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幻の姫と泥棒  作者: のりまき あなご
3/8

///盗賊スキルを持つ少年3///

プロローグ3

砂漠を越えて少し歩くと林がありました。


そういえば砂漠を歩いている時は混乱しておりまして、あまり深く考えませんでしたが夜なのに景色が見えていたような気がしています。

靴もはかず相変わらず、裸足ですが痛くもなく歩けています。所々、変です。深くは考えませんが靴みたいな物は欲しいなあとはおもっています。


そろそろスライム的な奴が現れる頃あいでは?


一応、準備としてヤケノヤンパチで飲み干してしまった500コキャコーラのペットボトルに砂を入れておきました。これで殴る準備はしてはおります。

見方によっては棍棒に見えないことはないと自負してます。


ステータス調べる。


呟きます。なにもおこりませんが、たゆまない努力はしておきます。命は少しだけ惜しいですが諦めてもいるといった気持ちです。


正直に書きのこすと砂漠の時、後半の次の次の次のって所で散々泣きましたので涙は枯れ果てています。内緒にしてください。


林を抜けますと人が作ったらしい道にでました。


散々木の枝や小石も踏んだのですが足の裏から血が出るとかなかったです。魔法的何かでしょうか?

スライム的な奴もでません。


怖い気持ちもありますが、もうこうなったら第一村人発見!でもいいような気がしています。


奴隷制気にしてたら転移モノの主人公はやってられないぜ!ドントコイ!


自暴自棄でそういう心境です。


寂しいし、眠いし、怖いし、一晩中緊迫感で歩いて精神的にも肉体的にもやられていたんではナイでしょうかね、当時は。


とりあえず、さんざんおっかなびっくりしたので、もう堂々と道の真ん中を歩いております。


だれにも会いませんし、危険な目にもあいません。


しばらく歩くと林から森ぞいを抜けて、河原が見えてきました。飲めるかはわかりませんが水があると想うとホッとしました。


ああ、今まで書いていませんでしたが少の生理現象は勿論しておりますよ。文章にするのは恥ずかしいので割愛させていただいておりました。


この河原で気力体力の限界を迎えて体育座りで安全そうな木陰で休むことにしました。のどは渇いておりましたが水分補給の問題は先送りしました。少し休んでからと思いつつ気付けば眠ってしまっていましたので。


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