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幻の姫と泥棒  作者: のりまき あなご
4/8

///盗賊スキルを持つ少年4///

プロローグ4

川の水は怖くて飲めませんでした。


いざとなったら飲もうとは決めました。

あれからいろいろ考えてみました。

サバイバルのこととか、魚、鳥、虫、風、太陽、気温、天気のこと、これからのこと。

体育座りで小枝を拾い、いじけた感じでその辺のものをつつきながら考えました。

その辺の事も書いてもいいのですが、長くなりそうなので書き残さないことにしました。


ただ後生の為、現在の装備を確認しておきましょう。

武器 500ミリペットボトル

(中身は砂→きれいどころの川の水にチェンジ。)

防具 ジャージ

(黒の2本白線入り、安物パジャマ代わり。)

持ち物 千円札2枚、河原の石(複数)、木の枝(護身用)、砂漠の砂(目潰し用)、葉っぱ(大小複数)


続けて状態の確認です。

状態 喉の渇き(中)、空腹(小)、混乱(大)


全て自己申告での表記です。ご注意ください。

現在は見つけた道らしきもののど真ん中を歩いています。自己の目標は安全な飲み水の確保です。


後に『世界を盗んだ男』と呼ばれた少年の前途はまだまだ諦めと絶望に満ちていた。


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