表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】ブラック企業で働く私が落ちた落とし穴の先はイケメン御曹司が住むお屋敷へと繋がっていました。  作者: 望月ナナコ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

51/89

50

・・・ここは?


目覚めると全く知らない建物の中で布団に横たわっている自分がいた。


『ゆき、起きたか?・・・身体は大丈夫か?』


『・・・秋道さん!顔、怪我してるじゃないですか!大丈夫ですか?でも、とにかく無事で良かったですって痛っ。』


秋道さんの姿を見てガバッと起き上がったのはいいものの首に鈍い痛みがあった。


『無理するな。道中運びやすいように失神させられていたのだ。私もあの後必死に抵抗したんだが捕まってしまい・・・力及ばずでかたじけない。』


『何言ってるんですか!複数人で襲うなんて千代達が卑怯すぎます!謝らなきゃいけないのは私の方です。また迷惑かけちゃって・・・こんな事になるなら一人で山を登ればよかった・・・。』


『いや、そんな事は無い。ゆき一人だったらもっと酷い目にあっていたかもしれん・・・時継様の事で千代様は周りが見えなくなってしまっている。』


『・・・ここは一体どこなんでしょうか?』


『ここは千代様のご実家が所持している建物のようだ。建物の周りには常に見張りが立っている。』


『私達が逃げられないようにって事でしょうか・・・?』


『恐らくは・・・。』


時継様・・・きっと千代だけじゃなく私や秋道さんも一緒にいなくなってさぞ混乱しているに違いない。それにしても・・・こんな所に私達を閉じ込めて千代は一体どうするつもりなんだろう?


『これから・・・どうしたらいいんでしょうか・・・。』


屋敷へ戻りたいのは山々だが見張りがいる状態で抜け出すのはなかなか難しいだろう。


『秋道さん、ここからどうやって帰れるか道のりは分かりますか?』


『まあ一応分かるが・・・お屋敷まではかなり遠いぞ。馬に乗っていければかなり違うのだが・・・。』


ここはそれくらい遠い場所って事か・・・。


『ゆき、何をするにしてもお互いこの身体では辛いだろう。身体が治るまでは養生したほうがいいのではないか?それにここに大人しくいれば見張りも何も手出しはしてこないようだ。』


確かに山を登った疲れがまだとれてないのか身体もだるいし首も痛い。秋道さんも顔だけじゃなく身体にも擦り傷が多く見られた。あの時きっと必死に抵抗してくれて出来た傷だろう。これからどうするかも考えなきゃいけないし、とりあえずはこの家で休ませてもらうのもありかな・・・。


『そうですね。逃げるにしても見張りの動きを把握しなきゃですし、身体の疲れを取りつつしばらくはここで様子を見ましょう。』


・・・てことは秋道さんと二人で生活するって事になるのか・・・なんか緊張するな・・・。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