表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
658/1114

ランカー船・ランカー艦隊 後編

102:名無しの神官 ID:LSeJz8d

その、まず、何ていうか……

でかいよね、ひたすら


103:名無しの武闘家 ID:kK85hKG

大きいは強い、みたいな……

美しくないわ!


104:名無しの弓術士 ID:8kYXd3K

一言で表現すると巨大戦艦だよなぁ

海に浮かぶ要塞


105:名無しの魔導士 ID:UiAitz8

何かでかいと思っていたら、

大型じゃなくて超大型とかいう一個上の区分らしいね

普通にやると建造不可なのは言うまでもなし


106:名無しの魔導士 ID:N2rJBnx

ぶっちゃけ一番気になるのは、買った場合の値段なんだが


107:名無しの軽戦士 ID:6FFAXE4

それなぁ……

修理費用の時点でやばそう


108:名無しの弓術士 ID:6nFyc2H

戦闘機とか潜水艦で落としてやりてえ


109:名無しの騎士 ID:DKydQ8Z

時間さえ合えば一発で分かるよな

何か妙にでかいのが浮いてるんだから


110:名無しの重戦士 ID:WxagZgn

大体、魔砲複数積みとかいう時点でギャグとしか思えん

もしくはラスボス


111:名無しの弓術士 ID:esrRYSk

対魔法装甲しっかり積んでも溶ける……

機関も何個あるのやら


112:名無しの軽戦士 ID:ZNZ5xhT

魔砲からして複合機関を複数、だろうけど

本当にラスボスぽいな


113:名無しの騎士 ID:kNn97Li

魔砲なしでも強いルーナとかラプソディ、

アルテミス辺りを応援したくなる

スポーツの金満チームみたいで好きじゃない


114:名無しの弓術士 ID:WAz4Qjx

あの圧倒的な感じが魅力的だっていう人もいるのよ


115:名無しの武闘家 ID:yEzHWdk

俺は嫌いじゃない

けど、そもそもプライドの高いラプソディなんかは参加するかね?


116:名無しの騎士 ID:ShZw8AJ

ラプソディは艦隊単位で完結しているから、

旗艦だけとか寄越さないだろうし、不参加じゃないかな?


117:名無しの神官 ID:ryHyhgw

それはそれで、あぶれた連中ともう一個決戦の舞台ができそうね


118:名無しの弓術士 ID:62AXBR6

そういうのを全部倒せば、

ラプソディはソール戦に不参加だとしても1位になれるかもな


119:名無しの魔導士 ID:XBTSDcT

編成コストが重いことくらいかなぁ?

ソールの船の弱点は


120:名無しの神官 ID:xYmx3aQ

大型船換算だと、三隻分くらいだっけ?


121:名無しの重戦士 ID:8MnTwiW

まあ、それでも護衛の艦は十分置けちゃう

自前の護衛艦で枠が一杯なんで、

ソール対その他になるだろうな


122:名無しの武闘家 ID:jxJtPEM

その他の中に何が入るかだけど……

ルーナが中心になるん? いつもソールのライバルだし


123:名無しの軽戦士 ID:MkANsDD

まあ、そもそも名前からして

ソールに対抗して付けたっぽいし


124:名無しの軽戦士 ID:XX6Gzs8

ルーナのほうがギルドとしては新しいのか、知らなかった

といっても、どのタイミングでルーナが来るのやら


125:名無しの魔導士 ID:9sNzE58

何度も言われているけど、

具体的に何時に決戦とか決まっている訳じゃないしな

ソールが連戦に応じてくれたとしても、

強いのがばらけちゃうと厳しい気が


126:名無しの重戦士 ID:k7KQaxj

見ている側の理想はランカー勢揃い!

ソールを倒せ! みたいな状態


127:名無しの弓術士 ID:N5ZujYa

ソールのメンバーもプレイヤーなんだけど、

すっかりイベントボスみたいな扱いに


128:名無しの魔導士 ID:RtXZg6Z

それだけ異質ってことよ

他の特殊な船が全部霞むくらいには


129:名無しの神官 ID:FgmTkze

アレが沈むところも見たいし、

逆にアレにみんなが壊滅させられるところも見たい


130:名無しの武闘家 ID:5bK9Uh9

自分でやりなされ


131:名無しの神官 ID:FgmTkze

それはもう経験済みなんで……

あ、もちろん沈んだのはこっちよ?


132:名無しの重戦士 ID:XT6z386

言わんでも分かるわ

そういや、和風ギルドはいいところまで行ったらしいよ

船に乗り込むところまでは行ったそうな


133:名無しの騎士 ID:aPP5AVB

マジで?

じゃあ白兵戦を狙って突撃もありじゃない?


134:名無しの軽戦士 ID:cWALVHy

普通は近付けもしないんだけどな……

魔砲、魔砲、砲撃、砲撃、バリスタ、弓、魔法みたいな


135:名無しの弓術士 ID:APGDPA6

あ……よく考えたら乗り込んでも中にみっちり人がいるのか


136:名無しの騎士 ID:Z3PeSwt

白兵戦なら味方の数をキープしつつ接敵できないと負けちゃう

後ろに味方が残っている状態なら、寡兵でも行けるかも?


137:名無しの魔導士 ID:jTGLK2B

何にしても、明日の戦いが楽しみ

今夜の内に状況変わるかどうかも含めて




「魔砲複数!? 何だそれは!」

「静かにな。そんなに目立つ船に遭遇していないって、俺たち……」

「運が良いのか悪いのか。ですが、これは例の機能の使いどころでは?」

「おっ!」


 理世の一言に未祐が反応。

 まぁ、確かに有効なんだがな……。


「発動タイミングが難しいよな。戦局の見極めが大事になるか」

「それはお前の役目だろう!? 信じているぞ!」


 未祐の言葉には、ついつい相手を頷かせてしまう力がある。

 が、そこは長い付き合い。

 一緒になって猛進して行くと泣きを見る。


「……理世、補助は頼むな? っていうか、今は違うとか駄目だと思ったら止めてくれ。いつものことだが」

「はい」

「そこは任せろ、と言い切る場面だろう!?」

「そうは言うが、俺がいつも自信満々だったら気持ち悪いじゃないか。このやり取り、何回目だ?」

「一人で進まず、立ち止まって待ってくれるのが兄さんの素敵なところですから」


 うっとりとした表情で俺を見る理世に対し、俺と未祐は一瞬固まった。

 今のからそう飛躍するのかぁ……前から思っていたが、理世の俺への評価は甘過ぎる。

 未祐が微妙な表情で理世に声をかける。


「う、うむ? 否定はしないが、お前はお前でどこか論点がズレていないか? 私の気のせいか……?」

「さ、帰るぞー」


 こういう時は次の行動に移るに限る。

 今夜は遅めに四人で食事、そして明日は早めにインできるようにしておかないと。

 といっても、今回は何か目当てのものがあって1位を目指している訳ではないのだが。

 ただ、セレーネさんを中心に俺たちが手塩にかけた船――プリンケプス・サーラがトップを取るところを見たいだけである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