少女と天草が出会う
「あれ〜?急に音が消えてどこかわからなくなったぞ。どうしよう、、、とりあえず進むか」
そう言って天草はそのまま直進した。
するとある人に出会った。その子は少女?だった。俺より若い。俺はそいつに言った。
「なるべく今は戦いたくないんだ」
すると少女は笑って言った。
「私はどっちでもいいかな。それよりあなたは私に勝てない」
「じゃあお先に行かせてもらう」
「やっぱり嘘。あなたは今殺さなきゃいけない」
そう言った瞬間に天草の足元が赤く光った。そして円状の炎の柱ができた。
「ひどいな、少しだけ服が燃えたぞ」
そう言って天草は服についた火をすぐにパンパンと叩いて消した。
「今の避けれるの?あなた人間?」
その子は驚いた顔で俺のことを見つめた。
「だって避けないと死ぬだろ」
「だからあれは罠として置いておいたのに、どうやって避けたの」
そう問いただしてきた。
「なんか真下が揺れたからジャンプして避けた」
「ダメね。この人はあいつと違って人間離れだわ」
あいつ?人間離れしてる人を俺は知っている。
「そのあいつってやつはエマか?」
「なんでわかるのかな?そういえば強い人がいるみたいなことを言ってたような、言ってなかったような」
その子は考える素振りをしていた。
「エマはどこにいる」
天草は低く重い声で聞いた。
「そんなの知らない。でも生きてるんじゃないかしら?私は少なくとも殺してないわよ」
「そうか。それで俺とまだ殺し合うか?俺はお前を殺したい。何故か殺意が湧くんだ」
するとその子は笑って言った。
「でもあなたは握手をしたわよね?」と。
握手はした。したけど握手なんかでどうこうなるわけ、呪いとかなのか?もしそうだとしたらだいぶまずいぞ、薬を飲んで治らなかったとしたら。俺はきっと死ぬ。もし死ぬ前にここを脱出したら?それでも死ぬ可能性は無くならない。俺はもう詰んだのかもしれないな、、、
「握手がどうした。あいつと握手をしたらどうだっていうんだ」
「それはね、、、教えなーい!それにあなたには勝てなさそうだから私は逃げるね〜!」
そう言ってその子は一瞬にして姿を消した。
「瞬間移動?ワープ?どっちだ?まぁいいか。それよりエマを探さないと」
俺はそうして行方のわからないエマを探し出すのだった。その時。俺は思いました。
「いや、待てよ。俺もあんな感じですんごいわかりやすい技をすれば気づいてくれるかも」
俺はそう言って剣を作り出して地面を凹ませ上に高く飛ぶ。そして思いっきり下に加速する。そして天草は風を斬るように下へ落ちてゆく。空気は切り裂かれ天草の周りには透明だけど白い膜が現れる。ヒュンという音と共に地面に剣が突き刺さった瞬間。一時を置いて地面が一瞬にして亀裂が入り土や石が宙を舞う。とてつもない衝撃音が走る。そんな時エマはというと、、、
「スピー、スピー」
ととても心地よさそうに眠っていた。




