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愛衣と掲示板閲覧

【金林檎って】収穫祭・イベント攻略スレ12【食えるの?】


TBで開催中の収穫祭イベントについて語るスレです

攻略情報の真偽については自己責任で判断しましょう

間違っていても責めない、怒らない、荒らさない

スレはマナーを守って正しく使いましょう

次スレは>>900が宣言してから立てること

イベント関連スレは流れが速いので、次スレが立つまでは各自減速を


88:名無しの武闘家 ID:EsRdjMb

特殊NPCの理不尽な攻撃に吹き飛ばされる昨今

みなさん、お元気ですか……?


89:名無しの軽戦士 ID:PdspJ9m

おう、元気に吹っ飛んでいるぞ


90:名無しの重戦士 ID:cXZdVpR

各国首脳の強さはガチ

っていうか、もしかして初日よりも出現率が上がった?


91:名無しの武闘家 ID:YuTpaGd

昨日今日の発見報告の増え方からして、そうかもね


92:名無しの騎士 ID:XixPwJ5

現地人の話だと

奉納する林檎の数が少ないと凶作になりかねないから、

国を挙げて取りにいくんだって言っていたぞ


93:名無しの重戦士 ID:cXZdVpR

それは知っているけど、

それと出現率が上がってきたことと何の関係があるの?

前提がそれなら、最初から全力で来ない?


94:名無しの神官 ID:mwpbUwa

>>93

対策会議でもしていたんじゃないの?

普段は軍の重役までは出ないって聞いたし

(現実に照らし合わせたらおかしいってのは置いといて)


95:名無しの重戦士 ID:cXZdVpR

ああ、つまり単にTBのNPCのAI(現地人)が

最近になって出現した俺ら(来訪者)に対応するために、

例年よりも戦力を増強しているってこと?


96:名無しの魔導士 ID:ncEgXWd

TBの稼働は今年からだから、

厳密には――ゲフンゲフン


97:名無しの騎士 ID:9ZRPgpr

さすがにそれは言いっこなしっていうか野暮でしょ

ゲーマーならばゲームの世界観に耽溺するのだ


98:名無しの弓術士 ID:ep5LBYn

常識的に考えたら国の首脳が戦わんっていうのも含めて、

そういうとこに突っ込むのはちょっとね


99:名無しの軽戦士 ID:PdspJ9m

トップが強いっていう構造、

アホっぽいけど分かりやすくて好きだわ

ルストだけは別っていうか、未知数だけど


100:名無しの魔導士 ID:EumYNRF

文化的に未成熟だと、武力トップがそのままトップでも

自然だと思うよ

ただ、不自然が過ぎると浸れなくて萎えるって意見は分かるけど、

そればっかり言うのもちょっと違う気はしてる


101:名無しの弓術士 ID:ujDBpeX

ガチガチにリアル寄りのゲームならそれでいいんだけども、

TBみたいに緩めの世界観でそれを言うのはびみょいな

知り合いに一人、そんなのがいるけど正直……うん……


102:名無しの重戦士 ID:cXZdVpR

まー、そういうつまんないこと言う奴は放っておくとしてだ

AI依存だから本腰を入れるまでにタイムラグがあったってことね

挙動が一々こまけーな


103:名無しの騎士 ID:9ZRPgpr

じゃあ、該当フィールド内で他国のプレイヤーが

多く林檎を採ると出現率が上がるって話にも信憑性が


104:名無しの神官 ID:Rug89dV

おー、あるかも

……あるよね?


