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現れた刺客

 新たな能力に目覚めた私だったが、それを特に使うことのないまま数日が過ぎた。まぁ、便利辞書は暇つぶしに使っているものの、前と何が変わったのかよく分からず、また夢渡りに至っては発動条件すら分からずじまい。またあのふわふわと浮いて自由に移動したいものだが。


「あら、おはようございますエルヴィ姫様。最近、起きている時間が多くなってきましたわね」


あ、おはようシシリー!今日も聖母だね。とまぁお決まりの喃語を返し、私は今日も一日プロの赤ん坊を努めるのだ。よっしゃ、最初の仕事だ。シシリー見ててよ!私は左腕を右側へと持っていく。シシリーがハッと息をのんだ。


「ま、まさか…!?」


フンっと体に力を入れて、重い体を動かす。赤ちゃんとは動くにも大変な生き物だ…。そして、数十秒の挌闘の末、私はコロンっと体勢を変えることに成功した。シシリーが興奮した様子で手を叩いた。


「姫様! 寝返りができるようになられたのですか!」


ここ数日の私の変化について述べると、まず私は寝返りが打てるようになった。最近、足腰に力が入るようになったのが分かり、これはできるぞと思ってしたのだが、正解だったようだ。喜ぶシシリーに私は満足そうに笑う。寝返りを打てるようになるには少し早いらしく、シシリーが私を天才だと褒めたので私はドヤ顔で寝返りを何度も何度もした。


「あぁ! 陛下に良い報告ができそうですわね」


シシリーがウキウキとした足取りで、私を抱き上げる。シシリーによると、父親たちはあと数日で帰還するようだ。まっ、私はどちらかというとあの父親にはあまり会いたくないのだが、シシリーが嬉しそうなので良しとしよう。どうせ勝ち星のことで頭がいっぱいで私の事なんて忘れているだろうし。私がシシリーの指を握ったり離したりしながら遊んでいると、トントンと軽快なノック音が聞こえた。シシリーの顔色が変わる。それは低い男性の声だった。


「…シシリー殿。ご帰還中の陛下御一行が敵兵と戦闘になったという知らせが入りました。知らせに来た兵士が負傷しております。どうか…」


げっ…何それまずいじゃん。でもなんでシシリーが呼ばれるの?シシリーって私の乳母…とかじゃないの?と、私が彼女を見ると、シシリーの唇は真一文字に結ばれていた。


「…私はすでに引退した身。他に癒者(ゆじゃ)はいないのですか?」


「皆、儀礼参りへ出ておりまして…癒しの魔法を使える者がおりません。傷の状態から癒者たちを呼び戻す時間はなく…大臣からシシリー殿を呼ぶように、と。聖女の使いと呼ばれたあなた様ならばお力として十分だろうと」


ゆじゃ…儀礼参り…聖女の使い…?聞き慣れぬ言葉に私は首を傾げる。便利辞書、ゆじゃって何?


癒者(ゆじゃ)とは癒しの魔法に特化した修道の道を進んだ者のこと。この世界では癒しの魔法は神々の恩恵として信仰化され、教会が管理している。どんなに修行を積んだ者も複数人で魔法の儀礼を行わなければ発動しない上級魔法とされる。聖女の使いとは癒者の最上級の称号で、単数で癒しの魔法を発動できる者のことをいう。年に1度、癒者は儀礼参りという、富に関係なく人々に恩恵を与えるために街に出向く』


おおっ!?突然便利辞書が益々便利になった!?検索中…とかいう無駄な間がないし、一度に様々なことも教えてくれる。なにこれ便利。


「大臣…ですか…」


と、感動するのはあとあと。シシリーが憂う顔をしているのだ。赤ん坊の私に何ができるのか分からないが、取り合えず事態を把握したい。んーと、つまり、聖母だと思っていたシシリーは本当に聖母で、一人で治癒魔法が使えるってことか。何それ凄い。でも、それなら何故こんなところで乳母何てやっているのだろうか…いや、私は全然嬉しいけどさ。


「…申し訳ありません。シシリー殿のお役目も理解しておりますが、何卒…」


男が言う役目とは私の乳母のことだろう。んーと、もしかして、シシリーって私の乳母兼護衛だったりするのかな?いや、たぶんそうだろう。自信ないけどさ。


「……負傷者の怪我の様子は…?」


強張った顔でシシリーが問いかけると、


「全身に切り傷、特に腹の傷が深く、中の方まで達していると思われます。また、調合薬の効果が見られないことから毒を浴びている可能性も考えられます。…どうか…」


という少々焦ったような声色で返ってくる。内臓も傷ついていて、さらに毒…そういう知識が全くなくとも重症だと分かる。シシリーの綺麗な顔が歪み、私を抱く力が強まった。自分の責務と目の前の命…判断に迷っているようだった。


