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 あなたの声が好きでした。


 ひとは誰かを忘れる時、まず声から忘れるのだと、なにかの本で読んだことがある。


 大好きなひとの、大好きな声を忘れてしまうのだとしたら、それはとても悲しいことだ。だから、何度も思い返す。君の声を、言葉を、記憶に焼き付けるように、何度も、何度も、繰り返し。


 22日だったから、そろそろ10日になるのかな、君の現状を聞いてから。あの日から、寝ても覚めても君のことばかり考えるよ。


 本当は毎日君への言葉を形にするつもりだったんだけど。

 ダメだな、辛くて、何も考えたくなくて、一日空いてしまったよ。

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