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掲示板とTBの長寿スレ

302:名無しの神官 ID:4czRdAd

上位は雲の上の話だからどうでもいいとして、

せめて一万位報酬くらいは欲しい


303:名無しの重戦士 ID:FrZX5ms

俺も属性石セット欲しい……


304:名無しの騎士 ID:WYzrefb

ゴールドが足りないから欲しい……


305:名無しの弓術士 ID:H4YieEu

スキルポイントの書……


306:名無しの軽戦士 ID:9mYYp2V

何でもいいからほしい


307:名無しの武闘家 ID:P6X22MK

欲しいなら

こんなところに書き込んでいないでログインしなされ


308:名無しの魔導士 ID:NJeGuV6

現実問題、カンストプレイヤーなら何位くらいまで狙えるんだろうか?

一日二、三時間しかプレイできない前提で


309:名無しの騎士 ID:jC8JLZL

中央部で狩ってひたすら召喚

スタートしそうなパーティを見つけたら近付いておく

で、目の前で召喚されたら即座に自分も……って感じで今、総合3000位くらい

ただ、俺も仕事の関係でどんなに頑張っても一日三時間弱が限界


310:名無しの魔導士 ID:NJeGuV6

3000かぁ、ありがとう

参考にしてみるよ


311:名無しの武闘家 ID:XX2XRkN

3000位だと高ランク属性石各種とスキポの書が二個ずつか

この報酬ってどうなの? 良いの?


312:名無しの魔導士 ID:ZJcBSac

属性違いの各ダンジョン深層に潜る手間+特殊クエスト二つ分、

これをどう考えるかによる


313:名無しの武闘家 ID:XX2XRkN

そう言われると面倒極まりないな……自分も欲しくなってきた


314:名無しの神官 ID:AGPT53M

イベントなら累計スコアで達成報酬も貰えるしね


315:名無しの弓術士 ID:9X2MWnN

さっき誰かが書き込んだ一万位ってのが、

それらを一セット分もらえるボーダーなのよ

高レベルプレイヤーだけど上位は無理って人は

この辺りを狙えばいいんじゃない?


316:名無しの重戦士 ID:zQu9LSj

でも、そろそろスキルポイントの書以外も配ってくれんかな


317:名無しの神官 ID:8Js6cJw

いらないの?

俺はスキポの書結構もらってるつもりだけど、

まだまだ取れてないスキルあるよ?


318:名無しの重戦士 ID:zQu9LSj

そうなんだけど、

毎度似たような報酬だと代わり映えしないというか……


319:名無しの騎士 ID:fQiTj4R

今回は神獣の宝珠があるじゃない


320:名無しの重戦士 ID:zQu9LSj

何それ?


321:名無しの騎士 ID:tQEj9nQ

総合500位以上の報酬だよ

神獣用の経験値アイテムだって公式のアナウンスがあったでしょ


322:名無しの重戦士 ID:zQu9LSj

500位なんてとても縁がないから気が付かなかった

神獣の経験値かぁ……どれくらい入るんだろ?


323:名無しの騎士 ID:tQEj9nQ

まだ誰も未成体にすらできていないらしいから、

宝珠で幼生を脱出できれば御の字じゃない?


324:名無しの軽戦士 ID:MKL2Vwd

ソロのお供には良さげだもんな、神獣

あ、だから今回ソロプレイヤーが頑張ってるのか


325:名無しの武闘家 ID:sjrVHh5

前回からの仕様変更も追い風だと思う

ただ、野良だけだと辛いって意見も増えてきたらしいから

次からはまたギルド単位で参加できるんじゃないかな?

というのが個人的な予想


326:名無しの弓術士 ID:9X2MWnN

野良とギルドで大きく差が開くであろう

討伐数の報酬がショボければ文句は言わない


327:名無しの騎士 ID:wKGz659

個人スコアならデバフアイテムを揃えれば何とかなるもんな

討伐数稼ぎは野良で全体的に弱いと一気に減速するし……


328:名無しの軽戦士 ID:8iijVYu

みんな色々考えてるんだな

俺もとりあえず一万位? 目指してみる


329:名無しの神官 ID:8Js6cJw

がんばー

上位ウォッチングもいいけど、偶にはこういう話題もいいね


330:名無しの重戦士 ID:FrZX5ms

雑談スレ辺りでやっていそうなことだけどね

まあ、ランキング絡みの話題には違いないし

いいんでないの




「……あれ? 私の話題は?」

「過去の実績があるとはいえ、まだ30位のプレイヤーに触れる人は少ないわな。お前の専スレでは当然、上位入りが話題になっているが」

「まだまだ精進が足りないということか……」

「未祐さん――ユーミルさんの話題についてでしたら、私が別のスレッドで見かけましたよ。ミスクリックによる偶然ですが」

「本当か!?」


 理世の意外な言葉に、未祐が嬉しそうな顔で食いつく。

 俺としては若干嫌な予感がするのだが……。

 どのスレでどんな内容だったのか教えてくれとせがむ未祐に、理世がニヤリと笑ってから口を開く。


「“TBで見つけた変わったプレイヤーについて語るスレ”というスレッドですね。そこに最近のユーミルさんの行動が挙げられていました」

「は!? 何だそのスレは!?」

「ちなみにスレ番号は213です」

「――長っ!? 長寿スレ!!」


 ああ、そのスレは俺も知っている……確か通称「変人スレ」だったか。

 TB内にいるプレイヤーの変わった行動や面白い行動を報告し合う、という内容だったはず。

 スレ番号から分かるように、本当に初期の初期から掲示板に存在しているスレッドだ。


「……それで、理世。どんな内容だったんだ?」

「どうもこうも、レイドボスとの戦闘中の未祐さん――ユーミルさんが面白いと」

「私は大真面目にやっているのだが!?」

「だが、傍目にそう映るのは仕方ないと思うぞ。ワイヤーアンカーのように格好良くはないからな……その、なんていうか、すまん」

「謝るな!? そこでお前に謝られたら、余計に微妙な気分に――ええい、格好悪くても構わん! 過程がどうだろうと、最終的に1位になるのが一番格好良いはずだからなっ!」

「「おおー」」


 椅子に片足を乗せて拳を掲げる未祐に、俺たち兄妹はぺちぺちと拍手を送った。

 そしてそんな未祐のお腹から、ぐぅーというこちらにまで聞こえるくらい大きな音が鳴る。


「……昼飯にするか」

「……そうですね」


 少し顔を赤くした未祐が上げていた足を無言で下ろす。

 再度時計を確認すると、時間もちょうといい感じだ。


「二人とも、何を食べたい?」

「暑いので……そうめんですかね。さっぱりと」

「暑いから、スタミナのつくカレーにしよう! キーマカレーがいい!」

「前置きが一緒なのに、互いの結論が霞んで見えるくらい遠いんだが……」


 仕方がないので、間を取って担々麵――じゃない、担々そうめんにでもするか。

 具は後から乗せるようにして、普通のそうめんも食べられるようにすれば理世も大丈夫だろう。

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