「シシリー、行ってあげなよ。私は大丈夫だから」


思わずそう彼女に声をかける。驚いたように私を見るシシリー。あーとかうーとかで伝わるとは思わないが、迷うくらいなら行ってあげなよ。私は寝返りを打てる赤ん坊だよ。いざとなったら、寝返り連続でもして生き延びるからさ。


「姫様……。…分かりました」


おっ、伝わったか。シシリーは私をベッドに寝かせ、額にキスを一つ落とした。すると、私はすぐに眠くなり、うとうとと瞼が下がる。


「行って参りますわね」


少し心配そうにこちらを見るシシリーに私は声をかける。いってらっしゃい、でも、毒には気を付けてね。そんな私にシシリーは笑みを浮かべて部屋を出る。そして、私はシシリーが出て行ったドアの音とともに眠りの世界へと行くのだった。



――――――――――



 と思ったら、私はシシリーの元にいた。ふよふよと浮かぶ自分の体を見て、私はガッツポーズをする。これはあのときの夢渡りではないか!だが、益々発動条件が分からなくなる。…ま、いっか。気を取り直して、目的地についたシシリーが兵士の傷の状態を見ているのをのぞき込む。兵士は壁に背を持たれるようにして倒れていた。


「うっへぇ…血だらけ…よく生きてるなこの人」


全身傷だらけで特に腹部からの出血が多く、床は赤く濁った水たまりができているほど。皮膚がところどころ紫色になっているし…そこに膿もたまり始めている。私は顔を歪め、のぞき込んだことを若干後悔しながら、気持ちが落ち着くまで天井を見ていることにした。シシリーが魔法を使うところが見れればいいし、そのときになったら視線を戻そう。血だらけの兵士は時折うめき声をあげていた。


「…どうです?」


シシリーを呼びにきた男がそう尋ねると、シシリーは傷の状態を説明した。


「刃に塗り込んだ毒が全身に回っています。まずはこの毒を消さないと…」


そして、控えていた黒いフードを被った人に何かを取ってくるように言うと、まずは出血の多い腹部の治療から始めるようだ。ちかちかとした光が目に入り、私はそっと視線を戻した。


「…凄いな…みるみる腹の傷が塞がっている。これが聖女の使いの力か…」


男が感慨深くなるのも分かるほど、シシリーの魔法は綺麗なものだった。シシリーが手をかざした腹部は白い光に包まれ、ものの数秒のうちに出血とともに傷がなくなったのだ。…血はどこにいったんだろう…体の中に戻ったのかな?腹部の周りにあった傷もついでに治り、先程よりも血の気が戻った様子だ。だが、シシリーは首を振る。


「…いえ、これは応急処置に過ぎません。毒でまた傷が開きますから。」


汗を拭いシシリーは再度治癒魔法を施す。確かに、こう言っている間にも腹部から血が滲んできている。あぁ…また見ちゃった。私は再度天井を見る。こりゃ、私には向かない魔法だなと思いながら、向かいの窓から遠くの景色を眺めている。魔法を使うたびに気持ち悪くなってたら、いらぬ患者が増えるだけだろう。


「…こちらでしょうか!!」


そうしていると、黒いフードの人が瓶を持って戻ってきた。シシリーはそれを受け取ると、それを布に染み込ませて、傷口に当てた。ジュウっと嫌な音がし、よほど痛いのだろううめき声をあげる兵士。しかし、彼はもう血だらけではなかった。


「…悪魔の毒は魔法をはじくので、手遅れになる前でよかった…」


傷は跡形もなくなり、次第に呼吸も落ち着いた兵士に安堵の笑みを浮かべるシシリー。その姿はまさに聖母そのもので、兵士も傍に控えていた男もフードの人も、そして私もその姿に見惚れてしまう。兵士が安心したようにゆっくりと目を閉じると、体が横に倒れる。ハッとしたように男が兵士を支えた。シシリーがフードの人に医務室に運ぶように指示をし、男に声をかけた。


「もう大丈夫ですよ。あとは、安静にしていれば、数日で復帰できるでしょう」


シシリーがそう言うと、男は勢いよく頭を下げた。拳は強く握られており、よく見れば肩が震えていた。


「…シシリー殿。恩に着る……弟に変わり感謝いたします」


歯を食いしばりながら男は震えた声でそう言った。…なるほど、だからあんなに焦っていたのかと私は妙に納得がいった。よかったな、シシリーが聖母だったことに感謝しなよ、と私は頷く。まったく何もしていないくせになに目線だと、自分に突っ込みをいれていると、シシリーがふっと笑みを零した。


