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エフェクトーン

 後悔してることがあるんだ。


 エフェクトーンっていう、ドアとかにセンサーとスピーカーを設置して、開閉時にゲームのエフェクト音がなる玩具――って、君には言うまでもないことだけど、知らないひともいるだろうから一応ね。

 君が好きだったゼルダの伝説、その一番くじでせっかく引き当てたのに。次のデートの時に渡そうと思って……結局、次のデート自体がなかった。


 遠距離を言い訳にせず見舞いに行ってれば、そうでなくても郵送なりしてれば。

 当たった話をした時は君も喜んでたし、取り付けたらはしゃいで何度も鳴らしていたかもね。それでやりすぎて家族に怒られたりしてさ。電話で楽し気にその話をして笑い合う――そういうことだって、あり得たはずなのに。

 今はもう、起き上がることもできないから、せっかくの玩具で遊んでもらうこともできない。


 こんなことを考えたら、外なのにちょっとだけ泣いてしまったよ。


 これが俺の後悔。楽しそうにしている君の姿、喜んでいる君の姿を、もっと、もっと、見ていたかった、な。


 明日はもう少し明るい話にする……できるといい、とは思うけれど。

 まぁなんていうか、過度の期待はしないでください。


 それじゃ、また明日。

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