちろん他のもやるって事ですよね?


とってもたのしみです!



あけましておめでとうございます。 ※投稿日は1月1日


ダンジョンキーパー3(仮)を買ったせいで時間が!時間が足りない!!



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