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第三十話 世話焼き魔獣と甘えん坊の神獣Ⅷ

更新が遅くなり申し訳ありません!!

リアルがゴタゴタしておりまして中々時間が取れずに遅れてしまいました。



ドォォォォオオン!


大きな爆発音と共に街の入口の方で火の手が上がっていた。

「きゃぁぁああああああ!」

入口から叫び声があがると一斉に街の人たちは我先にと逃げ出し大混乱となった。


「なに?なにがあったの?」

マナリスは驚いた様に爆煙が上がっている方を見つめながら叫んだ。

「おそらく、森にいたケルベロスだ…。」

「えっ?」

僕の言葉にマナリスが驚いた様子で声を上げた。

「どうしてあの子達が街を襲うの?」

「わからない…。僕たちに嘘を付いたとも思えない…。可能性を考えるなら神獣に

何かあったかかだ?」

「とりあえず、エリザと合流を最優先にしよう。」

「わかった。」

避難するにも、現場に行くにしても3人が合流してからでなければ始まらない。

マナリスも同じことを考えていた様で直ぐに賛同してくれた。


僕らはエリザが買出しを行っていた商店の方に向かおうとした時、

「問題ありません、合流完了です。」

僕らの背後からエリザが声を掛けてきた。

「うわっ!」

「きゃ!」

僕とエリザは同時に驚きの声を上げた。

「行き違いにならなかった様で何よりです。」

大きな荷物を抱えてエリザは何事もなかった様に立っていた。

さっきまで、まったく気配はしなかった!絶対ただのメイドじゃないだろう?!

「いえ、ただのメイドですよ。」

僕の表情で考えを読み取ったのか、笑顔でエリザは応えた。

「エリザは旅に出ないで、ルシフェルの元に残った方が重宝されただろうに…」

僕は肩をすくめながらエリザに言い返した。

「私は自分で決めた主にしか従うつもりは御座いません。」

「はいはい、仲がいいのはわかったから、これからどうするか決めましょう!」

僕とエリザのやり取りを聞いていたマナリスが一番しっかりしていた。

「マナリス「お嬢様」立派になって!!」

僕とエリザが揃ってマナリスを褒めた。

「うぅ~~、子ども扱いして!」

マナリスが頬を膨らませながら怒ってきた。


まわりは大パニックなのに僕らはいつも通りのやりとりを行う。

慌てても良い結果は生まれない、いつも通りが一番良い結果に繋がるのだ。

「とわいえ、ケルベロスをいつまでも放置も出来ないし、街を襲った原因も突き止めないとな。」

「でわ、現場にむかいましょうか。」

「私も行くからね!」

僕とエリザが街の入口に歩き出すと、マナリスも慌てて僕らの後ろを付いてきた。

「付いてくるなら、自分の身は自分で守ること!無茶もしない!コレだけは守れよ!!」

僕の言葉にマナリスは嬉しそうに返事を返してきた。

「うん!!」

個人的には避難して欲しいところだが、目に見えるところに居た方が守りやすいのも確かだ。

それにあんなに嬉しそうに返事をされたら連れて行かない訳にはいかないだろう。

「お嬢様は私がお守りいたしますので…。」

エリザが僕に小声で呟いてきた。

「頼む。基本はケルベロスの相手は僕がするから。」

「畏まりました。」


僕らは街の入口に向かって走りだした。


「やれやれ、事件続きの旅だな~。」

僕は走りながらぼやいた。

「日頃の行いなのでは?」

自分の事を棚に上げてツッコミ入れてくるメイド。

「何も無い退屈な旅よりいいわよ」

お気楽なことを言う少女。

僕は退屈で平和な旅を望んでいたのだけどね。

そんなことを考えながら走っていると再度爆発が起こった。


ドォォォォオオン!

「あの子はどこ!?」

「あの子を返しなさい!」

ケルベロスの声が聞こえてきた。

やはり、フェンリルに何かあったようだ。

街の入口は避難が完了している様で守備兵以外は居なかったが、

しかし、その守備兵もケルベロスの迫力に戦意を失っている。

ただ、形だけ周りを包囲しているにすぎない。


ケルベロスの姿を見たマナリスが驚きの声を上げる。

「あの子、何であんなに巨大になってるの!?」

驚くのも無理はない。

先日のケルベロスは子供で大型犬並みのサイズだったのが、

今は建物より大きくなっていた。

「分からん!魔力の暴走か?それとも神獣の守り手としての力か?」

「神獣の守り手とは?」

エリザが質問してきた。

「詳しくは知らないが、神獣が生まれるタイミングで守り育てるものが

選ばれるという仮説があるらしい。」

僕も書物で軽くかじった知識だけだ。


「とにかく、ケルベロスを止めるぞ!話はそれからだ!!」



ブクマや評価の方も宜しくお願い致します。

本当に書く原動力・励みになりますので宜しくお願いします。


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