「感謝ならば、我らが優しき姫様に。あの方が行けとおっしゃらなければ、私はここにいませんわ」


シ、シシリー!!私の言った事伝わってたの??初じゃない??でも、本当に私は何もしてないから、シシリーの手柄だよ!!ようやく通じ合ったと歓喜する私の横で、ポカンとする男。だがすぐに笑みを零した。どうやら、シシリーの冗談だと思ったらしい。


「つまり、幼き姫様に借りができてしまったということですか」


「そうですわね。あの方をよろしく頼みましたよ。騎士隊長殿」


シシリーと男が顔を見合わせて微笑みあう。その何やらいい雰囲気に私は焦った。おい、男!シシリーに惚れるなよ!私が目が黒いうちはシシリーを口説くなんてさせないからな!!シシリー!ねぇ、そんな男はいいから早く戻ってきてよぉ!!


「参りましたな。表向き、私は第一王子の側の人間なのですが…」


男が困ったように頬を掻く。派閥というものだろうか。やれやれ…この男は敵側の人間という事か…と思ったところで、私は気づいた。ちょうど男の真上の天井が崩れ落ちたことに。


「危ない!?」


叫び声をあげ、私は思わず男に突進した…が、動いてから気づく。夢渡りの私って実体がないってことを。


「せっかく弟が助かったのに兄が死んだら可哀そうでしょうが!!」


傍観者である私にできることはないと半ば諦め半分の突進……だが、


「っ!? 何者だ!!」


なんとまぁ、勢いよく男の体に当たったではないか。見えない者に不意を突かれた男はころんっと横に転がる。だが、目を回している私とは違い、すぐに体勢を整えて戦闘態勢に入る。そんな彼が先程までいたところに、崩れ落ちた天井が音を立てて落下してきた。


「…!?」


あー…頭がぐらぐらする…こちら側に対するダメージの凄いこと凄い事。もう体当たりなんてしないと誓い、私は顔を上げた。男が剣を崩れた天井の方に向けている。…え?なに…見えない敵と戦い始めたの?


「……そこにいるのだ誰だ!!」


いや、ごめんて。でも、命拾いしたから許してよ。なんて思っていたら、何かを感じ取ったシシリーが走り出した。え、何々?どうした…


「シシリー殿! 私から離れないで…」

「また天井!? シシリー!」


男と私が叫んだのはほぼ同時だった。突如、シシリーの目の前に天井が落ちてきたからだ。間一髪、シシリーはその下敷きにならずに済んだが、来た道が塞がれてしまう。シシリーがそれを見て、真っ青になりながら私の名前を呟いた。


「はいはい、私はここにいるよシシリー」


体は別のところだけど。シシリーの顔の目の前で手を振るが、彼女は顔を真っ青にさせるだけで何も応答がない。やっぱり実体はないのかな?じゃあ、なんでさっき体当たりできたんだろう?


「シシリー殿!!」


男が声を張り上げるとともに、何やら金属音がすると思って振り返れば、男が誰かと剣を交えていた。それを見て私はようやく事態を悟る。…なるほど…姿が見えないのは私だけじゃなかったってことか。えー…敵じゃん。さっき命救ってあげたんだから、シシリーを守ってよ。おい敵、シシリーに怪我させたら末代まで祟ってやるからな覚悟しろよ。


パリンッ


野次を飛ばしているだけではなく、私も加勢した方が良いかと考えていた時。遠くで何かが割れる音が聞こえた。



――――――――――



 気づけば、私はベッドの上にいた。…え、なんで…?


「うー?」


キョロキョロと見回すと、眠りに落ちる前の部屋のままだった。いつもいるはずのシシリーの姿はもちろんない。シシリーは大丈夫だろうか…目を覚ます直前に聞こえたあの音…それで私は起きてしまったと考えていいだろう。誰かが花瓶を落としてしまったのか?


『眠りの浅い新生児がいる周辺に花瓶などの割れ物は置かないようにしている』


え、でもなんか割れる音はしたよ?じゃあ、あの音は何? もしかして、侵入者とか? 昔、お城見学で見た事のある忍者服姿の男たちが頭を過り、思わず笑みがこぼれていると……


『はい。あれは侵入する際、窓を壊した音と考えられる』


………は? 冗談だったので、まさか当たるとは露にも思わず…私は顔を引き攣らせた。え、侵入者って…私まずいじゃん!! しかも、足音はこちらへ近づいてきている。


「うえ……」


思わず泣きそうになり、私は口を閉ざした。泣いたら自分の居場所を示すようなものじゃないか!!


「………今、赤ん坊の声が聞こえてこなかったか?」


しかし、思いとどまったものの耳の良い侵入者によって、それは意味の無いものとなってしまう。ひぃっ!! どどどどうしよう!!


