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10歳のシン

時は経ち僕が10歳になった。


5歳から父さんに剣術の稽古をしてもらい今では屋敷内では父さん以外には負けなしまで成長できた。

これも限界突破のおかげだね。

あと不眠不休はすごい・・・・

前世で社畜をしてた僕だけどこのスキルは社畜魂を奮い立たせる。


少しでも家の役に立ちたくて始めた剣術をみんなが寝静まった頃から朝まで鍛錬を行う事で疲れしらず

の永久訓練坊主が完成された訳だ。


最初は子供は成長が早いなと納得していた父さんも最近ではさすがに不審がっている

かあさんに関しては親バカ前回でうちの子は天才とテンションが上がる一方だ・・・・


そんなかあさんも僕に唯一許してくれない事がある。


魔法だ


かあさんは魔法は教えたく無いみたい。

魔法があれば僕はもっと家の役に立てるのに・・・


あ!そうそう最近変な奴によく絡まれる・・・・


「やぁシンボーイ今日もバカみたいに剣術かい?剣術は素晴らしいが出世でき無いぜ?」


「こんにちはアーサー君最後に頼れるのは自分の体だよ?働くには体力もいるし!」


「君はどうしてそんなに庶民的なんだい?働く?僕たちは貴族だよ?平民に働かせればいいのさ。所詮は搾取される者達君の家みたいに叩き上げの脳筋オヤジに育てられた家ではわから無いかんがえだろうね」


そう言ったこいつは”アーサー・ウォード”ウォード家嫡子で次期当主筆頭だ僕と同い年でやたら絡んでくる。


「アーサー君僕の事を悪く言うのは構わ無いけど次僕の家族の悪口を言ったら許さ無い。一回だけ許すから次からはやめてくれ」


「どうしたシンボーイ急に大人びた口調になって、君の母君のような間抜けな所が君のいい所じゃ無いか」


サッ!スチャ。

「お、おい冗談だろこんなことしたら家間の争いになるぞ!!」


「僕は一度警告したはずだ。次は許さ無いと」

僕は剣でアーサーの首元に刃を当てていた。

僕の今の上司はかぁさんとうさんだ上の者をバカにされては我慢でき無い。


「いいぞなら決闘で勝負してやる!!!」


「いいよ。僕は構わ無いから魔法でもなんでも使っておいでよ」


「死んでもかまわないんだな?!」


「死ぬ?殺すって事かい?言葉をもっと選びなよ三下。君の実力をわからせてあげるよ」


「ふはははははこのウォード家のアーサーを相手にその口ぶり明日泣いても許さ無いからな!」


「なら明日の正午僕の家の修練場で待つよ」


「逃げるなよシン!!!」


「そっちこそね」


そう言ってアーサーは帰って行った。

うん。勢い余って言ってしまったがどうしよう。

魔法の対策とか・・・・・


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