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ちょっくら異世界転生しちゃいなよ!


「知らない天井だ。」


俺は昔見たアニメのワンシーンを口に出して見たが実際は天井等ない

ただ真っ白な空間があるだけだった。


「死んだ?あー死んだか。うんまぁなんだ大人になってから仕事ばっかしてたしまぁいっか」


実際俺の心境的には全く動揺は無く穏やかそのものだった。

未練がないといえば無くはない。

昔からの連れに会えないのは寂しいが最近会えても無いしうん。


『キミキミ!死んだかもしれないけど随分と冷静だね!』


急に空間に声が響いたかと思うと俺の目の前に子供?が姿を表した


「なんだお前大人に向かってキミだと大人をなめてはいけません!」


『僕君より遥かな時間を生きてるんだけどなぁ、ま!そんな事はどうでもよくてさ!君の人生ってすごいよ

 ね!僕ずっと見てたんだけど後半つまん無くなっちゃった。そこで一つ提案なんだけど君さ今までの世界

 とは違う世界に転生してみない?』


「断る」


『うわぁ食い気味だね、ちなみになんでか聞いてもいい?』


「働く事がもうできないからだ、俺はお客様に手をあげてしまった。不適切な言動もしてしまったそんな俺がもう働く事なんて出来ない。」


『とことん社畜脳に君はなってるようだね。そりゃつまんない人生になるわけだ昔の君を思い出しなよ

 ドラゴンヘッドの将人くん』


その名前で呼ばれるのは10年振りか懐かしい

当時の俺は地元ではヤンキー

界でも指折りの族であるドラゴンヘッドの初代総長だった。

あの頃は何もかもが輝いていた仲間と過ごす学校も夜に流した峠道夜中に馬鹿笑いしたコンビニの前

全てが充実していた。

仕事だってそうだバイトではあったがバイクを買うためやギターや目標があってそのために頑張る目標があった

でも今はそんな事は無い毎日なんの目標も無く過ごすただの奴隷のように働く言われた事上司の言う事が神のお告げのように妄信しそれに従い自分の体に鞭を打つ。

決して高く無い給金をもらうために親の死に目にも会え無いただそれが当たり前のように・・・・


気づくと俺は涙を流していた。


『君は正直者でバカでうるさくて無鉄砲で暑苦しいけど仲間おもいでただただ楽しい事が好きなおバカさんなはずだよ。君はキミらしくありのままの君が生きた軌跡を見せておくれよ。

 てなわけでちょっくら異世界転生いってらっしゃい!』


「お、おいまてうわぁぁぁぁぁぁぁぁあ」


あいつ人の考え無視しやがって。

次あったら絶対許さねぇ。

てか転生って事は俺は赤ん坊から初まるのか?

今更ガキを体験するなんて・・・

何をすればいいんだ。


『ちなみに生きやすい様に俗に言うチート能力あげちゃう♡』


その言葉を最後に俺は又意識を手放した

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