混乱
短いです。
「は?じいさん?どこだ?」
俺はあまりに突然のことに混乱する。
「みんなどこへ行ったんだ。それにさっきの声は」
「該当種族に恩恵『ステータス』の効果を反映、
全人類にスキル『簡易鑑定』を付与、
聖域を展開、
人類の聖域への転送を開始、だったか。」
「『ステータス』か」
俺がそうつぶやいたとき、俺の手首の上あたりにホログラムのような何かが浮かび上がった。
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夜桜律
種族:仙人族
ーースキル
『武術』
『簡易鑑定』
ーー種族スキル
『気功』
<色>
『青』
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「まじか……」
ホログラムには、RPGゲームでよく見るようなスキルなどが書かれていた。
「名前は良いけど、LVとかステータスは、ないのか?」
LVとステータスはRPGでは定番なんだけど。
「小説ではこういうとき『鑑定』が役に立つんだけど、」
俺がそうつぶやきながらホログラムをみると、
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仙人族
気功を使うようになった人族。
『武術』
武術を扱うものが獲得するスキル。
『簡易鑑定』
簡単にものの情報を読み取ることができる。
『気功』
仙人族の種族スキル。<色>により能力が異なる。
『青』
気功の特性の一つ。
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「なるほど……」
(まったくなるほだない)
じいさんたちはおそらく人族で、聖域に送られたんだろう。ひとまずじいさん達を探しに行かないと。
「それより自分のことだな。食料、狼、もろもろ心配事が多いな」
「それに、『青』というのも気になる」
ひとまず俺は家に帰り、朝食をとることにした。




