邪魔すんな
遊びに来て下さり有難うございます
彼等達の学園生活を一緒にw楽しんで頂ければ幸いです
「セルリル・アンバート!! どこへ行くっ、まだ授業中だぞ!!」
「どこだって良いだろ? 課題が終わったら人から休み時間にして良いっていったのは、あんただろ?」
「た、確かに言ったがっ、そんな直ぐに出来る様な課題は出してはいないはずっ」
強い口調を発しつつ、見たからに剛毛の黒髪を真ん中に髪を分けた中肉中背の男が、フィールドを闊歩する。今は魔法応用力の授業であり、クラス全員が、それ専用の校庭に集まり、授業を受けている中での出来事。
まあ俺的にはいつもの事だが、一部の生徒はその声に身を竦める。そんな中、一角で、学友が群がっていた。そこに一目散に向かい、生徒をかき分ける。すると、先迄息巻きながら歩く足が止った。一方で、回りにいた生徒達はこちらを見てコソコソと話している。
その様子を冷めた視線を送っていると、いきになり、足を止めていた男がこちらを睨む。その彼の体の背後には、2本の氷柱が確認出来ると共に、水と、火、が閉じこめられた状態で、地面から突出していた。
「課題それで良いですよね。ライナム先生」
声が校庭に響くと共に、彼は苦々しい表情を浮かべる。俺はその形相を一瞥すると、一つに結んだ髪を軽く靡かせ校庭から出た。
一直線に伸びる渡り廊下は日が射し込み、心地居風も吹いている。そんな中、いつもの様に、廊下から中庭へと出ると、木々の茂る場所へと向かう。ここは木陰もあり、植木も植えられている為、人目につかないのだ。俺は、腰ぐらいまである庭木をかき分け、芝生広がる地面に寝ころぶと、視界に先に広がる空に浮かぶすじ雲を見つめる。暫し、流れゆく雲の様子を伺い、一回大きく息を吐いた。常日頃の事ではるが、やはりおもしろくない思いが過らないわけもなく、思わず苦笑
を浮かべる。
「ったく。教師っていうのは肩書きだけのヤローのくせにっ、よっぽど俺の方が技術はあるっ!!」
そんな奴に教えを請うのはやはり腑に落ちない上に、他の教師に比べ自身に対する当たりが強い。しかも彼が俺の所属しているクラスの担任且つ、風紀委員の顧問なのだ。俺自身、風紀を乱す行為がないのかといったら嘘になる。まあ入学してから半年が過ぎる中、その間に風紀委員に目をつけられているのは承知済みだ。まあそのせいもあるのかもしれがないが、それ以前に根本的な所で彼と相性が悪いのであろう。
なので出来る事なら関わりたくはない相手なのだが、奴が担任という事で、否応なしに一回は顔を合わせる状態なのである。この学園は一年周期でクラス替えをすうようなので、それに一部の望みをかけるしかない。
アンソリュウー・フォード学園。義務課程9年を経て、希望者が進学する三年の高等学校。義務教育では無い為、あくまでも希望者が進学する。その中でも、この学園は王が直轄している学園であり、国全土から優秀な生徒が身分関係なく集めれているのだ。
そんな背景から卒業すると、ほぼ国の役人となる生徒が過半数を占める状況であり、安定且つ高収入に直結する為、入試はかなりの高倍率らしい。まあそんな背景もある中、俺は10歳に満たない時から、盗賊に殺害された両親を不死にしてまった時から国に管轄されている身。当時は何が起きたかわからず、放りだされるのではないかと、思っていた。
が、時たま俺が、魔法適合が人並み以上にあった事でこれといった試験もせずこの高校に入学した。追々、国家の犬として使えると思ったのであろう。加えて、その一件以降両親は行方知れずの上、未だに未解決であり、どうやら国も手をこまねいている様なのだ。
そんな背景もあり、風の噂では、何も進展のない案件を俺に解決させるよう促せないかという話があがっていると小耳に挟んだことがある。
(フン。そんな事、外野がいうまでもなく、俺自身でケリをつけてやるさ!!)
その為にもやはり知識は必要不可欠であり、ほぼ強制的にこの学園に入れられて状態でるとはいえ、それはそれで好都合。
(こんないけ好かない所だが、図書館の蔵書は圧巻だからな。兎に角俺の悲願成就の為、使えるものは何でも使う!! そして奴等を……)
その思いと共に、片手を天に伸ばし堅く握り占め見つめる事暫し。ゆっくりと自身の腕を額に置いた。
その時、頭上の植木が音を立てて激しく揺れると同時に、1人の生徒がこちらに駆け込んできたのである。咄嗟に身を起こすと同じくして、結った髪を思いっきり踏みつけられてしまったのだ。髪が急に引っ張られる状態になった俺は瞬時にその相手を胸ぐらを掴む。すると分厚いレンズの丸眼鏡を駆けた黒髪の男子生徒の顔が目の前に飛び込む。
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次回の更新は3月15日 20時30分以降の予定です