閑話 自衛隊 新装備(随時更新?)
この物語で登場(予定)の自衛隊の新装備です。もちろん他にも新装備はありますが、書き始めるとキリがないのでこの辺に。
注意
架空の技術などがあります。さらに名称も適当です。おまけに大きさとかもあんまり考えていません。
『新領土開発(2)』の一部を修正しました。
〔陸上自衛隊〕
・21式小銃
部隊配備が進んでいる新型小銃。7.62mmNATO弾を使用する自衛隊の最新式小銃。固定銃床と折りたたみ銃床に別れた89式小銃と違い、試作を除く全てが折りたたみ銃床となっている。
見た目はSCARを黒く塗ったような見た目であり、レールシステムが標準装備されている。しかし小銃擲弾は従来と変わらずブレットトラップで発射する方式なので、擲弾発射機の装備は想定されていない。
着剣に関しては89式小銃の多目的銃剣をそのまま使用する予定だったが、ビーマイト戦役の各種戦闘の経験からより刃渡りの長い新型銃剣が採用されることになった。
ちなみに左利きでの使用にも対応している。
・28式戦車
48口径125mm戦車砲を搭載した第4.5世代戦車。
乗員は3名で、無人砲塔の為、乗員は全員装甲化されたカプセルの中に詰める。部隊間ネットワークも10式戦車以上に強化されており、自衛隊独自のネットワークシステムにも対応できるようにしている。
遠隔操作化された12.7mm機銃にも補助的な射撃管制装置を搭載し、アクティブ防御システムの一つになっている。
防御面についても衝撃硬化セラミック複合装甲や、対戦車ミサイルをネットランチャーから発射した形状記憶合金製のネットで迎撃するアクティブ防御システムを装備している。
・10式戦車2型
モジュール式装甲による後発の新型装甲の搭載や、新型砲の搭載を想定していた10式戦車だが、重量増や新型砲の装備によって設計を見直した戦車。10式戦車(無印)と部品を85パーセント共有している。
新型である28式戦車の導入もあり導入数は80両ほどにとどまる。
・96式装甲車改
73式装甲車を更新する装輪装甲車。96式装輪装甲車を改造したもので、防護力や搭載能力を強化したもの。しかし後述する23式ファミリーの採用、調達開始により21式装甲車の調達は68両で終了することになった。
・23式装甲車
23式ファミリーの一つ。16式機動戦闘車の車体をベースにしたもので、高い機動力と装輪装甲車としては高い防御力持つ。
・23式装甲戦闘車
30mm機関砲と対戦車ミサイルを搭載した歩兵戦闘車タイプ。89式装甲戦闘車を更新する目的で調達されている。89式装甲戦闘車の調達価格が高価になってしまった反省から、コスト削減が図られている。
・23式自走迫撃砲
国産の120mm迫撃砲を搭載する自走迫撃砲。主に北部方面隊と東見道方面隊に配備されている。
・24式偵察警戒車
『24式』とあるが23式ファミリーの一つ。一時は23式装甲戦闘車との一本化も考えられたものの、搭載する発電機の違いや、対地センサーの搭載などから別の車両として開発が進められた。通信能力が強化されているタイプも存在している。
〔海上自衛隊〕
・しなの型航空機搭載護衛艦
全長280m、基準排水量36000トンの航空母艦。F-35Cを32機、E-2D2機、SH-60K4機、MCH-101を2機搭載する。
二番艦の『あかぎ』も就役していて戦力化もされている。計画当初は三番艦も建造する予定だったが、これよりさらに大型の原子力動力の次期航空機搭載型護衛艦の開発が決定したため三番艦の建造計画は白紙になった。
・まや型ミサイル護衛艦
全長169.9m、基準排水量8200トンのミサイル護衛艦。あたご型の次級に当たる。
二番艦の『たかお』が公試中に異世界に転移となった。建造中だった『やましろ』にもイージスシステムも導入は間に合った為、ビーマイト戦役後に建造が再開されることになった。
巡航ミサイルの導入に伴い、巡航ミサイル用のVLSスペースが確保されている。
・はつはる型多機能護衛艦
全長130メートル、基準排水量4000トンの多機能護衛艦。年に2隻のペースで計8隻が建造、就役した。
あきづき型護衛艦に搭載されたFCS-3を小型化、簡素化した新型のFCSシステムを搭載していて、この大きさにしては高い防空能力を持つが対潜能力を重視している。
・のと型ヘリ搭載強化輸送艦
全長212メートル、基準排水量25600トン。海外(地球)でいう強襲揚陸艦にあたり、2隻が就役している。
しかし『しなの』型航空機搭載護衛艦に装備している航空機用エレベーターを無理に装備(当初は専用のエレベーターを開発する予定だったが、予算の兼ね合いでこうなった)したため故障が相次ぎ稼働率はそこまで高くない。
現在2隻とも改修中である。
〔航空自衛隊〕
・F-35A
42機の予定だったが、導入数の増加で63機の導入となった。それに伴い三沢基地ではステルス機整備施設が拡充され、自衛隊と在日米軍共同使用することになった。
配備される基地は、三沢基地、那覇基地、千歳基地。
・E-767
初期のE-767そのままではなく、搭載機器がアップグレードされているもの。新たに2機追加で導入された。
・JSM、JASSM-ER、LRASM
巡航ミサイル三種。JASSM-ERとLRASMの導入によってF-15でも対地、対艦攻撃が行えるようになったものの、異世界転移に伴うF-15退役時期の無期限延期措置による延命改修の方が優先された為、運用出来る機体はまだ少ない。
〔その他〕
・高高度飛翔標的機
弾道ミサイル防衛のより実践的な訓練の為、として導入された。
しかし実際は短距離弾道ミサイルの研究開発のために使われている。
・F2型電子計算機
存在自体が極秘事項になっているスーパーコンピューター。核兵器開発のシュミレーションの為だけに開発された。
『F』と『2』は旧海軍の『F研究』と『二号研究』からとられたもの。