★キャラ解説及び補足説明★ ~第10話まで
《カラオケ四天王》
県内一位の偏差値を誇る北川高等学校の2学年内で、
カラオケにおいて最も高得点を出せると言われている4人。
彼らは全員、他人に出来ないような「専用技」を習得している。
どうやら、毎朝シンギング・ウォーズにて対戦を交えるのが
日課となっているようだ。
・岡本 龍星
今作の主人公。
北川高校2年E組。母子家庭の一人っ子。
「友達」の意味が分からないと言い張り、
性格も暗いが、小学校時代は普通に明るい性格だったらしい。
その原因は、小学校時代の親友の死だった。
専用技は「うなり式ビブラート」。
振動数が僅かに異なる2音を同時に喉から出す事が出来る。
だが、これはカラオケの採点時には加点されないため、
本人はただのパフォーマンス向けの技だと言っていた。
・武土井 浩介
北川高校2年C組。
大柄で体型と声は太め。
いかにも某人気漫画のジャ〇アンのような容姿だが、
性格は大人しいらしい。
専用技は「超声域」。
何と4オクターブ目のミまで出す事が可能と言われている。
シンギング・ウォーズプレイヤーが次々と殺される現状を恐れ、
カラオケ四天王を抜ける事に決めた。
・八柏 和彦
北川高校2年B組。
短髪で、よくいる普通の高校生。
その発言には子供っぽいところがあり、
精神年齢はこの4人の中で一番低いと思われる。
専用技は「限界フォール&コブシ」。
歌詞の一句一句に大量のフォールとこぶしを入れ、
まるで演歌のような歌い方で高得点を目指す。
かなりの音感がある故に出来る技らしい。
裏切った手塚にナイフで胸部を刺され死亡した。
・岩崎 雅
北川高校2年D組。
身長185cmでイケメンの「オカマ」。
チャットでは更にその女口調が協調される。
オカマとは言えど、容姿のために女子からの人気は高いが、
男子からの評判は最悪である。
専用技は「絶対音感ofオポネントデストロイ」。
一曲につき平均99%のキーを正しく出す事ができるという。
これは4人の中でも至ってシンプルではあるが、
カラオケの高得点を得るためには最強の技らしく、
4人中、最も平均獲得ポイントが高いと言われている。
《アブソリュート・アーツ社の人物》
東京に本社を置く超巨大企業。
ネットゲーム、「シンギング・ウォーズ」の運営、開発に加え、
通信カラオケ「EXTREME」の製造、販売を行う。
・伊集院 雷人
シンギング・ウォーズ及びEXTREMEのシステムを単独で開発し、
それをアブソリュート・アーツ社へと持ち込んだ人物。
26歳。
シンギング・ウォーズ運営チームのリーダーをしている。
だが、何やら裏があるようで、とある計画を独自に進めているようだ。
エクソルチスムスの襲撃を受けた際には、
何事も無くナイフを持った男2人を素手で軽く倒した。
・園原 紫苑
アブソリュート・アーツ社の社長。45歳。
伊集院が来る前から会社運営で実績をあげており、その運営能力は高い。
ガッチリとした体格で、さらに全身を高級な服装でまとめているため、
いかにも大会社の社長という雰囲気を放つ。
・蔭山 神門
シンギング・ウォーズ運営チーム第二責任者。
主にゲームの企画類を担当する。
極端に口数が少ないが、自分より立場が上の者には
本音を打ち明け、忠実に従う。
伊集院も認めるほどの企画力を持っている。
《エクソルチスムスの人物》
全国の若者を服従させ、狙ったターゲットの殺害を行う組織。
カラオケが流行り過ぎて社会問題となっている今、
人を駄目にするカラオケを始末すべく動き出した。
・澄田 鏡夜
麗華の兄。22歳。
このカラオケに汚染された日本をどうにかするために、
シンギング・ウォーズプレイヤーを殺害し、
若者をカラオケから遠ざけようとする。
彼には特殊なカリスマ性が備わっており、
目の前にいる相手を恐怖によって自分に服従させてしまうらしい。
・手塚 祐介
龍星と同じ将棋部の2年生。
だいたい何をやってもうまく行かず悩んでいたが、
実はエクソルチスムスの手下として動いていた。
龍星を殺害しようとしたところを麗華によって妨害され、
そのまま殺害された。
《一般人物》
・澄田 麗華
北川高校2年E組。
物凄く小さい声で話すため、彼女の声を聞く機会はまずない。
話しているのをほとんど見ない事から、
龍星は、自分のように
「友達」と呼べる人間はいないと予想していた。
実は、様々な事情を抱えていた事が判明。
「電子機器類」の画面を数秒間見ていると、
性格が凶暴化し本音がポンポン出るようになるという変な特性を持っている。
右前腕を覆う大型のスタンガン「デス・コンビクション」を所持し、
敵を気絶させる事が出来る。
裏切り者の手塚を躊躇無く殺害した。
・瑠璃川 琥珀
北川高校2年E組。
株式会社ジュエルエレメンツ社長の娘で、家は大金持ち。
病弱で、頻繁に学校を休むが、
登校してきた際の彼女の様子に病弱な面影は一切ない。
女だろうと男だろうと誰にでも話し掛けてくる。
・池田 和也
北川高校2年E組。
常に「です、ます」口調ではあるが、
彼の話題の大半はネットゲーム。
非常にスマートな体型、メガネ、お坊ちゃまヘアーで、
いかにも頭が良さげな雰囲気を漂わせているが、勉強はクズレベル。
メガネのフレームを中指でクイッと上げる癖がある。
龍星とシンギング・ウォーズで対戦した際には、
アバターの身体能力差を感じさせないほどの操作の腕を見せた。
何か、自作の武器を作っていると言うが・・・・。
・漆原 浩一
関野高校2年生。
龍星とは小学校の高学年から中学校卒業まで
ずっと同じクラスであったらしい。
社交的で、明るい性格。
龍星の過去について知っているらしいが・・・・・。