表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

奇談 ー占い師ー

作者: type0

私の奇妙な経験を話すうえで、何故頻繁に遭遇するのか理解して頂けると思います。

世の女性が好きなものの一つとして挙げられるものは占いでしょうね。


有名な占い師の所に行くと9割は女性客、1割は男性客でしょう。

そして男性客の殆どは彼女や女友達の付添い。ってのが普通でしょうね。


私も当時付き合ってた彼女に連れられて占い師の所へよく付添いました。

付添うだけで私自身は占って貰ったのは一度切り。

霊能力がある占い師からいわれることは、いつも決まっているから占って貰わなくても知っている。

霊能力がない占い師は払うだけお金の無駄だと考えていますから。


初めて占って貰ったのは、彼女と神戸に旅行中にたまたま見つけてしまった占い師に占ってもらうことにしました。

その当時の彼女は、よく悪夢を見たり、周りで人が亡くなったり、よく物が無くなったりしたので幽霊の仕業と思い込んだりしてたので彼女は占って貰う気満々でした。

私は最初は占って貰うつもりはなかったのですが、彼女が私との相性占いをして貰っている最中に占い師が私のことを話し出したので私も占って貰うことにしました。

言われたのは、珍しく守護霊が全くいないこと。

テレビや雑誌などでも、必ず普通の人には守護霊が付いていて悪霊から身を護ってくれている。守護霊が多い人ほど運もわりと良いってのが一般的に知られていることなのに、「いません」などといわれるとどうやって今まで霊から身を護ってきたのか気になりますし、運がないのは気になりますしね。


彼女の運と私との相性占いを一通り終わった後、私は守護霊のいない理由を占い師に聞きました。

占い師は私に「霊力が結構強くて霊が寄って来やすい体質だけど、守護霊がいない代わりに神様が後ろに付いている」っということでした。

昔から不思議な現象がよく周りで起こるので不思議でしたが霊力が強いといわれて少し納得はしました。

しかし、神様が付いているのはちょっと言い過ぎの気もしたのですが、悪い気はしません。

おまけに霊能者として将来仕事しても上手くいくとまでいわれると面白いです。

この時の話はこれで終わりで、占い師の人も客商売だから良い事いってくれてただけだと考えてました。


それから3年後、その時付き合ってた彼女とは別れてしまったのですが、東京へコンサートを観に来た際に女友達と2人で原宿へ遊びに来たときです。

彼女は原宿で買い物の目的もあったかも知れませんが、有名な占い師に彼氏との相性を占って貰うために原宿へ来ていました。

その時は私は占って貰うつもりはなかったので、彼女が占って貰っている間、外で待っていました。

彼女がお店から出てきた時は、あまり嬉しい表情をしていなかったので気になり、何をいわれたのか聞いてみました。

彼女は今の彼氏とは結婚出来ないと言われたらしく、頼んでもいないのに私となら結婚しても上手くいくといわれたそうです。

その理由の一つが、私には神様が付いているから幸せになれるといわれたそうです。

私はそれを彼女から聞いて3年前に神戸で占って貰った事を思い出しました。


それから必ず知合いの女性が占い師に占って貰うと、場所や占い師はバラバラなのに、恋愛対象外で名前も出していないのに一番相性が良いのは私になると小言をよくいわれます。

当たるも八卦い、当たらぬも八卦いとはいいますが、知らない所で同じ事をいわれるとは思いませんでした。

不思議と占い師からは良い事いわれるのにモテたことがありません。

不思議ですよね〜。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