105:名無しの武闘家 ID:mrp8Uu4

あるんじゃね、知らんけど


106:名無しの軽戦士 ID:t6AN93J

TBは他ゲーよりもAI任せに進行するように

設定してあるっぽいし、あると思うなぁ


107:名無しの騎士 ID:XixPwJ5

そしたら、最終日付近に向けて対策しなきゃだな……


108:名無しの騎士 ID:wfKGgmC

攻略はそこそこに、単純に特殊NPCが戦うところをみたいって人は

最終日付近がいいかも

イベント仕様のおかげで攻撃を喰らっても痛さが程々だし


109:名無しの重戦士 ID:BbEJF4R

最高ランクのNPCは明らかに手加減してくれるもんな


110:名無しの弓術士 ID:xQh28X9

一般兵の集団も、まあ倒しておいて損はないしね

恨みを買う訳でもないし、弱フィーバーは出るし

忙しい人は最終日付近で頑張るといいかも

出現率に関してはあくまで現時点での推測だから、

違っていたからって後で文句を言われても困るけど




『……とまあ、各NPCの攻略話に移る前にこんな流れがありまして。最後まで、椿が入れるかどうか迷っていた部分ですねー』

「なるほど……終盤に向けて特殊NPCの出現率が上がっていくかも、ってことか。椿ちゃんが迷っていたのは、全体的に確度が低い情報が多いせいかな?」

『そうですねー。私は先輩の判断に任せたらって言ったんですけど、どうしても気に入らなかったみたいで。他の判断材料がないか、あちこち調べていましたねー』

「真面目だ……至極真面目だ……」


 もしかしたら、今も情報を探してくれているんじゃないのか? 椿ちゃん……。

 愛衣ちゃんとのやり取りが終わったら、お礼と“程々で大丈夫だ”という主旨の連絡を入れたほうがいいかもしれない。


「――で、これで終わり?」


 正直、構えていたせいで拍子抜けというか肩透かしだが。

 このくらいだったら、普通にありがたいだけの追加情報に収まっている。

 しかし、愛衣ちゃんがそんな優しい性格をしている訳もなく。


『ふふふ……そんな訳がないじゃないですかぁ。本番は次のパートですよ、次の』

「……まあ、ここまで来たら最後まで付き合うけどさ」

『先輩の覚悟、私が受け取ったー』

「覚悟を要するものなの……?」




790:名無しの魔導士 ID:EumYNRF

そっか、ここまで出た特殊NPCの情報って

ほぼランカーがいたフィールドのか……


791:名無しの軽戦士 ID:8bMzYA9

野良だけで追い込んだフィールドとか、

ランカーじゃないとこのもあるけど大体そうね


792:名無しの弓術士 ID:xEwg653

ルストの王様の撃退条件、

美味しい料理を食べさせるとか酷過ぎて笑うしかない


793:名無しの神官 ID:MndaaER

ギルド多めのフィールドはかえって情報が出難いみたいだけどな

こういうときは中規模から小規模で強いギルドと一緒になるといい感じ

今回は特に、撃退フィーバーのご相伴に預かれるし


794:名無しの重戦士 ID:iV94MsG

おっきいとこはおっきいところと一緒にされるからなぁ

たまーに一人か二人PTなのにそういうフィールドに混ぜられて

困惑したりもするけど


795:名無しの弓術士 ID:ujDBpeX

自信があるならそういう場所だろうと隙を突けばいいし、

無理ならさっさと出て入り直すのも戦略じゃないかな

俺は良い感じのフィールドに当たるまで何度か入り直す派

中でも昨日の湖は最高だった、渡り鳥がいたから


796:名無しの弓術士 ID:yURDU99

それそれ、勇者ちゃんはさすがやったわ

おかげで無理だと思っていた金林檎が5個も確保できたぜ

相変わらずの超絶美人さんで、目の保養にもなったし


797:名無しの重戦士 ID:cXZdVpR

倒したのかどうか分かんねー吹っ飛び具合だったけどなぁ

スケート靴とか履いていたし、

準備の段階から俺らとはまるで違いますわ


798:名無しの神官 ID:f8tAxTu

あれ、本体は?


799:名無しの騎士 ID:9ZRPgpr

バフ使って勇者ちゃんをぶん回していたよ


800:名無しの神官 ID:f8tAxTu

何だ、いつも通りか

それよか、渡り鳥――もとい、鳥同盟の女の子たちは全員可愛くない?


801:名無しの魔導士 ID:VyJs7Pr

そんなの周知の事実だぞ

今回はシエスタちゃんに林檎を採らせようとしていたっぽいなぁ

あ、ラルフは氷の壁で防御していたぞ


802:名無しの魔導士 ID:zmSGFQy

失敗していたけどな

ちなみに俺は勇者ちゃんよりも好み

本体、俺と所属ギルドを代わって?

……そうそう、ラルフの氷は炎で対抗しようとしても無理だったよ


803:名無しの弓術士 ID:zBS8kw8

ついでのようなプチ攻略情報で

スレチの話題をゴリ押ししようとすんなや!


804:名無しの武闘家 ID:i5J8YnV

ちょっと笑ったわ

可愛いよな、シエスタちゃん

俺が本体なら――と、ラルフのメイン武器は不明

サーベルかと思ったら最後に槍なんぞ出したぞあいつ


805:名無しの重戦士 ID:5eCfu6G

……ところで、何でみんな本体ばっかで忍者の話はしないの?

