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最後の舞台

「ここは……スタート地点フィールドじゃねえか!」


「始まりの場所で最後の決着をつける。どうだい? なかなかに粋な計らいだとは思わんかね」


「面白いですね……実に勝者を決めるに相応しい」


 皇帝エンペラーが言う。


「それで、どんな方法で決着をつけるのだ?」


 クレナイがO.Dに訊く。


「なーに簡単だよ。所謂いわゆる、乱闘だよ」


「成る程、それなら納得の勝者が決まる」


 クールが唸った。


「それでは、早速始めようか。君たちのHPとBPは全快にしといたから遠慮なく暴れたまえ!」


 O.Dはそう言うと指を鳴らす。


「あれ!? ウチ、塔の中に居たはずなのに」


「転送されたんだよ~」


 トマトちゃんとフルーツマンが現れた。


「……成る程な……決勝の見物に連れて来られたのか」


 究極アルティメット殿も現れた。


「見届けさせてもらおう」


 ハイパーサバイバル神ゴローも喚ばれた。


「準備は良いかな?」


 O.Dの問いにレッド達は頷いた。


「……それでは……決勝戦、開始!」


 宣言するとO.Dは消えた。


「では早速!」


【エンペラー・ステータス・アンロック】


 皇帝エンペラーがアイテムを手首に着けて、ボタンを押す。


【エヴォリューション】


 皇帝エンペラーの姿が変化すると同時に皇帝エンペラーは姿を消した。


「消えた?」


 クレナイは周囲を見渡す。


【エヴォリューション ブラスト】


「フィナーレ・フルムーン」


 クレナイの周囲に満月のような光の壁が現れる。


「なに!?」


「良いねえ……。これは」


 皇帝エンペラーが光の壁から光の壁へ移動しながらクレナイに切りつけていく。


(くっ……なんてことなのだ!? 動きが読めないうえに、光の壁に入られたら手出しが出来ない)


「そろそろとどめを決める!」


「どうやって光の壁が覆うここへ来た?」


「僕も進化しているのさ……皇帝エンペラー!」


【エヴォリューション ブラスト】


「ステルス!」


 クールが姿を消す。


「今だ!」


【エヴォリューション ブラスト】


「コンバート」


【ファイナル】


「仮面……キーック!!」


「しまった!?」


 クレナイの攻撃を受けて、光の壁が消え、皇帝エンペラーが吹き飛ぶ。


【アイテム】


「いけー」


 クールはバイクを呼び出し、皇帝エンペラーに突っ込む。


「うわあああ!!」


 皇帝エンペラーが宙を舞う。


あか、手伝って!」


「お……おう」


【タッグ】


 レッドを乗せてクールのバイクが加速する。


【エヴォリューション ブラスト】


「ワープ!」


 クールがワープを発動して、バイクに乗ったまま、宙に舞う皇帝エンペラーの元に移動した。


『紅蓮斬・ダッシュ!!』


 進化したレッドの刀を二人で握りながら皇帝エンペラーに突き刺した。


「あああああ!!」


 立て続けに攻撃を受けて、流石の皇帝エンペラーも倒れこむ。


【エヴォリューション ブラスト】


「コンバート!」


 駆けつけたクレナイが皇帝エンペラーの残りのHPを自身のHPに変換する。


「1だけHPを残しておいたのだ。あとは試合を観てほしいからな」


「ふふふ……。やはり君は、マスクド・クイーンだよ」


 皇帝エンペラーは座りこんだ。


「んじゃ……オレも降りるぜ」


「どうした、緋!? らしくない!」


 クールが驚く。


「レベルは飾りって考えは変わってないけど、どう考えても二人には敵いそうにないからな。あとは観ることに徹するぜ!」


「……分かったよ。緋の分まで僕は頑張るから見ていてくれ」


「おう!」


「七菜。後輩だからといって加減はせん! わたしは誰であろうとも真剣勝負を望むのだ」


「破耶先輩に手を抜く余裕なんて僕にはないので……全力でいきます!」


 クールが走り出す。


「いくぞ!」


 クレナイも走り出した。

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