「赤ん坊を探せ。我々は任務を遂行する。…例の子であれば躊躇わず殺せ」


私は必死で考えた。赤ん坊がここに何人いるか知らないが、竜が変わらず毎日飛んでいることからすると、恐らく1番赤ん坊らしいのは私ということになる。つまり…私が例の子で殺される??なんで!?


『この王宮内にいる新生児、および乳幼児はあなた1人』


ほらぁぁぁ!! 知ってた!! 想像出来てた!! 私の想像が確信に変わったところで、私の知りたかったことはそれじゃないんだよな…と項垂れる。私が知りたいのは、私が死なないために今の私ができることだ。何か…魔法でもなんでもいい使えないだろうか?


『魔法使用不可。貴方が習得している魔法スキルはありません』


違う!! スキルなんて習得してないことくらい分かってる!! 私は苛立ちと焦燥感から大きく腕をピンッと伸ばし、体を左右へと動かした。隣の部屋が両脇とも開けられ、私を探す音が聞こえる。嫌だ!! 齢ゼロ歳で死にたくないって!! 何で私が死ななきゃならないんだ!!


「んむ?」


そして、私は気づいた。私自身の変化に。



━━━━━━━━━━━━



「ここで最後だ…」


部屋の前に男が2人。赤ん坊の声を頼りにして部屋を探したものの、何しろ部屋数が多く、しかも全ての部屋に新生児用の用具が一式揃っていたため、探すのに手間がかかった。


「面倒なことをしやがる」


舌打ち混じりで、乱暴に扉を開ける。すると、そこは今までの部屋とは少し雰囲気が違っていた。絶妙に温められた部屋の気温、小さなベッドの傍に置かれている玩具、そして微かに香るミルクの匂い。それらは、ここが本当の赤ん坊の寝室だと示していた。


「……いねぇな」


しかし、男達の何倍も小さいベッドには誰もおらず、近くに寄るとつい先程まで誰かが寝ていた痕跡がある。しかし、赤ん坊の姿はどこにも見当たらなかった。


「……あの泣き声はおとりだったか」


それならば、他の部屋にあった幼児用の用具も説明がつく。赤ん坊は今頃、従者たちの手によって安全な場所へと逃げ切れていることだろう。男たちは舌打ちをし、無駄にした時間に対して苛立ちが募る。その苛立ちを近くにあったでかいぬいぐるみにぶつけると、慌ただしく部屋を後にするのだった。



━━━━━━━━━━━━━━━



 あ、あぶなかった…。私は口をパクパクとさせ、思わず近くにあったぬいぐるみの尻尾を掴む。体が小さくて助かった。でなければ、男がぬいぐるみを踏み潰した時点で、後ろに隠れていた私の姿が見えていたはずだ。


「……うー…」


私はゆっくりとぬいぐるみから顔を覗かせた。男たちが去った後、他の気配はなかった。…シシリーは無事だろうか?あの怖い父親は? 心細くなり、思わずぬいぐるみの尻尾を口に含むと、少しだけ不安な心が和らいだ。私も立派なプロの赤ちゃんだ。


「………姫様!!」


それから、しばらく経っただろうか。数名の兵士と共にシシリーが入ってきた。シシリーはやけにボロボロだったが、大きな怪我もなさそうだ。その傍にはあの男がおり、その顔には切り傷が見えたのであの敵に苦戦を強いられたよう。よくシシリーを守ったな、お前は男だ!と私は男に勝算の言葉をかけていると、そのシシリーが空っぽのベッドを見て、息をのんでいるのが見えた。


「あーうー」


絶望に打ちひしがれたように床に座り込むシシリーに、私は慌てて顔を出した。


「姫様…!! あぁ…よかった」


私を見たシシリーが私の元へ駆け寄る。私は重い体を起こし、手足を進めた。シシリーが驚いたように口元に手を持っていく。


「ひ、姫様!? もうハイハイができるようになったのですか!?」


だよね。ついさっき寝返りができたばかりなのに、ハイハイができるなんて私も驚いた。だけど、ここでハイハイを習得できなかったら、私はお陀仏だっただろう。気味が悪いと思わないでくれと精一杯無邪気な笑みを浮かべようとしたが、その前にシシリーが私を抱きしめた。


「不甲斐ない乳母で申し訳ありませんでした。怖かったでしょう。よく泣かずにご無事でしたね。姫様がご無事で…よかった…」


…どうやら杞憂だったようだ。私は良い乳母に恵まれたようで、その腕にすり寄ると、さらに抱きしめてくれるシシリー。…シシリーも無事でよかった。私はその温かさに安堵し、体が持ち上がるのを感じながら再び眠りにつくのだった。本当、赤ちゃんの体って不便だなと思いながら。


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