あいつもあの女所帯の中で、二人しかいない男のうちの一人だよね?


806:名無しの重戦士 ID:Lxig426

何でって、そりゃお前


807:名無しの神官 ID:r4WNg3V

昔から言うだろう? イケメン有罪って


808:名無しの魔導士 ID:VyJs7Pr

うむ


809:名無しの重戦士 ID:5eCfu6G

言わねーよ!?

って、あれ!? あいつの素顔って判明しているの!? あれ!?

知らない俺がおかしいの!?




『……』

「……」


 一通り読み終わったことを察してか、愛衣ちゃんが得意げな顔でこちらを見てくる。

 表情をじっくり観察されながらこれを読むのは、かなりこそばゆかった。

 眠そうな目ながらも、がっちり視線がカメラ越しにこちらに固定されていたし……。

 自分の悪口などが少なくてほっとしたものの、今度は先程までとは違った変な汗が出てくるような感覚が。


『……という訳で先輩。人によっては未祐さんよりも可愛い? ように見えるっぽい、私をもっと甘やかしてくださいなー。さあさあー』


 案の定、愛衣ちゃんは妙なことを言いだした。

 面白い部分って、愛衣ちゃんにとって面白い部分って意味かよ……。

 

「いや、自分で言うのも何だけどかなり君に甘いよね? 俺って」


 ギルメンの女性陣全員にそれを指摘されるくらいには、どうも態度が甘くなっているようだ。

 とはいえ、厳しくしたところで彼女のような子は余計にへそを曲げるだけだと思うのだが……。

 ただ、愛衣ちゃんはそれでもお気に召さないようで、カメラににじり寄ってくる。


『それはそうですが……もっとです。先輩の愛を私に、もっともっと! ぎぶみーらぶ!』

「えー……」

『足りんなぁ! こんなものでは! もっと、もっとだぁ!』


 貪欲に力を求める悪役のような口調まで使って、愛衣ちゃんが甘やかせアピールをしてくる。

 ってか、もう画面がほっぺたで埋まっているのだが……プニプニで柔らかそうな肌色以外、何も見えないよ。

 よほど、アラウダちゃん関連でストレスが溜まっていると見た。


『大体、私の名前は愛の衣と書いて愛衣ですよ? それがなくなってしまったら、それはもはや裸と同義で――』

「わ、分かった分かった! 分かったから!」


 言っていることに全く筋が通っていなくておかしいが、勢いだけは伝わってきた。

 そもそも俺なんかの、ええと……それがなかったとしても、愛衣ちゃんは常日頃からご両親の愛情をたっぷり受けていると思うが。

 何にせよこれ以上、彼女に余計なことを話させてはならない。危険だ。

 ……そう思わされている時点で、手の平の上というか術中にはまっている自覚はあるが。


「……アラウダちゃんの問題が解決したら、何かご褒美を用意するよ。お菓子か何かになると思うけど、それでいい?」

『おー、マジですか? それは現実サイド? 先輩の手作り?』


 あっさりと嘆きのポーズをやめ、こちらの話に食いついてくる。

 愛衣ちゃんは眠ることと楽をすることの次くらいに食べることが好きだ。

 ……どうしてそれで太らないんだろうな? 本当。


「うん、お望みとあらば。時間の都合もあるから、いつでも大丈夫とはいかないけれど」

『わーい、先輩愛してるぅー』


 緩々な笑みと共に、愛衣ちゃんがカメラから少し遠ざかる。

 ……また、この対応も甘いって言われるのだろうなぁ。

 しかしながら、元気が出たようなのでよしとして――


『それじゃー、そうですねー。私たちの学校の文化祭に来たついでにでも、そのご褒美をいただけると最高ですねぇ』


 よしとして……え?


「待って、何? 文化祭?」

『あ、そのお話がまだでしたねー。実は、私たちの学校で文化祭がありまして……外部の人も招待できるので、先輩たちが来てくれたら嬉しいなーって。小春も椿も』

「………………。日にちは?」


 もう色々と諦めた俺は、細かな話をすっ飛ばして日時を聞いた。

 当然、切り替えが早く面倒くさがりな愛衣ちゃんは即座に答えを返してくる。

 曜日は土曜らしいのだが……バイトの都合もあるし、上手く空きを作れるだろうか……?

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