無音
夏の終わりがもう来ている今、僕は夏休みの宿題に追われている。高校生になり、かなり浮かれていたようで、夏休みが終わる1週間前にも関わらず、手をつけていない課題で僕の机の上は覆われている。僕はふとリモコンを握り、スイッチを押す。冷たい風が心地よい。
「やるか。」
初めて10秒後、僕のスマホの着信音が部屋中に鳴り響いた。無視しようと思ったが、どうにもそうはさせてくれないらしい。一気に50に膨れ上がった着信の数が何故か胸騒ぎを覚える。これはやつが…!僕の額から少し汗が流れた。とりあえず、部屋の周りを1周してみる。もうどうにもならない。ちょうどその時、母が僕を呼ぶ声がした。母の声が僕の部屋に届くと僕は慎重に階段を降り、扉を開けた。そこには僕の弟がいた。
初投稿の初心者なものです。今回の小説はよくあるアレですね、